5. Declan McKenna / Brazil
個人的「Glastonbury’s Song of the Year」な1曲。グラストンベリーの新人枠を勝ち抜いて、ステージにたった夢掴んだ系ギター少年。若さ故の超絶なポップさを武器に、おでこのニキビがなくなるまでに、どこまで駆け上っているか楽しみ。
4. George The Poet / Search Party
社会問題や政治までを、ポエトリーリーディングでぶった切る英国インテリ紳士。「音楽を聴いて何かに気づく」の代表格。こういう日本人がふらっと登場してくれたら、今年の夏のアレも少しは楽しめたのに。
3. SHOPPING / STRAIGHT LINES
やっと新譜を出してくれたイーストロンドンのカリスマ。しばらく前からロンドンの東側の薄汚い小箱でこういう音楽がよく鳴っているけど、その中で一番イケてる音を出す人たち。物販のTシャツが超絶ダサいのに、つい買ってしまうくらい音がいい。
2. Benjamin Clementine / Cornerstone
この奇才を超える衝撃がほぼなかった2015年。ピアノと地声だけで、その場の雰囲気を一瞬で変えられる「音楽としての強さ」に感服。強さ故、BGMには向いてないのに、ついつい流してしまうof the Year受賞。
1. Will and The People / Trustworthy Rock
Spotifyの個人アカウント視聴回数ダントツ1位。かわいい顔してアイロニック。かっこいいのに隙だらけ。ポップなのに哀愁全開。この天才にそろそろスポットライトが当たりますように。
Comment
ライフワークである海外フェス情報サイト『Festival Junkie』に加え、『富士祭電子瓦版』『EDMMAXX』『Festival Life』などを立ち上げ、「フェス×メディア」という切り口で音楽と向き合った2015年でした。今年も海外フェスの新人ステージを中心にマイペースにディグった1年でしたが、自分が思う「スピンコースターっぽい曲」を選んでみました。SpotifyもAviciiも来ませんでしたが、結局最後アデルに全部もってかれた痛快な2015年でした。