5. Lucy Rose / Our Eyes
3年ぶり2作目となった『Work It Out』からのリード・シングル。歯切れの良すぎるヴォーカルと高揚感あふれるメロディはPhoenix〜Haimにも通じるかも? 盟友のBombay Bicycle Clubより全然好きッス。
4. Bully / Trying
ライオットガールやグランジの復権が騒がれた今年、中村アンばりに立ち上げたバング&金髪で、全盛期のCourtney Loveを思わせるシャウトをぶち撒けたAlicia嬢には痺れました。NYではMetzの前座を努めたのも納得。
3. Indigo la End / 悲しくなる前に
ラブシャでこの曲のリフが鳴らされた瞬間、電撃が走りました。The StrokesとBattlesがセッションするかのような音像と、切なく駆け抜けるヴォーカルがツボすぎてリピート不可避。川谷絵音さんはガチで天才ですね。
2. Refused / Elektra
17年ぶりの新作『Freedom』からの先行シングル。Toolにも匹敵する骨太なサウンドと、Dennis氏(イケメン)の鬼気迫るシャウトが凄まじく、アドレナリンがドバドバ吹き出て卒倒しそう。来年こそ単独公演をぜひ!
1. Courtney Barnett / Pedestrian at Best
(過去記事:Courtney Barnett / Pedestrian At Best)
世界的には「Depreston」の方が高評価ですが(たしかに名曲ですよ)、1月にシンガポールでこの曲を聴いた時の衝撃は忘れられません。「グランジに目覚めたThe Streets」というコピーは我ながら的を射ていたかも…。
Comment
2015年はもう、Courtney Barnettに尽くした1年と言っても過言ではありません。1月にシンガポールのフェスで聴いたあの曲に衝撃を受け、アルバムの日本盤が出ると知るや否やレーベルに直談判してライナーを執筆、さらに10月の来日時(大阪・東京・サイン会すべて参加)には対面インタビューも果たすなど、少なからず国内での認知度UPに貢献できたと自負しています。あとはシェラック22年ぶりの来日も叶ったので(もち全公演追っかけました)、来年はPearl JamとPJ Harveyを拝み倒すために仕事&貯金を頑張る所存です。ひさびさに楽器もやろうかなー。
(Text by Kohei Ueno)