SPIN.DISCOVERY -VOL.02- Report

Thank You!Hey Anna!

Thank You!Hey Anna!
SPIN.DISCOVERYのヘッドライナーHey Annaのライブレポート!最高に幸せなグルーヴが会場を包みました!

2014.11.9(日)に開催した『SPIN.DISCOVERY -VOL.02-』このイベントでのオファーがきっかけとなり、NYブルックリンから初来日を果たしたHey Anna。7日横浜/8日新宿と連日のライブを経ての日本最終公演。日本国内における「洋楽離れ」が叫ばれる中、多くの音楽ファンがこのライブに駆けつけた。
来日最後のHey Annaのライブを見届けようとするHey Annaの大ファン、洋楽インディーファン、Spincoasterのユーザー、邦楽のアーティストを目当にきたけど、せっかくだからと最後まで残った人、音楽業界関係者、この日の出演アーティスト、そしてSpincoasterやアーティストのスタッフ。居合わせた理由や背景は様々で、もしかしたらHey Annaのことなど全く知らない人もいたかもしれない。しかし、あそこにいた全ての人が純粋に「音楽が好きな人」であったことに疑いはなかった。

 

SpincoasterでHey Annaを紹介した、キュレーターであるNojimaがHey Annaへのバトンを渡すためにVampire WeekendやHaim、Smallpools、Best Coastなど夏感のある海外のインディー・ロックで場を温めた。Summer Twinsの「We Will Love You」が流れると同時にメンバーが登場し、それぞれの位置についた。 偶然にも彼女たちにとってピッタリの登場曲となった。Bassのケイティーは狐のお面をつけている。

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BGMと照明が全て落ち、キュートでポップな彼女たちの印象からかけ離れた、しっとりとしたダークな楽曲「White Fang」が暗闇中、スタートする。彼女たちのコーラスの美しさが際立っていた。
そして2曲めから「move」「Tangerine Lightning」「Cloudbird」とポップなナンバーが続き、徐々にフロアが温まっていく。MCをはさみこの日、最初のハイライトを迎える。

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アンナがボーカルを取る、青空の広がる海岸沿いをドライブするかのような、突き抜けてさわやかなナンバー「Tim McQue」だ。

演奏後にケイティーが「超ウレシイ!シアワセ!サイコウ!ヤッタヤッタ−!」とはにかみながら、日本語で気持ちを表す。これにアガらないわけがないだろう。

レゲエ調のまったりとした「Love Love Baby」、ベッドルームナンバーの「Superglue」とブレイクをはさみ、ここから次々とキラーチューンが続く。
アップテンポで力強いドラムが印象的な「Blackout」来日記念盤に収録された疾走感のある新曲「Anaphase」で会場は一気にヒートアップ。

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そして次々とリズムが変調する「By the Bay」では、姉妹三人がそろってキュートに両手を左右に振る。つられてオーディエンスも手のひらを左右にフリフリ。気がつけば、フロアの隅から隅まで、幸せな空気が充満していた。

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そして、このタイミングで投下されたのは、彼女たちのキラーチューン「Dance Until Three」。メンバーもオーディエンスも踊り、歌い、手を叩く。フロアに満ちた幸せな空気に、音楽の肉体的な楽しさ加わり、盛り上がりは最高潮に達した。見渡せば、本日の出演者であったShiggy Jr.のメンバーがステージ袖で、食い入るようにライブを見つめ、Lucky Tapesのメンバーが最前列で大いに煽り、左側の階段でfulaのメンバーが大騒ぎをし、N.O.R.K.のメンバーが拍手を送る。誰もがプレイヤーである前に、1人の音楽好きであった。

「この中でアンナは誰だと思う?」というMCからメンバー紹介。イケメンでお調子者のドラムのマットが客を煽り、皆がそれに応える。
日本の共演アーティスト、オーディエンス、Spincoaster、そして彼女達を発掘したThistimeの藤澤氏への感謝を告げ、最後の曲「PIA」がスタート。フロア全体がこの瞬間を噛みしめるように、音に合わせて体を揺らす。

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鳴り止まない「ワンモア!」の声に応え、すぐにエリンとアンナが登場。2人だけで「Mt.Picchu」の演奏を開始する。他のメンバーが加わり、北欧のバンドのような美しいバンドアンサンブルを展開した。

この曲で終わりかと思いきや、エリンが「また戻ってくるわ!」と宣言し、もう1曲披露。Hey Annaが日本で最後に演奏する曲に選んだのは、The Ronettesのカバー「Be MY Baby」
エリンがベースを持ち、ボーカルをとるケイティーがステージを動き回り、客を元気に煽る。切なくポップなナンバーに大合唱が生まれる。最高に幸せなグルーヴが会場を包んだ。この中に、最初からHey Annaのライブを心から楽しみにしていた人がどれだけいたかは正直分からない。しかし、あの場にいる誰もが彼女たちと、彼女たちが奏でる音楽の虜になっていた。音楽好きだけが集まった空間だから生まれた奇跡に涙した。

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演奏が終わった後も、お互いに感謝の声が鳴り止まなかった。
最後にオーディエンスとステージで記念撮影をして、彼女たちはステージを去った。

Hey Anna集合

終演後も物販で沢山のファンとのコミュニケーションを取り、打ち上げでは他のアーティストと大いに盛り上がり、一向にライブの興奮が冷めない彼女たちは、クタクタに疲れているはずなのに、近くのミュージックバーで3時まで踊るのであった。(Text by  Kohei Nojima / Photo by Hiromi Matsubara)

SPIN.DISCOVERYの来場者の感想はこちら↓
SPIN.DISCOVERY -VOL.02-(2014.11.09)感想まとめ

Hey Annaのツイキャスのライブ映像を公開!

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