FEATURE

Rootscoaster Vol.100 / 山口一郎(サカナクション)


次から次へと新しいことに挑戦を続ける山口一郎。そんな彼の「原点」とも言える3曲を伺いました。

2016.03.25

アーティストや音楽に関わるパーソンの人生のルーツとなった楽曲を紹介する”Rootscoaster”、その記念すべき、第100回目はサカナクションのボーカル、山口一郎です。レーベル”NF Records”の設立やクラブイベント”NF”の開催、そして今年の7月に地元北海道で開催する念願の野外レイブ”SAKANATRIBE”を開催するなど、次から次へと新しいことに挑戦を続けるこのタイミングで、彼の「原点」とも言える3曲を伺いました。

(Text by Kohei Nojima)


1. OASIS / Wonderwall


僕の音楽ルーツは、小学校の頃に聴き倒していたフォークソングなのだけれど、この曲を聴いた衝撃で、それまで書いてきた自分の曲の方向性を一気に変化させた。フォーク少年だった僕にロックという概念を植え付けてくれた曲。


2. REI HARAKAMI / Owari no kisetsu

https://youtu.be/zAQJpO9khOo
エレクトロニカやテクノ等、クラブカルチャーにおけるマイノリティ性を自分のサウンドに混ぜ合わせ、どう大衆化させるか悩んでいた時期に出会った曲。この曲というかREI HARAKAMIという天才が日本のシーンに与えた影響は非常に目に見えにくいが、とても巨大だ。


3. 坂本龍一 / WAR&PEACE AOKI takamasa remix

AOKI takamasaのオフィシャルWEBサイトで試聴いただけます。(Track.05)
音楽における芸術性は、時に非常に難解な物として受け取られるが、この曲のバランス感覚は、いつどんな時代が来ても決して古くならない本当の新しさを持ち合わせていると僕は思う。


Message

音楽は自分を様々な気分にしてくれます。歌があるもの、ないもの、本当に様々。長い目で見ると人生の中にも様々な気分があって、それを埋める音楽を探すことが僕にとっての音楽の探し方だったりします。皆さんにも今の自分の気分を代弁してくれる音楽や、音楽を通じてそれを感じられるカルチャーに出会えることをミュージシャンとして僕は願っていますし、それを生み出せるように精進したいです。


Profile

山口一郎 (サカナクション)
2005年にサカナクションとして活動を開始し、2007年にメジャーデビュー。
2015年、クリエイター・アーティストと共に 音楽に関わる音楽以外の新しいカタチを提案するプロジェクト「NF」を恵比寿LIQUIDROOMで定期開催。
さらに ビクターエンタテインメント内に新レーベル「NF Records」を設立するなど新しい取り組みに挑戦している。映画「バクマン。」音楽で第39回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。
2016年7月17日には地元北海道にて、野外で行うオールナイト複合カルチャーイベント「SAKANATRIBE」を開催。

「ミュージシャンの在り方」を先進的にとらえて表現し続けるその姿勢は、幅広い層からの支持を獲得している。

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