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millennium parade、綾野剛&舘ひろし初共演の映画『ヤクザと家族 The Family』主題歌「FAMILIA」書き下ろし


2020.10.26

Header Photo:©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会

millennium paradeが藤井道人監督作品、映画『ヤクザと家族 The Family』の主題歌を担当することが発表された。

日本アカデミー賞6冠に輝いた『新聞記者』のスタッフが再集結した『ヤクザと家族 The Family』。様々な問題をはらんだ“ヤクザ”というテーマを、1999年、2005年、2019年、変わりゆく3つの時代の価値観で切り取ることで、男たちの生き様を描くという。少年期に柴咲組組長の危機を救ったことからヤクザの世界へ足を踏み入れた男・山本賢治役に今回初のヤクザ役となる綾野剛。綾野演じる身寄りのない孤独な少年・山本に手を差し伸べ、“家族”という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲博を、ヤクザ役は43年ぶりとなる舘ひろしが演じる。

主演を務める綾野が脚本を読み、「映画を観終わった後に、その世界を生きていない第三者の愛が、どうこの作品とお客様の懸け橋となってくれるのか、今自分たちが心の中に宿している静かなマグマを治癒してくれるのは、(常田)大希しかいなかった」と直感で常田が思い浮かんだことを明かし、綾野から提案を受けた藤井監督は「映画には主題歌が付きもの。この作品の話が立ち上がってすぐに企画を書いて、綾野さんに渡したんです。綾野さんも一俳優として、一スタッフとして、作品の全てに関わってくれて。この脚本を読んだイメージで常田さんが書く楽曲を主題歌にどうかなって提案してくださったんです。そんなにすばらしい機会があるんだったら、是非僕もオファーしたいですということで、綾野さんのおかげです」と語ったという。

Designd by Cota Mori (DWS/PERIMETRON/millennium parade)
Photo by SNIPSTYLE、Cocoon、YUSKE MATSUYAMA

millennium paradeはクリエイティブ・ファーストにメンバーが入れ代わり立ち代わり伸縮する新しい価値観のバンドとしてこれまでも様々なボーカリストやミュージシャンと作品を共にしてきたが、今回はKing Gnuの井口理がボーカルとして参戦。King Gnuのメンバーとしては新井和輝、勢喜遊はこれまでもmillennium paradeの作品に参加してきたが、井口はこの作品が初となる。

本作主題歌「FMAILILIA」のボーカリストを考えたときに、King Gnuの枠を越えて「井口理しかいない」と思ったことについて常田は「おれが日本語の曲を作詞作曲した時に呼ぶのはそりゃサトルだろということで、サトちゃんミレパ初参加でお送りします」と語っている。


【綾野剛 コメント】

人生最愛のレクイエムが生まれました。“FAMILIA”は私にとって永遠です。


【藤井道人 監督コメント】

デモを聴かせていただいて、「最高です!」と直ぐに連絡したぐらい素晴らしい楽曲を作って頂き感謝しています。
そのあとも完成形になるまでに、どんどんブラッシュアップされていって。
こんなに素晴らしい曲でこの映画を終われるならもう思い残すことはない、
曲を聴きながら編集作業をしていて、何度もそう思えました。
映像を観ていただいた感覚を曲という形で直ぐに返してくれて、
こんなに近いクリエイティブが出来た経験はめったにないので、本当に嬉しかったです。


【常田大希 コメント】

この映画を観終わった後に涙が止まらなくなった。まさか自分の作った曲に泣かされる日が来るとは思ってもみなかった。
この誇り高い素晴らしき映画作品に、自分の聖域であるmillennium paradeで参加出来て本当に幸せです。


【映画情報】

『ヤクザと家族 The Family』
配給:スターサンズ/KADOKAWA
2021年1月29日 全国公開

映画オフィシャル・サイト

millennium parade オフィシャル・サイト


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