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京都在住のSSW/プロデューサー・luvis、最新EPより福岡のSSW・I’m迎えた「夏果つ」MV公開


2022.01.12

京都在住のSSW/プロデューサー、luvisが昨年9月にリリースした最新EP『走馬灯で逢いましょう』より、「夏果つ feat. I’m」のMVが公開された。

「夏果つ」は福岡を拠点に活動するSSW・I’mとのコラボ曲で、ドリーミーでノスタルジックなナンバーとなっている。MVは過去作「human day」も手がけるなど、予てから親交のあるRichardが担当。ひだまりや光が生み出す陰影の存在にフォーカスした美しい映像作品となっている。

EP『走馬灯で逢いましょう』は、“夏”をテーマに紡ぎ出された全6曲を収録。カバー・アートワークはイラストレーターのMakoto Funatsuが担当。luvisがEPのイメージに驚くほどリンクしていると感じ、ひと目惚れした作品だという。

luvis


【luvis コメント】

親元を離れ誰かの生活に溶け込んだ夏果つとは違う軸での夏果つとして、一つの虚構としてこの作品を楽しんでいただけたら幸いです。

リチャードさんに作品を作っていただいたのは今回で二回目ですが、無意識のうちに己の中の、あるいは生活の上での何かが共鳴し、吸い込まれるように見入ってしまう、そんなリチャードくんの作品が持つ“ふるえ”に惹かれてお願いさせていただきました。

ぜひ想像を膨らませながら、それぞれの共鳴を楽しんでいただけたら幸いです。


【Richard コメント】

今回のMusic Videoでは「美しさの中に混同する濁りと違和」を作品に込めました。
今回の作品はEPのタイトルでもある「走馬灯で逢いましょう」に基づき、主人公である彼女を見る誰か(視聴者)の走馬灯的世界として表現しています。
誰か(視聴者)にとっての彼女は恋人、あるいは友人、家族、他人、誘拐してきた少女、多面的な立場で観測できるような構成を組み、笑顔の合間にあるカットなどで相反する感情を同時に存在させることでどこか切なくも楽しい思い出の中の彼女として映像では描いています。
映像の後半では敢えて彼女の結末に紐づけられる製作者における発信とも言えるカットを入れ込んでいますが、海辺のラストシーンを描くことで最終的な解釈は視聴者に委ねることにしました。

今回のEP『走馬灯で逢いましょう』では収録楽曲である「夏果つ」含め全ての楽曲を初めてフルで聞いた際、luvis君の楽曲に複合されている想いやコンセプトが、今までの作品よりも鋭く深く楽曲が聞いた人の感情に届くように感じました。
今回の楽曲に込められた想いが映像を介することでより深く強く聞いた人に刻まれることを祈っております。

今回は素敵な作品を制作させて頂いて本当に有難う御座いました。


【リリース情報】

luvis 『走馬灯で逢いましょう』
Release Date:2021.09.15 (Wed.)
Label:Suppage Distribution
Tracklist:
1. 予感
2. エキストラ
3. period feat. lono
4. 夏果つ feat. I’m
5. 異国

Artwork:Makoto Funatsu

■luvis:Twitter / Instagram


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