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Friendly Fires / Heaven Let Me In


来年リリース予定の新作からDisclosureと共作した新曲が公開! “らしさ”は残しつつ、よりフロア・ユースなダンス・ナンバーに

2018.10.17

イギリス出身の3人組バンド、Friendly FiresがDisclosureとの共作となる新曲「Heaven Let Me In」を公開しました。

2000年代末に特大アンセム「Paris」を放ったものの、その後2011年リリースの2ndアルバム以来、すっかり隠居してしまったが故に世代間で認知、知名度の激しい差を感じさせるFriendly Fires。昨年秋には復帰を宣言し、今年4月にはイギリスの大規模ヴェニュー・O2ブリクストン・アカデミーでのライブを行い、5月には新曲「Love Like Waves」のリリース、そして8月には“SUMMER SONIC 2018”にて久方ぶりの来日も果たしました。

本楽曲は2019年にリリース予定だという3rdアルバムへ収録される一曲。2013年にリリースされたDisclosureの1stアルバム『Settle』収録の「Defeated No More」以来のコラボとなる本作は、Friendly Firesらしい清涼感溢れる上音、ブリージンなボーカル処理などはそのままに、ビート部分をよりタイトかつミニマルに仕上げたダンス・フロア仕様の一曲に。

今年8月に素晴らしいシングルを4曲連続でリリースしたDisclosureですが、中でも「Love Can Be So Hard」「Funky Sensation」はフューチャー・ファンク的な要素も感じさせてくれましたが、この「Heaven Let Me In」でもサンプリング的にカッティング・ギターやストリングス(?)の音色を挿入するなど、薄っすらとフューチャー・ファンクの要素が感じられたりも。

なお、ボーカル・Ed Macfarlaneによると、本楽曲のリリックは「ありのままでいることの快適さ」について書かれたもので、「必死にならず、自身の不完全さを受け入れた時、機会が訪れ、ドアも開ける」と語っているそう(via.Pitchfork)。

今夏サマソニでのライブでは、確かに懐メロ的な楽しみ方もできつつも、問答無用でオーディエンスを踊らせる圧倒的なフィジカルの強さを見せつけてくれ、トレンドや時代に左右されない楽曲の強度を再認識させられただけあり、次回のアルバムにも個人的には期待したいところ。

先述の「Love Like Waves」もぜひチェックを。


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