Best Tracks Of 2017

Kent Mizushima

キュレーター、Kent Mizushimaによる2017年の年間ベスト・トラック!

今年はto’morrow recordsという洋楽専門の個人ディストロを始めてみました、まだまだ手探りの状態ではありますが、日本では中々買えるとこがない洋楽インディものが半分ほどを占めているので、よかったらぜひチェックしてみてください。


5. DYGL / Come Together

関連記事:INTERVIEW / DYGL

ロックが売れないと言われる時代の中で、自分たちの好きなサウンドを鳴らすためにそれに合ったプロデューサーを探し、世界に出てレコーディングをして、自分たちの納得した作品を作る。さらに、結果的には海外だけではなく日本でも花開くことになったDYGLというバンドのサウンドと活動スタンスは、本当に日本のロックシーンの未来だなと感じます。“This life You can ignite it!!!!”って叫ぶところが本当に最高!
 


4. Froth / Passing Thing

RideやInterpolのオープニング・アクトに抜擢されるなど、知名度を徐々に上げてきたLAのオルタナティブ・ロック・バンド、Frothの最新作『Outside (Briefly)』収録曲。この楽曲は全体で4分52秒の曲なのですが、1分42秒の時点で歌は終わり、残り時間はシューゲイザー的なノイズ・サウンドをかき鳴らし続けます。これが本当に気持ち良くて最高です!


3. Brockhampton / Sweet

関連記事:BROCKHAMPTON / GUMMY

結局メンバーが何人いるのかよくわからないアメリカのBrockhamptonというヒップホップ・クルー。彼らは今年3枚のフル・アルバム、楽曲数にすると48曲もリリースし、僕が今年一番聴いたヒップホップアーティストなのですが、その中でもこのゆるラップな一曲は特にリピートしました。ヒップホップって個人的にずっと聴いていると疲れてしまうのですが、この曲は不思議と全く疲れないのです。フェスで観たライブも最高でした!


2. Alvvays / In Undertow

関連記事:Alvvays / In Undertow

日常生活の中で聴いていると、こんなに安心出来て、こんなに幸せになり、こんなにエモーショナルになる音楽もそうそうないです。Alvvaysの待望の新作は、前作同様メロディはズバ抜けているけど、それだけではなく楽曲毎にサウンドでも勝負していて、バンドの魅力がMollyの歌声とメロディだけではないことを証明した一枚でしたね。冒頭を飾るこの楽曲は、インディ・ポップ・ファンなら誰もが今年の一曲に入れたくなる名曲なのではないでしょうか。


1. Waxahatchee / Silver

関連記事:Waxahatchee / Silver

USを始めとしたインディ・シーンでは、数々のフィメールSSWが素晴らしい作品をリリースした2017年でした。その中でも僕の中での堂々な一位はWaxahatcheeの新作『Out in the Storm』。オルタナティブ・ロックを手がけさせたら間違いない名匠・John Agnelloをプロデューサーに迎えた今作は、ノイズ感とインディ感が調和したオルタナ・ポップ寄りの作品に仕上がっております。どんなにポップ・ミュージックが進化しようと、テクノロジーで音楽が変化しようと、一生聴き続けられるような楽曲のよさがとにかく際立ち、その中でも特にリード曲である「Silver」はもうイントロの時点で優勝でした。


Comment

冒頭の自己紹介に書いたように、今年はto’morrow recordsを始めてみたり、音楽の専門学校に通ってみたり、クラブで働いてみたりと今年も音楽漬けの一年でした。そんなこともあり本当に色々な音楽を聴いたのですが、2017年は久々に元々僕が一番好きなジャンルであるオルタナティブ・ロックやドリーム・ポップといったアーティストの素晴らしい作品がたくさんリリースされた年だったと思います。そういうこともあり、今年は趣味全開な年間ベストとなっております(笑)。


番外編 マイ・ベスト

【ベスト・海外ドラマ】

『The 100』

地球が核戦争により住める状態じゃなくなってしまい、それから約100年後、人類は宇宙ステーションへ居住した者だけが生き残っていたのですが、酸素などの資源不足により宇宙ステーションでの生活もいよいよ限界に立たされます。そのような状況の中で、100人の未成年犯罪者が果たして地球は現在住める状態なのか? ということを確認するために地球に送り込まれ、その後アレコレしていく感じの物語です。『LOST』などの海外ドラマが好きな人はぜひ。Netflixで観れるはずです。

■Kent Mizushima 過去記事:https://spincoaster.com/author/mizushima

Kent Mizushima

Curator

Kent Mizushima

明日フェス / to'morrowというイベントを都内で主催しています。洋楽専門ディストロ〈to’morrow records〉をはじめました。 相変わらずライブハウスによくいます。