Metome
NEW MUSIC

Metome / ___________


Metomeの新曲は過去最高にスリリング!音のもたらす体感がとにかくおもしろい1曲、ご堪能ください!!

2014.10.16

大阪を拠点に活動するTakahiro Uchibori、またの名はMetomeの新曲「___________」がSoundcloud上でフリーDLにて公開されました!曲が公開される度、脳内に稲妻が走るかのごとく衝撃を受けているため、実は彼の曲をご紹介するのはこれで3度目となります。(また曲のタイトルについて、Soundcloud上では「___________」となっているのですが、DLしてみると「metome Gravity san」←という風に曲名が表示されています)

前回ご紹介した「Salamander」の時と同じようにイヤホンやヘッドフォンを通しての音の聞こえ方に注目してみると、音の存在する空間に奥行きと幅広さを感じることができます。もちろん耳と耳の間で音が鳴っているのですが、「Salamander」の時と比べてみると、耳と耳の間よりも少し上の方、頭の中心〜眉間の辺りで鳴っているようで、また新たな音の位置の動きを体感できるのがとにかくおもしろいです。徐々に迫って来るような音の質感も重厚で、冒頭から控えめにプツプツ鳴っている音もよりスリリングさを加速させる要素となっており、中毒性のあるサウンドがたまらなくかっこいいです!

試しに目を瞑り何も見えない状態で聴いてみたところ、あまりの迫力に若干の恐怖心すら覚えてしまいました。これは是非音響設備の整った環境でも試してみたいと思います!

Metomeは先日、日本のアパレルブランドSHIPSのウェブマガジンSHIPS MAGに登場し、多くのリスナーが気になっているであろう音作りについての質問に対しこう答えています。(彼の前に登場したSeihoのインタビューもご参照下さい:音SHIPS Seihoさんが語るNavyなサウンドとファッション )

「僕もそのタイプで、意識しているのは重力と磁力。アルバムを聴いて貰えるとわかるんですけど、砂鉄が磁石に引っ付く感じとか、ヘリウムの風船が浮いている感じとか。そう言うと、アカデミックでロジカルな発想に聞こえるかもしれないですけど、ビブラフォン(金管)を聞いたときの質感に似ているんですよね。重力とか磁力とか言っていますけど、言葉の選び方の問題だけで、実際はもっと自然な音として楽しんでいます。

《出典: 音SHIPS -注目アーティストの友だち巡り・Metome編- via SHIPS MAG

そして今年の年末〜来年1月にかけてアメリカの西海岸行くことも決定し、現在ブッキングを募集しているようです。
曲が公開される度に新たな驚きと衝撃を与えてくれる彼の今後の動向を、ますます見逃すことができなくなってしまいました。

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(Text by Ayumi Ota)


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