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SPIN.DISCOVERY Vol.07 出演アーティスト 2. MALIYA


ジャズやソウル、R&Bをルーツに、今後シーンを代表するシンガーになり得るポテンシャルを秘めた次世代SSW!

2018.05.30

6月10日(日)に表参道WALL & WALLにて開催するSpincoaster主催イベント、“SPIN.DISCOVERY”。第7回目となる今回は“女性ボーカルアクト”にスポットを当てて開催します。

本イベントの出演アクトから、今回は新世代のシンガー・ソングライター、MALIYAをご紹介します。

幼少時に宇多田ヒカルに衝撃を受け、Mariah CareyやDestiny’s Childなどの洋楽を聴いて育ったMALIYAは、高校卒業後に音楽専門学校へ進学。18歳の時に書き下ろした楽曲でSonyMusic×ZOOM主催オーディション“1st Demo Song”でZOOM賞を受賞します。その後、20歳の夏、米・ボストンのバークリー音楽大学のサマー・プログラムに参加と、アーティストとしてのキャリアを着実に積み上げていくことに。

そして、2016年8月には自身初となるEP『ADDICTED』を全国リリースしたほか、宇多田ヒカルや椎名林檎などの楽曲をカバーした動画が高い評価と再生回数を獲得するなど、シンガーとしての頭角を徐々に表していきます。

さらに、〈Pitch Odd Mansion〉のコンピレーションCD『2 HORNS CITY #2 -Rain Library-』にて、唾奇 × Pxrxdigm.(WONK)の「7日後」にアディショナル・ボーカルとして参加したほか、自身の楽曲「Deep Inside」も同作にエクスクルーシヴとして収録。
C.O.S.A.やItto、NF Zessho、kiki vivi lilyなど、ヒップホップを中心としたシーンの注目株らと肩を並べることに。

そんな中、満を持して今年2月にフル・アルバム『ego』をリリースしました。リード曲「Breakfast In Bed」はSTUTSプロデュース、客演にはRyofuが参加するなど、シーンのゆるやかな横の繋がりも感じさせてくれます。

このリード曲以外も素晴らしく、ジャズやソウル、R&Bなどのエッセンスが散りばめられた非常にクオリティの高いアルバムとなっています。MALIYAのシンガーとしてのポテンシャルは、上述のカバーを聴くだけでも十分ですが、アルバムの中には「Dance to My Song」のように、力強くソウルフルな歌唱が求められる楽曲もあり、ボーカリストとして、そして作曲家としての幅の広さも感じることができます。

シーンがこの才能を見過ごすわけもなく、今後も様々なアーティストとコラボレーションを果たしていくのではないでしょうか。ぜひ、この早いタイミングで彼女のライブをご覧いただき、後に大いに自慢していただければと思います(笑)。

(Text by Nojima)


【イベント情報】


Spincoaster Presents “SPIN.DISCOVERY vol.07”
日時:2018年6月10日(日)
OPEN 17:00 / START 17:30
会場:表参道 WALL&WALL
料金:
前売り ¥2,900 Peatix | e+ イープラス / 当日 ¥3,400(+各1D)

出演:
AAAMYYY
chelmico
MALIYA
ものんくる

■イベント公式サイト:http://discovery.spincoaster.com/


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