先週6/8に待望の新作となる2ndフル・アルバム『藍色ミュージック』をリリースしたばかりの川谷絵音を中心とした4人組バンド、indigo la Endのドラマーである佐藤栄太郎がRootscoasterに登場!
切なく儚いメロディを基調としながらも、スピーディーかつ複雑な楽曲構成も多いindigo la Endのバンド・サウンドの土台を支える佐藤栄太郎。
今回のRootscoasterでは、そんな彼ならではの、リズムやビート感が特徴的などれも納得の3曲を挙げてくれました。
きっとこの彼のルーツを読み解いた後、待望の新作である『藍色ミュージック』を聴き返せば新たな発見があることでしょう!
(Text By Eriko Sakai)
1. Musiq Soulchild / Just Friends (Sunny)
大切な友達に教えてもらったんです。いい曲だよって。そのきっかけこそがまた素晴らしいんです。不器用で優しい歌詞、甘美なメロディは宇宙1だと思います。
2. Flying Lotus / Do the Astral Plane
何百回聴いても僕と一定の距離を保とうとして来る曲。自分が聴いてても、DJでかけてる時も、曲に向かって走り続けてるのに全然追いつけないような感覚になります。だから逆に燃え上がるんです。
3.100% Dundee / The Roots
高校の頃はヒップホップを聴き狂ってました。ルーツ、トライブ、ニトロ、ライムスター、ファーサイド……etc。別に悪ぶる事もなく、陸サーファーならぬ陸B-BOYでしたね。僕のドラムのフレーズが独特だと言ってくださる方が多いのはラッパーのフロウをドラムで応用しているからだと思います。まだ英語を完璧には理解できないので、洋楽のラップはほとんど楽器として聴いてます。
Message
正直、名曲なんて吐いて捨てるほどあると思います。インターネットのおかけで、場所ならず時空も飛び越えて何もかもと出会える時代。人生をより良いものにしようという探求心と、本質以外のものに過度に影響されないピュアな気持ちさえ失わなければ、「ただの名曲」の山の中から「かけがえのない名曲」を見つける事は簡単です。
我がindigo la Endは6/8に『藍色ミュージック』というアルバムを発売いたしました。皆さんの素晴らしい人生に、音楽という形で関わる事ができるなら大変嬉しく思います。
Profile
【佐藤栄太郎(indigo la End)】
2010年2月に川谷絵音を中心に結成した4人組バンド、indigo la Endのドラムス担当。
2016年6月8日にMajor 2nd Full Album『藍色ミュージック』をリリース、
2016年6月17日からは全国ツアー”インディゴミュージック”がスタートする。