ラッパーのAwich、CHICO CARLITO、そしてロックバンド・ONE OK ROCK、Paleduskによる新プロジェクト・YAO(ヤオ)が始動。デビューシングル“777”が7月7日(火)にリリースされる。
YAOは、本来であれば交わることのなかった4組のアーティストが集い、「混ざることで何が生まれるのか」を追求するプロジェクトとして誕生。バンド名は、日本古来の思想である「八百万(ヤオヨロズ)の神々」に由来しており、多様な価値観や存在を受け入れ、共存してきた日本文化の精神を象徴している。
分断や対立が加速する現代において、ロックとヒップホップ、メインストリームとアンダーグラウンドなど、異なる背景や価値観を持つ者同士が違いを抱えたまま共鳴し、違いを尊重し合うことで新たな表現を生み出すことの可能性を音楽で提示したい。そんな想いが、本プロジェクトの根底にあるという。

YAOの構想は、ONE OK ROCKとAwichによるドーム公演での共演をきっかけに生まれた。公演後、Awichのライブパフォーマンスを目の当たりにしたONE OK ROCKのTakaがヒップホップカルチャーへの強いリスペクトを抱き、「いつか一緒に音楽を作れたらおもしろい」という会話が交わされたことがプロジェクトの出発点となった。
そこに、高いラップスキルと独自の存在感でシーンを牽引するCHICO CARLITO、さらにONE OK ROCKが以前からツアーや制作活動を共に行い、次世代のロックシーンを担う存在として信頼を寄せるPaleduskが加わり、ジャンルや世代を超えた新たなプロジェクトとしてTaka(ONE OK ROCK)とAwichが中心になってYAOが始動した。
プロジェクトの発端には、ヒップホップとロックという異なるカルチャーが交わることで生まれる新たな可能性への期待があったという。これまでもジャンルの垣根を越えたコラボレーションは世界中の音楽ファンを魅了してきたが、YAOもまた既存の枠組みにとらわれない新たな表現を目指している。
制作においてメンバーたちは、「良い楽曲を作る前に、まず人として深く理解し合うことが必要である」という共通認識のもと、何度もミーティングを重ねてきた。フランス南部での合宿や作曲キャンプをはじめ、食事や対話の時間を共有しながら互いの価値観やバックグラウンドへの理解を深め、アイデアを交換。その積み重ねの中からYAOの音楽は生み出されていった。
バンド名の由来でもある「八百万」の思想には、自分とは異なる存在や価値観を受け入れ、敬意を払うという意味が込められている。YAOが最も大切にしているのは、多様性そのものではなく、その違いに対する感謝とリスペクトであり、それこそがプロジェクトの核となっている。
リリース日の19:00に公開予定のMVは、Awichの数々の作品を手がけてきた堀田英仁が監督を務めた。映画作品を思わせる壮大なスケールで撮影された本作は、YAOが掲げる世界観を映像として具現化した意欲作となっている。楽曲と映像が一体となって生み出す圧倒的な没入感は、音楽ファンのみならず幅広い視聴者を魅了する内容となっており、YAOのデビューを象徴する作品として完成した。
YAOは今後も音楽にとどまらず、ジャンルやカルチャーを横断した様々な活動を展開していく予定だという。今後の動向にも注目したい。
【リリース情報】

YAO(Awich, CHICO CARLITO, ONE OK ROCK, Paledusk)『777』
Release Date:2026.07.07 (Tue.)
Label:YAO
Tracklist:
1. 777
■YAO:Instagram










