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The National、5月に新作『I Am Easy To Find』リリース 短編映画とリンクした異色の作品に


2019.03.06

昨年グラミー賞を受賞しThe Nationalが、通算8作目となるスタジオ・アルバム『I Am Easy To Find』を〈4AD〉から5月17日(金)にリリースすることが発表。さらに、同作より新曲「You Had Your Soul With You」が公開されている。

1999年にNYブルックリンで結成されたThe Nationalは、2017年末に7thアルバム『Sleep Well Beast』をリリース。同アルバムで第60回グラミー賞の「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム部門」を受賞し、「最優秀レコーディング・パッケージ部門」にもノミネートされた。さらに全英チャートでは第1位、全米チャートでは第2位に輝いたほか、各メディアの年間ベスト・アルバムにも選出されるなど、大きな話題を集めた。

今回リリースが発表された『I Am Easy To Find』は、アルバム名と同名の短編映画と合わせてリリースされる。同映画は『I Am Easy To Find』にインスパイアされた作品で、音楽はThe Nationalが手がけているほか、アカデミー賞にノミネートされた経歴を持つMike Mills(『20センチュリー・ウーマン』[原題:20th Century Women]、『人生はビギナーズ』[原題:Beginners])が監督、主演はアカデミー賞助演女優賞を受賞したAlicia Vikander(『リリーのすべて』[原題:The Danish Girl]、『トゥームレイダー』[原題:Tomb Raider])が務めている。映画を手がけたMillsは、この共同プロジェクトを「お互いのことを真似し合うことが大好きな、遊び心と敵対心を持った兄弟のよう」と表現する。また、同じヴィジョンを共有しているとはいえども、アルバムのための映画というわけでもなく、アルバムが映画のためのサウンドトラックというわけでもないと説明している。

最新アルバムは、そのほとんどがNY北部の郊外ハドソン・バレーでレコーディングされたほか、パリ、ベルリン、ダブリンなど各地でもレコーディング・セッションが行われた。ニュージャージー出身のSharon Van Etten、アイスランド出身のLisa Hannigan、フランス出身のミナ・ティンドル、This Is the KitのKate Stablesなど、実力派SSWなどがボーカルとして参加している。

今回公開されたニュー・シングル「You Had Your Soul With You」は、ニュー・アルバムのオープニング・トラック。およそ20年間にわたりDavid Bowieのベーシストを務めたGail Ann Dorseyがボーカルとしても参加している。


【リリース情報】

The National 『I Am Easy To Find』
Release Date:2019.05.17 (Fri.)
Label:BEAT RECORDS / 4AD
Tracklist:
01. You Had Your Soul With You
02. Quiet Light
03. Roman Holiday
04. Oblivions
05. The Pull Of You
06. Hey Rosey
07. I Am Easy To Find
08. Her Father In The Pool
09. Where Is Her Head 10. Not In Kansas
11. So Far So Fast
12. Dust Swirls In Strange Light
13. Hairpin Turns
14. Rylan
15. Underwater
16. Light Years
+ Bonus Track for Japan

※国内盤CDには歌詞対訳/解説書封入

リリース詳細


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