七尾旅人がオンライン上の架空のライブ・ベニューをイメージし、様々なゲストを遠隔で繋ぎ開催してきた対コロナ支援配信『LIFE HOUSE』がリアル・ライブハウスへ。10周年を迎えた東京・渋谷WWWのアニバーサリー特別公演『LIFE HOUSE x LIVE HOUSE』として、11月29日(日)に開催される。
ゲストとしてGEZANのフロントマンであり『全感覚祭』主催、東京・恵比寿LIQUIDROOM屋上での『十三月農園』のスタートや、緊急事態宣言解除直後に撮影を行った豊田利晃監督『破壊の日』への出演など、コロナ禍においても独自の活動を続けるマヒトゥ・ザ・ピーポーが出演。
当日はこれまでの『LIFE HOUSE』同様、七尾旅人のYouTubeチャンネルから投げ銭形式の配信を実施し、収益は七尾旅人、ゲストのマヒトゥ・ザ・ピーポー、渋谷WWW、3者それぞれの判断でコロナ禍のなか困窮する誰か、または格闘する誰かへの支援に充てるという。システムの詳細などは追って発表される。
【七尾旅人 コメント】
4月から続けてきた『対コロナ支援配信LIFE HOUSE』を観てくださっていた渋谷WWWからお誘い頂き、新しいイベントをやることになりました。
LIFE HOUSE
x
LIVE HOUSE
パンデミックのなかで生まれた架空のライブ・ベニューである「LIFE HOUSE」(ライフ・ハウス)を実店舗に、ライブハウスに持ち込んでしまおうという企画です。
ゲストには信頼するマヒトゥ・ザ・ピーポーを誘いました。
思索と行動の両面を重視しながら独自の対抗文化を想像していくマヒトに共感があります。
今回は彼と交互に1曲ずつ歌ったり、会話したりしながら、進めます。
最後、どんな光景にたどり着くんだろう?
これまで7ヶ月間、リモート配信でさまざまな方と対話を続けてきたけれど、今回は同じひとつのステージで、同じ画面のなかで、マヒトと歌を交わせたらと思う。
楽しみです。
まるで「感染の温床」のような負のイメージを刷り込まれながらも、全国のライブベニューが取り組み続けてきた細やかな努力はすごいものでした。
その結果、日本では9月後半にようやくキャパ50%のお客さんを入れられるようになりましたが、欧州など世界各地でまだまだ混乱が広がっていて、ドイツは11月2日付けで再び都市封鎖されています。
これから冬を迎えて状況がどう動くか、けして楽観は出来ないけれど、困難は必ず新たな輝きを、種子を生みます。つらいニュースが絶えなかったこの数ヶ月で「音楽は不滅だな」と、内心ますますそんな確信を深めてもきました。
今のこの瞬間にやれることを大切にしながら、音楽の夢の続きを思い描いていくつもりです。
この機会を逃すとまたしばらく演れなくなることかもしれないので、よかったらぜひ遊びに来てください。
ライブハウスで会おう。多少距離があっても互いに顔が見れたら嬉しいなと思います。
でもけして無理はしないでね。
普段のLIFE HOUSEと同じように、配信も準備します。
【イベント情報】
WWW 10th Anniversary
『LIFE HOUSE x LIVE HOUSE』
日時:2020年11月29日(日) OPEN 18:00 / START19:00
会場:東京・渋谷 WWW
料金:前売 ¥4,500 (1D代別途)
配信:七尾旅人YouTubeチャンネル
出演:
七尾旅人
ゲスト:マヒトゥ・ザ・ピーポー
・チケット
先行受付(e+):11月7日(土)12:00~11月11日(水)23:59 ※先着
一般発売(e+):11月14日(土)10:00~
問い合せ:WWW 03-5458-7685
※同時配信を予定