SYCLESが1st EP『FLOATER』を本日3月17日(金)にリリースした。
SYCLESはBROKEN HAZE名義などでの活動でも知られるプロデューサー/DJ・Keisuke Itoと、DALLJUB STEP CLUBのメンバーであり、ソロ・プロジェクトWOZNIAKとしても活動するHoshi Yutaらによる新プロジェクト。
本作には3月3日(金)に配信された先行シングル「FLOATER」を含む全3曲を収録。近年の〈Hyperdub〉や〈Ninja Tune〉、〈XL Recordings〉からリリースされた諸作などで新たな盛り上がりをみせるUKエレクトロニック・ミュージック・シーンとのリンクも感じられる作品となっている。
なお、本作は〈HIP LAND MUSIC〉によるデジタル・ディストリビューション&プロモーション・サービス〈FRIENDSHIP.〉がデジタル・リリースをサポートしている。
リリースに合わせて、Anchorsong、ermhoi、JACKSON kakiらによるコメントも到着した。
【Anchorsong コメント】
世界を見据えながら東京のアングラシーンで長く活動してきた2人が鳴らす、スキルとセンスに裏打ちされたビートの数々。
ライブアクトとしても確かな実力を持つ彼らの新たなチャプターから目が離せない。
【ermhoi(Black Boboi / millennium parade) コメント】
走馬灯のようなFLOATER、感情的な記憶が呼び起こされて、安心感と焦燥感という相反する感覚が同時に湧き上がるSIGNALS、不思議なリフがクセになって気になって何度も聴いてしまうCONNECTED。
冷静そうに見えて実はエモーショナル。
独特なバランス感覚が新鮮な音楽体験でした。
【JACKSON kaki コメント】
僕は常に進化していくサウンドに興味を持っている。SYCLESの音楽は、レイヴミュージックという伝統的なサウンドを軸にしながらも、そこから人間がどのように音楽を解釈し、協奏していくのかがにじみ出てる。想像力と未来に向けて、このEPに乾杯。
【食品まつりa.k.a foodman コメント】
シンセとリズムの絡み方とフレーズのエモーショナルさに感情を揺さぶられるトラックがカッコいいです。
【Jinya(D.A.N.) コメント】
機械的な音像、テクスチャーを操り肉体的なエネルギーを放出している楽曲達。
情報と感情のバランスをどう取るのかは現代を生きる上でも重要であり、そこに対して音で表現をした作品だと感じました。
【Miru Shinoda(yahyel) コメント】
地下で鍛え上げられた機能美と切れ味を損なわずに、地上に引き上げ高揚感を付与していくこと。古くはUnderworldやThe Chemical Brothersが、近年ではBicepやOvermonoが切り拓いてきたこの領野にわけいるのは容易ではないが、SYCLES『FLOATER EP』は軽々と達成してしまっている。
【リリース情報】
SYCLES 『FLOATER』
Release Date:2023.03.17 (Fri.)
Label:SYCLES
Tracklist:
1. FLOATER
2. SIGNALS
3. CONNECTED