JT(日本たばこ産業株式会社)によるさまざまな事業や取り組みにまつわる「音」をテーマにしたプロジェクト『JT Rhythm Loop』の第2弾が公開された。
音楽を通じて、新たな視点でJTグループの事業や取り組みを伝えることを目指す本プロジェクト。第1弾のtofubeatsに続き、今回はヒューマンビートボクサーのSO-SOを起用。制作は引き続き面白法人カヤックが担当している。
SO-SOはJTが協賛する「将棋日本シリーズ」の会場に足を運び、将棋の駒が奏でる独特な音にインスピレーションを受けて制作を開始。同じくレコーディングされた「JTの森」と「JT男女バレーボールチーム」の音を組み合わせることで、まるで駒が演奏するような世界観の楽曲を作り上げた。
また、自身の口や鼻から発する音でリズムを紡ぐヒューマンビートボクサーであるSO-SOが、サンプリングされたバレーボールのラリー音を左右に振り分けて空間的な広がりを演出したり、バレーボールの応援用メガホンを叩く音を使ってメロディを作ったりと、独自の視点で緻密なビートメイクを展開。イヤホンで聴くと左右から将棋の駒の音が聴こえるよう音の配置を工夫し、それぞれの棋士が音を奏でているように感じられる演出を施した。
前半では工夫を凝らした将棋の駒音がリズムの土台となり、後半ではSO-SOらしいエネルギッシュなヒューマンビートボックスが炸裂するなど、最後まで聴き応えのある楽曲に仕上がっている。
MVは音楽と映像のシンクロを得意とする新進気鋭の菱川太壱を監督に起用。本編では制作の裏側を収めた特別映像も同時収録。SO-SOが「将棋日本シリーズ」を訪れる様子やスタジオでのビート構築プロセス、インタビューを収録したメイキング映像としても楽しむことができる。
なお、『JT Rhythm Loop』では今後第3弾も公開予定とのこと。続報を楽しみに待とう。
【SO-SO コメント】
今まで使ったことのない音で楽曲をつくるのが新鮮で、フィールドレコーディングから制作中も終始ワクワクしました! JTさんの色々な音と僕の音楽性を重ねた今回の企画で、新しい自分のスタイルを見つけられました。企画をご一緒させていただきありがとうございました!
