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Phum Viphurit、2ndアルバム本日リリース STUTS、Hugoとの共作含む全8曲を収録


2023.01.31

タイのSSW、Phum Viphuritがニュー・アルバム『The Greng Jai Piece』を本日1月31日(火)にリリースした。

2019年、2022年と『SUMMER SONIC』に2度出演。2018年の初来日以降、合計5度の来日ツアーを開催し、STUTS、Nulbarich、野宮真貴、SE SO NEONのSo!YoON!などとのコラボレーションも行うなど、アジアのみならず欧米でも熱く支持されるとともに、日本でも高い人気を誇るPhum Viphurit。

2017年リリースの1stアルバム『Manchild』から6年、「Lover Boy」を収録したEP『Bangkok Balter Club』から数えてもおよそ3年半ぶりの新作となる今作は、初来日ツアーで出会い交流を深めたというSTUTSとの共作ナンバー「Kiko’s Letter」、Jay-Zの〈Roc Nation〉からのリリースで知られるタイとアメリカにルーツを持つSSW・Hugoとの共作「Tail End」のほか、先行シングル「Temple Fair」「Healing House」「Welcome Change」を含む全8曲が収録されている。

アルバム・タイトルの『Greng Jai』(グレンチャイ)はタイでよく使われる言葉で、マインドフルネスや他者への配慮や気配りを意味している。(「グレンチャイ・ピース」は皿に残った最後の1ピースという意味)。特にアジアで育った人々にとっては普遍的な暗黙のルールのようなものだというこの美学をテーマにしたのは、メンタルヘルスの危機を招いたコロナウイルスのパンデミックの経験が強く影響しているという。パンデミックによって大きく変化した音楽に対するアプローチ。彼自身のパーソナルな経験を切り取った日記のような1stアルバムとは明らかに異なり、より広い視点でストーリーテリングと問いかけを行なっている。

1stアルバムとは異なり、ほぼ全てをPhumひとりでじっくりと時間をかけて作り上げた作品であり、意図的にタイの伝統的な楽器を使用したり、タイ音楽の要素を取り入れている。また、アートワークにも様々なタイのイメージを取り込んだりと、彼なりのタイらしさ、タイ人らしさを追求する様は、“タイで最初のインディ・ポップ・スター”(米「ROLLING STONE」誌)としての矜持のようなものすら感じさせる。


【リリース情報】


Phum Viphurit 『The Greng Jai Piece』
Release Date:2023.01.31 (Tue.)
Label:Rats Records(Thailand)
Tracklist:
1. Temple Fair
2. Lady Papaya
3. Healing House
4. Tail End feat. Hugo
5. Greng Jai Please
6. Kiko’s Letter feat. STUTS
7. Loving & Letting Go
8. Welcome Change

*フィジカルは今春リリース予定

配信リンク

リリース詳細

■Phum Viphurit:Twitter / Instagram


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