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猫戦がサニーデイの名曲をカバー デジタル & 7インチでリリース決定


2023.03.21

猫戦がサニーデイ・サービス「桜 super love」のカバーを3月22日(水)にリリースすることが発表された。

洒脱なバンド・アンサンブルとアンニュイさを帯びたボーカルで注目を集めるバンド、猫戦。彼らによる「桜 super love」のカバーをライブで聴いたサニーデイ・サービスの曽我部恵一がラブコールを送り、今作のリリースが実現したという。

「桜 super love」は2016年に発表されたサニーデイ・サービス10作目のアルバム『DANCE TO YOU』収録曲。現在でもライブで演奏され、ファンの間でも根強い人気を誇る1曲だ。猫戦によるカバーは甘く切ないオリジナルの世界観を踏襲しながら、猫戦ならではのあでやかさを添えたアレンジになっているという。

なお、リリースは曽我部恵一主宰レーベル〈ROSE RECORDS〉からとなり、配信だけでなく限定プレスの7インチ・シングルとしてもリリースされる。こちらの詳細は後日発表予定とのこと。また、配信と同時にMVも公開予定となっている。


【原田美桜(猫戦) コメント】

録音が終わるまで、オリジナルを一度も聴きませんでした。心の中の「桜 super love」を閉じ込めたんです。
初めて聴いた2016年。この曲を聴くと、あの年 自分の胸中に充満した気持ち、匂い、色が輪郭を持って思い出されます。
「悲しい」や「寂しい」という言葉にはどうしても置き換えられない心を、いとも容易く、この曲には委ねられました。

個人的なことは、歌になって、また別の誰かの個人的なものに。
こんなにも優しい交信のしかたを、私は他に知りません。

桜の季節、たくさんの人に届きますよう。


【曽我部恵一 コメント】

下北沢のライブハウスで猫戦の奏でる「桜 super love」を聴いた。フロアのいちばん後ろ、バーカウンターの前に立って。
そこにある儚さ、漂う薄い色のついた風は、ぼくがその曲に閉じ込めようとしてできなかったものだった。
サニーデイの「桜 super love」は、なんというかポップに自立しているが、猫戦のそれには甘い依存と、よって立つ対象も感じられた。サニーデイの浮遊する強さに対して、猫戦のバージョンには平和があった。
男版、女版、と言ってしまってもいいのかもしれないけれど、、、。

そんなわけで、お願いして録音してもらった。出来上がった音源を聴いて、はらりと舞った。ぼくの中で、桜の花びらがひとつ。早咲きの、淡いピンク色だった。


【リリース情報】


猫戦 『桜 super love』
Release Date:2023.03.22 (Wed.)
Label:ROSE RECORDS
Tracklist:
1. 桜 super love

配信リンク
 
■猫戦:Twitter / Instagram


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