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つやちゃんのフィメール・ラッパー連載が書籍化 国内女性ラッパーの功績をまとめた1冊


2021.12.09

サブスクリプション型WEBメディア「KAI-YOU Premium」にて2020年からスタートした連載『「フィメールラッパー」という現象』が書籍化。『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』として1月28日(金)に発売される。

「フィメールラッパー」という現象(KAI-YOU Premium)

著者は「ele-king」や「ユリイカ」「Quick Japan」などでも執筆活動を行い、宇多田ヒカルへの最新インタビューでも話題を読んだつやちゃん。日本のラップ・ミュージック・シーンにおいて、これまで顧みられる機会が極端に少なく、体系的に論じられることのなかった女性ラッパーへの批評を通して、その功績を明らかにすると共に、ヒップホップ界のジェンダー・バランスおよび“フィメール・ラッパー”という呼称の是非についても問いかける1冊だという。

書籍化にあたって加筆・修正も行われ、書籍版オリジナルとして女性ラッパーへのインタビューや書き下ろしコラムなども掲載。RUMI、COMA-CHI、MARIA(SIMI LAB)、Awich、ちゃんみな、NENE(ゆるふわギャング)、Zoomgalsなど、パイオニアから現在シーンの第一線で活躍するラッパーまでを、各章でひとりずつ取り上げて論じるほか、chelmico『maze』、lyrical school『Wonderland』といった2021年リリースの最新作品まで含むディスクガイド(約200タイトル)も併録。安室奈美恵、加藤ミリヤ、青山テルマ、安達祐実など、狭義の“ラッパー”に限らない幅広いセレクションを通してフィメール・ラップの歴史が見えてくる内容になっているとのこと。


【リリース情報】

『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』
つやちゃん[著]
四六/並製/280ページ予定
予価:本体¥2,200 + Tax
ISBN:978-4-86647-162-4

■書籍詳細


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