韓国・釜山発の3人組バンド・hathaw9yが2ndアルバム『Lovers』を6月24日(水)にリリースした。
2023年に発表した1stアルバム『Essential』以来、およそ3年ぶりの新作となる本作。最大の特徴は、各メンバーが新たな役割に挑戦し、セルフプロデュースを手がけた点にある。前作からの3年間でバンドが遂げた進化を証明するように、これまで作詞とドラムを担当してきたseyoが、本作では初めてレコーディングおよびプロデュース全般の陣頭指揮を執った。釜山にある彼らのプライベートスタジオ「hathaw9y universe」にて、最初から最後までメンバー自らの手で作り上げられた本作には、hathaw9yというバンドの持つ本質的な魅力が隅々にまで色濃く反映されている。
サウンド面においては、彼らが敬愛してやまない70〜80年代のエッセンスをhathaw9y流に再解釈。収録されたすべてのギター演奏は、Rolandの70年代ヴィンテージアンプ「Jazz Chorus」を通して録音され、特有の温かみのあるアナログな質感を鮮やかに再現した。さらに、Kang Minjin(Sax)と、同じく釜山を拠点とするバンドSay Sue MeのLim Sungwan(Percussion)がセッション参加し、サウンドに豊かな彩りを添えている。直感的に散りばめられたアコースティックギターとサックス、そしてスリリングな展開を見せるリズムパートが、曲の最後までリスナーを惹きつけて離さない。
ヨットロック、シティポップ、ソフトロックなど多様なジャンルを行き来する本作だが、アルバム全体を貫くテーマは一貫して「愛」である。タイトル曲“Lover”は、次第に猫に似ていく都市生活者、とりわけ「内向型人間」の愛し方を、躍動感あふれるサウンドに乗せて軽快に表現した。
一方、サブタイトル曲“Stay by My Side”は、愛する人を引き留められずに手放してしまう切ない心情を描き出し、内向的な人々の恋愛観を自然体で歌い上げている。悲劇を予感しながらも真っ直ぐに突き進み、傍にいない存在を恋しく想うhathaw9yの視線は、効率や便利さが優先される現代においても「すべてを失ったとしても、最後に残すべきものは愛である」という揺るぎない想いを私たちに呼び覚ましてくれる。
なお、hathaw9yは来る7月18日(土)にソウル・Vel.R、7月25日(土)に地元・釜山のKT&G Sangsangmadang Live Hallにて本作のリリース記念ライブを開催する。

【リリース情報】

hathaw9y『Lovers』
Release Date:2026.06.24 (Wed.)
Label:hathaw9y Universal / MOAH
Tracklist:
1. Lover
2. My Time
3. Stay by My Side
4. koo
5. moon
6. And You
7. Seven
8. Can’t Say Goodbye My Love
9. The Place
10. Drive Into Your Heart
■hathaw9y:Instagram /











