CRZKNYと斎藤潤一郎によるコラボ企画として、昨年10月よりスタートした12ヶ月連続アルバム・リリースが完結。ラストを飾るニュー・アルバム『無情の掟』が本日9月23日(木)にリリースされた。
本作はクラシック・スタイルのダブステップ・サウンドをCRZKNYがこの1年で作り上げた世界観の中に落とし込み、極限までBPMを落とし重力と歪みを与え地を這わせたような楽曲を収録。DJ100madoが提唱していた100BPMサウンドとも呼応しつつ、独自のトライバル感を醸成し消失点へと突き進む本作は、まさにCRZKNYの脳内にある『暴力の街』で繰り広げられる死の祝祭のためのサウンドトラックとなっている。
1年をかけて紡がれた物語を完結させるCRZKNYは、本シリーズを“現実の社会とは別種の地獄。一年かけて清々しいまでに禍々しい世界を生み出せた”と回想する。また、アルバム購入者特典として収録されてきた斎藤潤一郎による書き下ろし作品『DKMV』も本作にて驚愕の終結を迎える。斎藤潤一郎とCRZKNYという鬼才同士の言葉のないコラボレーションの結末を、ぜひその目と耳で体感してほしい。
【リリース情報】
CRZKNY 『無情の掟』
Release Date:2021.09.23 (Thu.)
Label:DKMV
Tracklist:
01. 野犬の群れ
02. 追跡の果て、焔
03. 死の祝祭
04. 消えない呪詛
05. 穢
06. 予知夢
07. 虐殺
08. 重力の理
09. 非情の街
10. 新しき世界
※アルバム購入特典として斎藤潤一郎書き下ろし『DKMV』11頁を封入。
■斎藤潤一郎:Twitter