.jvkn(ドットジュカン)が4曲目となる新曲“Parallellives”(パラレルライヴス)を3月25日(水)にリリースすることが発表。合わせてティーザー映像が公開された。
.jvknは、音楽・アート・映像の領域を横断して活動するアーティスト・立石従寛による音楽プロジェクト。インターネット以降の人間関係、数学的概念、神話など、現代社会に潜むテーマをモチーフにした楽曲を特徴としており、コンセプチュアルな楽曲から立ち上がるキービジュアルや映像は、他領域で培った仲間のクリエイターたちと多様なコンテクストを用いて制作。それらを自らディレクションすることで、楽曲の世界をさらに拡張していく。

本作は、量子力学でいう「観測するまで状態は決まらない」という概念をモチーフとし、.jvknのボーカルとコーラスを軸に、初となるバンドサウンドを取り入れた意欲作。ベーシストには前作“Riding Unicorn”で共同アレンジを手がけたGuruConnect、ドラマーにはtoeの柏倉隆史を迎え、身体的なグルーヴと繊細な音色が共存するサウンドを構築している。
レコーディングはstudio MSRの古市暁大、ミックスは奥田泰次、マスタリングはロンドン・Metropolis StudiosのStuart Hawkesが担当。国内外の実力派エンジニアが集結し、楽曲の持つ静かなエネルギーと奥行きを最大限に引き出した。静謐でありながらも確かな推進力を持つサウンドとともに、聴く者それぞれの記憶や選択を呼び起こす作品となっている。
【.jvkn コメント】
「あの選択をした自分は、元気にやっているだろうか。」
そんな素朴な疑問が、ときどき脳裏に浮かぶ。過去に選んだ道を振り返ってタラレバを想う。言うまでもなく過去は戻らない。ただ、違う選択をしたかもしれない「別の人生」は、隣の世界にあるかもしれない。量子力学でいう「観測するまで状態は決まらない」という考えを私的に解釈した、そんな楽曲。
この歌には、二人の「私」がいます。「この世界の私」が、「あの選択をした世界を生きる私」を想って歌う。ただ、そのもう一人の私は「箱」の中にいて、どんな人生を歩んでいるかは見えない。開けて答え合わせをしようか、と迷いながらも、そのままにして自分の道を歩みます。強い想いを胸に楽曲は終局へ向かいますが、アウトロで聴こえてくるのは——箱の中の私が歌っているのかもしれません。後悔しないように生きるのは、簡単ではないなと痛感します。それでも、(共に)歩き続ける。そんな勇気が少しでも得られますように。
サウンド面では、一つのブレイクビーツとベースラインをループさせたデモを基に、ディレクターの杉本陽里子さんのアイデアでバンドサウンドに挑戦しました。“Riding Unicorn”からアレンジとして関わってくださっているGuruConnect氏に加えて、toeの柏倉隆史氏に叩いていただけないかしら、だなんて、なんと贅沢なことでしょう。
レコーディング当日。古市暁大氏の手による音は確かで、何より、Guruさんと柏倉さんの紡ぐ音には、なにもしなくともひとりでに良い音が出来上がってゆく安心感がありました。ミックスは奥田泰次氏。何度もやりとりが発生してしまったけれども、辛抱強く、共に上品かつ静かなエネルギーのある音を作ってくださいました。マスタリングはStuart Hawkes氏。すべての流れを一気に高みへ引き上げるものとなりました。関わってくださった皆様に、感謝と敬意を。
今、世界は混乱と過激の道を進み続けています。どうか、可能な限り多くの「箱」が、日々、大切な人と平和に過ごせていますように。
.jvkn
【リリース情報】

.jvkn 『Parallellives』
Release Date:2026.03.25 (Wed.)
Label:Private Announcement / ondo
Tracklist:
1. Parallellives










