Maya Jane Coles

Reason

Maya Jane Coles / Reason
英fabric 20周年記念盤に超豪華プロデューサーが勢ぞろい! ロンドンのクラブ・シーンにおけるアイコニックな存在に向け、特大の祝砲を

ロンドンのナイトライフを象徴する存在、fabric。Ricardo VillalobosにBen Klock、その他多くのレジェンダリーなDJを迎え、週末の夜を彩ってきた。2016年に閉館騒動があったものの、熱心な支持者の後押しにより翌年には再オープン。紆余曲折を経ながら、今もなおこの街に燦然と輝く。謂わば、クラブ界のキングである。

そんなfabricも今年で20周年。メモリアルな瞬間を祝うべく、実力のあるプロデューサーが集められた。『20 years of fabric』として、2枚組のコンピレーション・アルバムが12月6日(金)にリリースされる。関わったメンツを何人か並べてみよう。Nina Kraviz、Marcel Dettmann、Call Super、Special Request、Daniel Avery……。驚異的である。このラインナップでフェスを開催して欲しい。そして現時点で最も素晴らしいトラックを提供しているのが、Maya Jane Colesだ。曲の名は「Reason」。

2012年に名物Mixシリーズ『DJ-Kicks』に参加したあたりから、彼女は毎年MVP級の活躍を続けている。今年もNocturnal Sunshine名義でフル・アルバム『Full Circle』をリリースし、目下絶賛されている。本作はグライムあり、ブレイクビーツあり、実験的要素ありのエッジーな内容だが、『20 years of fabric』にはヒプノティックな4つ打ちをぶつけてきた。このレンジの広さよ。DJとしても高い評価を受ける彼女だが、プロデューサーとしての腕も一級品だ。The xxやBonoboからラブコールを受けるのも頷ける。

なお、彼女は今年の末に東京・渋谷VISIONで開催されるカウントダウン・パーティにも出演するようだ。曲良し、DJ良しの完全無欠っぷりをぜひ現場で刮目して頂きたい。


【リリース情報】

V.A. 『20 years of fabric』
Release Date:2019.12.6 (Fri.)
Label:fabric Records
Tracklist:
1. Nina Kraviz – Da
2. Steffi – Ankertje
3. IMOGEN – Bizant
4. Marcel Dettmann – Taste 2.0
5. Cassy – Joey
6. Anastasia Kristensen – Go Getter
7. Margaret Dygas – Zeitgeist
8. Call Super – Echothread
9. Maya Jane Coles – Reason
10. Sasha – Comet Chaser
11. Special Request – Codename Turbo Nutter
12. Source Direct – Vigilante
13. J. Majik – The Lost Tribe
14. Shackleton – Drawn and Quartered
15. Pinch & Trim – That Wasn’t It
16. Daniel Avery – Whilst We’ve Got Metal In Our Blood
17. Mantra – Embers
18. B.Traits – Mameya
19. Groove Armada – Wesley Nightshade
20. UNKLE – Catch Me When I Fall (fabric Club Mix)

Maya Jane Coles オフィシャル・サイト

Yuki Kawasaki

Yuki Kawasaki

ライター / エディター / ディレクター。週末は大抵都内のクラブにいますが、社交性はそれほど高くないです。映画も好き。 【影響を受けたアーティスト】Underworld / Aphex Twin / D’Angelo