FEATURE

INTERVIEW | 好芻


不思議なバランス感覚で成り立つ好芻。2人が語る新作『Mitaiken』制作背景

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2024.05.21

いよいよ好芻(スース)の活動も活発化していくということだろうか。tricotやジェニーハイのヴォーカルとして活動する中嶋イッキュウと、The Cigavettesやsunsiteで作詞・作曲・ギターを務める山本幹宗からなるプロジェクト・好芻が、新作『Mitaiken』を5月15日(水)にリリースした。

光のハイウェイを飛ばしていくような80’s風のポップソング“大遅刻”で始まり、夢から覚めたと思ったらまだ夢の中にいるような幻想的な音色の“未体験”で終わる、前作『Gakkari.』よりも華やかで厚みのある音色が印象的な全5曲をパッケージ。中嶋イッキュウが描いた、サイケデリックに染まったアメーバのようなアートワークも妙にインパクトのある作品である。また、次なる作品もほとんどでき上がっているようで、両者のこれまでの活動とは一転したドリームポップ/シンセポップを展開する音楽性も相まり、新たなリスナーへとアプローチしていく予感を抱かせる。

今回のインタビューでは新作『Mitaiken』について語ってもらうことはもちろん、最後に中嶋イッキュウ初のソロ名義アルバム『DEAD』についても話を訊いた。好対照な両作品を、ぜひ楽しんでほしい。

Interview & Text by Ryutaro Kuroda
Photo by Hide Watanabe


2人が考える好芻の立ち位置、特性

――前作の『Gakkari.』から1年8ヶ月ぶりのミニアルバムですね。

中嶋:アルバムは2年前ですけど、ちょこちょこシングルは出してたんですよね。あと、去年の2月ぐらいにライブをしたんですけど、曲がなさすぎたので、ライブに向けて5曲ぐらいばっと──。

山本:ひねり出しました。

中嶋:それで無理やりライブをしたんですけど。

山本:短時間で作ったのに意外と評判がよかったんです。なので、そのままレコーディングすることにして。

中嶋:(この1年半は)録って出して、録って出して、それが溜まってきたので今回アルバムという感じでまとめました。実は今、もう次の作品を作ったりしてます。

――ということは、おふたりともこの好芻をパーマネントな活動として捉えているんですか?

山本:いや、そんな気分でもないんですけどね。

中嶋:組んだ時はコロナ禍ですごく暇だったんですけど、今は必死に……(笑)。

山本:絞り出しています(笑)。お互い忙しくて、“大遅刻”とか“衝動買い”を作ったときには会わなかったですからね。完成してからビデオの撮影で会う、みたいな。

――データのやり取りだけで完成したと。“大遅刻”は80’s感というか、Dua Lipaばりの明るさを感じました。

山本:これを作ったときにちょうど『トップガン』の映画がやってて。テレビの特集とかで、あの曲(Kenny Loggins“Danger Zone”)が聴こえてくるじゃないですか。それがカッコいいなと思って、すぐにDX7(YAMAHAのデジタルシンセサイザー)のサンプルからベースの音を持ってきて作っただけなんですよね。あとはたとえばHarry Stylesとか、“大遅刻”を作っているときにはこういったサウンドが流行っていて。そのままだと自分にはちょっと速いなと思い、もうちょっとゆったりした感じにしてみたら、いい感じだったんです。

――ただ、次の“衝動買い”も80’s感があると思います。

山本:“大遅刻”と“衝動買い”は同じ時期に作ってるんですけど、ちょうどそのときに使ってたドラムサンプルがDMXやLinnDrumだったりするのと、あとはなんとなくそのときにNew Orderを聴いてて。“衝動買い”はNew Orderの“Bizarre Love Triangle”感のあるサウンドで、イッキュウさんに歌わせたらWinkみたいになったっていう。

――なるほど(笑)。どちらも歌詞がすごくいいですよね。“大遅刻”は登場人物の行き当たりばったりな感じが浮かんできます。

中嶋:なんか投げやり感というか、“大遅刻”とか“衝動買い”はそういう気分でした。実体験を書いたわけではないんですけど、去年はすごく忙しかったこともあって、どこかしらそのときの自分の要素は入ってるのかなって思います。

――歌詞はtricotで書くときと好芻で書くときで、意識の違いはありますか?

中嶋:tricotだと展開とか拍子が複雑ですし、急に明るくなったりもするから、それに合わせて書くとメンヘラになっちゃうんですよね(笑)。なので意味のない言葉とか、ふわっとした表現にすることが多いんです。それに比べたら好芻はもうちょっと意味がわかるというか、ストーリーが見えそうな歌詞にはなってはいますね。

――ちなみに中嶋さんは好芻ではギターを弾かないんですか?

中嶋:そうですね。できればあんまり弾きたくないので。

――それはなぜですか?

中嶋:楽器があんまり好きじゃないので。tricotのときは棒立ちでいるのもあれなので持っているんですけど。

山本:ハンドマイクで歌ってたら、間奏で気が狂ったふりしないと(笑)。

――(笑)。

中嶋:ハンドマイクでパフォーマンスをする勇気がなくて、一応ぶら下げてます(笑)。

山本:でも、好芻では僕もギターは極力弾いてないです。『Gakkari.』ではレコーディングスタジオに一緒に入ったときに、イッキュウさんから「ギター入れないんですか?」って言われて「ギクリ」って感じでした。

――そうですよね。山本幹宗さんといえば、やはりギターのイメージが強いです。

山本:元々ギターよりも全体を意識するというか、ワンフォーオール的な発想なんですよね。自分のバンドでも特に「ギターを聴かせよう」という意識もなくて。全体がよくなるようなところに配置する感覚でギターを弾いてましたから。

――そして3曲目の“カカオ”ですが、一転してアンニュイですね。

山本:アンニュイですね。これはTommy Guerreroのデビューアルバム(1997年リリースの『Loose Grooves & Bastard Blues』)みたいな、ちょっとチルな感じのものがやりたくて。あとはイッキュウさんからいくつかリファレンスが送られてきたときがあって、「たまには言うことを聞くか」と思って作った曲でした(笑)。

中嶋:私はどんな曲を送ったのか覚えてないので、“カカオ”が来たときは普通にいい曲として受け取りましたね。

山本:リフへの反応がすごくよかったんですよ。“カカオ”だけはギターを使おうと思ってリフを考えたんですけど、僕もこのたるいギターの感じは気に入っていますね。椅子にダラッと座ったまま、足でRECボタンを押して弾いたデモテイクをそのまま使っています。

中嶋:ギターがすごく前に出てるというか、耳につく感じがカッコよかったですね。フレーズもなんか色気がある感じだったので、そこから溶け出してる感じを想像して、作ってたのが2月だったので歌詞はチョコレートにしようかな、みたいな(笑)。


「為替の影響で音に厚みが出ちゃった」

――“カカオ”、“Delivery”、“未体験”の3曲は山本さん自身でミックスもされてるんですね。

山本:そうですね。前半の2曲と後半3曲は仕上げた時期が違っていて、“大遅刻”と“衝動買い”は宮﨑さん(宮﨑洋一/ex. 青葉台スタジオ)という元々くるりの仕事で知り合った方にお願いしたんですけど。後ろの3曲は自分でミックスしてみようかなって思っちゃったんですよね。ちょうどその時期に家のシステムを一新して、機材をいっぱい買ったので、仕事で取り返そうと思って頑張りました。

――『Gakkari.』の方が宅録っぽさがあったというか、『Mitaiken』は全体的にある種の派手さというか、ちょっと厚みを感じます。

山本:なんででしょうね? こういうのが好きになってきたというか、上手くなったんですかね?

――もしくはミックスが影響してますか?

山本:あ、そうだ、それは影響していると思います。前作のやつが宅録っぽいのは、イッキュウさんが好きなアメリカの宅録ミュージシャンに頼んだからですね。でも、ちょっと今はとんでもない円安で、とてもじゃないけど頼めない。それで今回は普通の仕上がりになったというか。

中嶋:為替の影響で音に厚みが出ちゃった。

――(笑)。“Delivery”はドリーミーで少しメランコリックな曲ですね。

中嶋:現実じゃない感じがありますよね。なので結構お話っぽいイメージで、過去と現在を行き来するような感じの曲にしたいなと思って歌詞を書きました。

山本:作ったのは『Gakkari.』と同じくらいの時期なんです。“Delivery”はちょっと変わったビートで、調性が曖昧で、サンプリングしたものを並べていくような、なんだかそれっぽいものを作りたかっただけの曲というか。最初はトラップっぽいテイストも入っていたんですけど、結局は削って今の形になったんですけど。本当にこれはイッキュウさんの歌がなかったら「マジでなにこれ?」みたいな曲なので、イッキュウさんがすごくいいメロディと歌詞を乗せてくれて嬉しかったですね。

――“未体験”は恍惚とした雰囲気がありますが、これはプレスリリースに寄せられたコメントによると「Andrew Weatherall的な雰囲気を目指した曲」とあります。

山本:90年代初頭のDJがリミックスするときの雑なループ感というか、そうやってざっくり作っていくのがすごく楽しそうだなと思ったんですよね。やっぱり僕らはバンドから出てきてるから、「人の曲をチョップして並べて新しくする」みたいな発想があまりないんですけど、逆に言うと、だからこそまだまだ挑戦できる余白があるんじゃないかなと。

――なるほど。

山本:あとは……「コメントください」って言われたので、誰かに引っかかりそうなことを言っておこうって思ったのもあります(笑)。

――(笑)。でも、Andrew Weatherallでなおかつ90年代初頭と言うと、(Primal Screamの)“Loaded”的なイメージということですよね。

山本:そう、完全に“Loaded”の感じです。そのままだと本当にあの時代のクラブミュージックになるので、BPMは少し落としました。

――“Loaded”に何か思い入れがあるんですか?

山本:いや、単純にPrimal Screamが好きなだけですね。ただ、いろんな制限があった時代のレコーディング手法へのロマンみたいなものはあります。僕がデビューしたのが2007年なんですけど、その時点で当たり前にPro Toolsが導入されていて。最初から機材も充実してたし、やろうと思えばどこまでも編集できる環境だったんです。だからこそ、僕らはアナログテープで録ったり、自ら制限をかけていたんですけど。1〜2世代前の、制限があったが故にこういうサウンドが生まれた、みたいな部分に対する憧れみたいなものがあるんですよね。友だちの家のお兄さんの部屋にmotoGPの写真が飾ってあるみたいな、感覚ですね。

――中嶋さんの歌詞やメロディにも、ちょっとノスタルジックな印象がありますよね。

中嶋:ありますかね……。どっから来てるんやろう。

山本:滋賀県から来てるのかな。

中嶋:フロム滋賀?(笑)。

山本:琵琶湖に沈む夕日から。

中嶋:(笑)。でも、昔からなんかポップスっぽいとは言われますね。幼少期に実家で叔父さんが同居していたんですけど、その叔父さんがめっちゃ音楽好きで、J-POPのトップチャートをいつもMDに入れてくれてたんですよ。それを聴きながら寝るっていうのが習慣になっていたので、潜在的に影響を受けているかもしれないです。


テーマは「生々しさ」──中嶋イッキュウの初ソロアルバム『DEAD』

――『Mitaiken』の2週間後に、中嶋さんのソロ名義での初アルバム『DEAD』も出るということなので、そちらも少しお話を伺いたいと思います。そもそも、ソロプロジェクトはどういう経緯でスタートしたんですか?

中嶋:tricotの前のドラム(komaki♂)が抜けたときに、当時のマネージャーが「3人全員がソロをやったらおもしろいんじゃないか」って言ってくれたんです。結果として、その提案を素直に聞いたのは私だけだったという(笑)。それで1曲だけ発表したんですけど、このまま私だけソロで活動してもなぁと思って、その後は止まってたんです。

――それが7年前にMVが公開された“sweet sweat sweets”ですね。

中嶋:はい。当時は上京したてでtricotに関わらずいっぱい曲を作っていて。それを趣味程度に自分でお金を出して、レコーディングして、自分のブランドのアイテムにQRコードを入れてダウンロードできるようにしたり、缶バッチ型のオーディオ機器で売ったりしていたんです。後からそれを聴きたいと言ってくださる方もいるんですけど、もう聴けない(売ってない)ものがほとんどなので、いつかはちゃんとした形で出したいなと思っていたんですよね。そうしたら去年の9月の段階で、来年はジェニーハイもtricotもリリースが決まっていないということだったので、じゃあ2024年に出そうかなと思った感じです。

――『DEAD』は好芻とは対照的な音像になっていて、やっぱり中嶋さんはロックバンドの人なんだなと思いました。

中嶋:ひとりで作るとこうなっちゃう感じはありますね。理由はわからないんですけど。でも、叔父さんにもらったMDを聴いていたときから、あゆ(浜崎あゆみ)の曲でもロック調の曲ばかり引っかかっていたし、モー娘。の曲でもピコピコしてるよりはバンドっぽい生音が入ってる曲がフェイバリットでした。

――そしてリリックも生々しい。

中嶋:そうですね。好芻とは真逆というか、アートワークも生々しい。……それこそ「生々しい」がテーマかもしれません。

――なんで『DEAD』と名付けたんですか?

中嶋:何年も前に作った曲ばかり入っているので、「倉庫に入っていた曲」という意味で「デッドストック」から取りました。

山本:へえ。

中嶋:「デッド」かわいいなと思って。

山本:かわいいというより、ちょっと怖くない?

中嶋:かわいいでしょ(笑)。でも、その拙いデッドストックを幹宗さんが垢抜けさせてくれました。

――ギター以外でも参加されてるんですか?

中嶋:アレンジですね。“sweet sweat sweets”でも幹宗さんがギターを弾いてくださっていて、それがすごく気に入っていたし、あのときの匂いのまま次も出したいというのがあったので、幹宗さんにやってもらえば間違いないかなと。『DEAD』も私のウンコみたいなデモを幹宗さんがそれこそ商品に近い状態にしてくれて、それをサポートの方にお渡しして演奏してもらいました。

山本:曲をある程度整理して送った後、1回自分の作業場に来てもらったんですけど、僕が色々やっている後ろで好き放題言ってくる、みたいな。

中嶋:「違う!」「そうじゃない!」とか。

山本:「もっとドロッと!」「怖く!」「だらしなく!」とか。

中嶋:「もっと絶望感を!」

山本:「絶望感……?」みたいな(笑)。

――(笑)。それは『DEAD』をどういう作品にしたいと思ったからですか?

中嶋:今回はレーベルをどこにするかというところから決めていったんですけど、それによって曲調も変えたろうと思っていました。メジャーだったらもっと気を遣った選曲にしたんですけど(笑)、〈FABTONE〉から出すってことになったので、だったら思いっきり好きなことしようと思って。それでタイトルも『DEAD』にして、キモい曲ばっかり入れて、このアルバムの中で絶望感とかドロッとしたものを全部出そうと思いました。

――音は2000年代的なロックみたいなものを感じました。

中嶋:何年代とか、誰々みたい、というのを自分で言うのは難しいんですけど、私のリファレンスはやっぱりそうなんですかね?

山本:まさにその時代の感じがイッキュウさんはすごく好きみたいですね。そういえば俺は知らない楽曲だったんだけど、リファレンスにすごい曲あったよね? アクが強くて、めっちゃ怖い感じのやつ。

中嶋:“青空の果て”(奥田美和子)のこと?(笑)。“青空の果て”は『ヤンキー母校に帰る』の主題歌なんですけど、MVも人によっては「トラウマになるんちゃうかな?」っていうぐらい怖いやつで。そういうのが普通にドラマのタイアップになってた時代というか、あの頃はそういうのがめっちゃあったんですよね。私はホラーとかそういう驚きが好きで。

山本:そういうのがいくつか送られてきたんですけど、それをこの2024年に完成させないといけないわけじゃないですか。それで誰にミックスしてもらったらいいんだろうと思って(笑)。

……いろいろと考えた結果、今回は南石さん(南石聡巳/duskline_studio)にやってもらったんですけど。

――ダーティな感じがありますね。

山本:そうそう、ダーティでザラっとした、汚れたサウンドのイメージがよくて。南石さんとは今回初めてご一緒したんですけど、アンバランスな部分を作るというか、そういうテイストが得意な方という印象があって。

中嶋:1曲目から「音でびっくりさせてほしい」とオーダーした気がします。


独立したプロジェクトを目指して

――ソロとしてはどんな活動をしていきたいと思っていますか?

中嶋:そんなにモチベーションが高いわけではないんですけど、このスタイルやからこそ求めてもらえることもあると思うので、そういう部分には応えていきたいですね。

――では、好芻としてはどうですか?

中嶋:たぶん元々の自分のファンとか、幹宗さんのファンからすると、このプロジェクトの立ち位置ってよくわからない感じがすると思うんです。だからこそ、好芻が響く人たちにしっかり伝わってほしいというのはありますね。

――おふたりの既存のファンへ向けて、というよりは、好芻は好芻で確立していきたいと。

中嶋:そうですね。もちろん自分のことを知ってくれていて、好芻まで深く追ってくれる方が気に入ってくれたら嬉しいんですけど、自分も新しい音楽としてやっているので、他のキャリアや肩書きに甘えずこのプロジェクトをしっかりと独立させたいです。結果的にそれがみんなに喜ばれるんじゃないかなと思います。

――山本さんはどうですか?

山本:何かヴィジョンを掲げたり、「こういう曲を作りたい」というよりは、「来た球を打つ」という感じですね。でも、追い払うことはしないというか、みんな聴いてくれたらありがたいですよね。次のリリースももう決まっているので、そこに向けて一生懸命頑張ります。

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【リリース情報】


好芻 『Mitaiken』
Release Date:2024.05.15 (Wed.)
Label:FABTONE / SUSU
Tracklist:
1. 大遅刻
2. 衝動買い
3. カカオ
4. Delivery
5. 未体験

配信リンクCD購入リンク

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中嶋イッキュウ 『DEAD』
Release Date:2024.05.29 (Wed.)
Label:SHIRAFUJI RECORDS / FABTONE Inc.
Tracklist:
1. DEAD
2. 甘口 -DEAD remix-
3. 哀願
4. マンション
5. MILK

■中嶋イッキュウ:X(Twitter) / Instagram

■山本幹宗:X(Twitter) / Instagram


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