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INTERVIEW | Hanagata


挫折を経て新たな表現方法を手に入れたHanagata、初のEPで描いた過去への決別

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2024.08.27

〈ササクレクト〉の新人アーティスト・Hanagataが8月23日(金)に1st EP『Lucid Tape』をリリースした。

カイゼル髭がトレードマークのHanagataは、1995年立川生まれ、音楽活動は2021年からという遅咲きのアーティスト。EPからの先行シングル“無能力者論”では、いわゆる「27クラブ」を超えてしまった自身の苦悩が綴られている。

初のインタビューとなる今回は、Hanagataが続けてきたダンサーとしての活動や、その挫折、そして〈ササクレクト〉からのデビューについて話を伺い、またEP制作に参加したプロデューサー・Zoo Lay Stationも交えて、『Lucid Tape』に込められた思いを語ってもらった。

Interview & Text by namahoge
Photo by Maho Korogi


きっかけは4s4kiのMV、〈ササクレクト〉からデビューまでの経緯

――EP『Lucid Tape』リリースおめでとうございます。〈ササクレクト〉からのデビューということになりますが、1曲目の“Quiet ION”ではご自身の出自について語られていますね。

Hanagata:“Quiet ION”はある種自己紹介のつもりで書いた曲です。あんまりうちは裕福じゃなくて、でもあからさまに貧乏というわけでもなかったですけど。今も地元の立川に住んでいるんですが、友だちもみんな離れずそこに根を張りながら外で頑張っていて、なんとか自分の生活を持ち上げようとしている、という感じで。

――都心に憧れることはありませんか?

Hanagata:若いときは、とにかくカルチャーのど真ん中でお金稼いで、ということに憧れていたんですけど、だからこそ、都心に向かう電車に座っているときの居心地がすごく気持ち悪くて……でも、その感覚も自分にとっては大事なように思っていて。僕は全然場所的にもカルチャー的にも中心から外れていますけど、この位置にいながら気持ち悪い感覚がなくなるまで頑張りたいな、と思っています。

――音楽活動を始める以前はダンサーとして活動されていたそうですね。まず、どうしてダンスをやろうと思ったんですか?

Hanagata:中学校までバスケットボールをやっていて、そんな中でも音楽はずっとやりたかったんですよ。家で音楽がずっと流れている環境で……THE BLUE HEARTSが本当にずっと流れていて、お母さんが好きだったんです。だから、朝も《ナイフを持って立ってた》……「いってきまーす!」みたいな(笑)。そんな感じの家庭で音楽が近くにあって、すごくやりたくて。だけど、ボールと体育館履きがあればバスケができるのと違って、楽器はお金もかかるし、音楽は何から始めればいいのかわからなかったんですよね。

それから高校に入って思い切って軽音部に入ったんですけど、だいぶ荒れてて、ハチャメチャで。それでも音楽で何かしたいってなったときに、ダンス部があったので入ってみたんです。

――身ひとつでできるものとして、ダンスを選んだと。

Hanagata:それから、高校の先輩にプロのダンサーさんがいて、たまたま教えてくれる機会があって、「プロってすごいな」と思ったんです。高校2年か3年のときは部活だけじゃなく、外部のレッスンやオーディションを受けるようになっていて、ガチでやってる人たちをたくさん見て。「いいなあこの世界」と思って、プロになるつもりで高校卒業しました。

――卒業後、どこかのチームに入ったり?

Hanagata:いや、もう個人で。

――いきなり後ろ盾もなく、フリーランスとして社会に出て。

Hanagata:そうですね。クラブのイベントに出させてもらったり、ダンス作品にも出させてもらったり。自分は金銭面で無理だったんですけど、周りには専門学校に行ってる人も多くて。だからいろんなところに行って、挨拶して、顔を売って。

――事前にいただいた情報では、米津玄師の“馬と鹿”や、UVERWORLDの“PLOT”などのMVにもダンサーとして出演されたそうですね。それが《俺は俺の声で 踊りたいんだ》(“Quiet ION”)に繋がっていくのだと思いますが……。ちなみに《2020 ついには NLD WSした》(“Quiet ION”)というリリックもありますが、これはダンサーとしてのひとつの達成だったのでしょうか?

Hanagata:僕が高校時代に見て憧れた海外でレッスンをするダンサーさんみたいに、絶対に海外でやるってその頃から決めていたので。NLDってオランダのことなんですけど、海外でワークショップやったよっていう、有言実行したぞという意味で書いたんです。

――そこでは夢が叶ったと。でも、2021年あたりから音楽活動を始めたのは一体なぜでしょうか?

Hanagata:その時期、夢だった海外のワークショップが他にもいくつかできそうだったんですけど、ちょうどコロナのタイミングで全部なくなって。ギリギリでオランダだけ行けたという感じで。その後外で活動することもできなくなったりして、ネット上に移行していったりとかいろんな方向でみんな戦ってたんですよ。でも、僕はダンスをネットのコンテンツみたいに捉えていなくて……《評価は観賞用の植木になった》(“Quiet ION”)ってリリックもあるんですけど、そこじゃないんだよって思っちゃったんですよね。

――ずっとワークショップをやりたかったのは、動画として残るものではない何かを伝えたい、ということなんですね。

Hanagata:そうですね。今もダンスは僕の根源にあるから、《俺は俺の声で 踊りたいんだ》って。

――そこで音楽を始める際に、特に影響を受けたアーティストは?

Hanagata:やっぱり、THE BLUE HEARTS。

――それはどうしてでしょう?

Hanagata:僕、わりと根が暗いというか……こんな見た目で「怖い」ってよく言われるんですけど(笑)。だからTHE BLUE HEARTSが《君の事笑う奴はトーフにぶつかって 死んじまえ》とか叫んでると、「最高かよ」みたいな。自分の中のぐちゃぐちゃした汚い思いも全部、なんていうか、僕のヒーローが綺麗にフィルターに載せてくれる、というか。本当、ずっと影響受けてますね。

――他に好きなアーティストはいますか?

Hanagata:RADWIMPSも影響受けてると思います。年を追うごとに解釈できるようになっていく感覚があって、聴いてるっていうより、読まされてるというか。それって、自分が言いたかったことを言ってくれてるというより、自分じゃない自分をもう一個作ってくれる感じで。小説みたいな。だから一生読んでられるし、一生飽きない。常に違う感覚で聴けるのが、すごいなって。そういう意味で、音楽として理想的な形だと思ってます。

――それからどうして〈ササクレクト〉からデビューすることに?

Hanagata:3年ほど前、ダンサーだった頃にたまたま4s4kiちゃんのMVを見たんですよね。で、すごい喰らって。言葉も音も、あんまり自分の中にはなかったものだったんです。これはどこからリリースされているんだろうと調べて、もし自分が音楽やるとしたら〈ササクレクト〉から出したいなって、そのときから思っていました。それから、ここに送るぞと決めて集中してデモを作って、送ってみたらメールが返ってきて、「えーっ」みたいな。

――そのときのデモはどうやって作ったんですか?

Hanagata:タイプビートでひたすら作りましたね。たしかハイパーポップ系のビートで。


身動きできなくなった夢、ぶち当たった才能の壁

――今回のEPとサウンドの方向性は同じだったんですね。プロデューサーのZoo Lay Stationさんにもお話を伺いたいんですが、Hanagataさんのデビュー作はどのように作られていったのですか?

Zoo Lay Station:僕がやったのは、もともとラフなトラックに乗った状態の歌があって、そこからトラックをブラッシュアップしていく、あるいは一から再構築する作業でした。なので、アカペラデータ以外は自由にやらせてもらう形で、基本的にはラフトラックに対するHanagataさんのアプローチの仕方を読み解くところからスタートしました。たとえば「サビが爆発してるから、こう歌を乗せたんだな」みたいな。最初からスタイルや曲調を決め込んで、というより、Hanagataさんのアプローチに対して僕がどう回答するか、という形でしたね。

――個人的に気になったのは、おそらく全編を通して声になんらかの処理がかかっていて、生の声のパートがひとつもないところでした。エフェクトのかかり方も多様で、デジタルクワイアやピッチアップなどはほとんどの曲でみられ、時にはバグパイプのような鳴らし方で遊んでいる曲もある(“by my side”フック)。そのようにデジタル処理された声が溢れる一方で、“カラカン”では《声 惚れ込んでくれた人》という存在が出てくる。そこで「声」というのがひとつ、キーワードになるのかなと思ったのですが、どうでしょうか?

Hanagata:いや、“カラカン”で書いた声というのは、その意味での声じゃなくて……僕が言いたいこと、やりたいこと、成し遂げたいものに対して、「いいじゃん」って言ってくれる人がいて。そういう意味の「声」ですね。

Zoo Lay Station:そうだったんだ(笑)。

――プロデューサーさんも同じ勘違いを(笑)。完全に読み違えており、恐縮です……でも、いい声をしているなと思います。

Hanagata:あんまり僕、自分の声に自信とかないです(笑)。

――全編通してラップというよりは歌として成立していて、歌の上手な方なんだなと。

Hanagata:それはめっちゃありがたいっすね。でも本当、自分の声に自信がないっていうか、「その髭面で声高いの?」みたいなことをすごく言われるんで、自分の声って僕とミスマッチなのかな、というのをわりと早い段階から感じていて。だからあんまり誇れるものでもないし、ただ単に受け入れてるって感じです。

Zoo Lay Station:逆に武器だと思いますけどね。

Hanagata:本当ですか。

――そう思います。

Zoo Lay Station:ちなみに、声の処理に関して補足させていただくと、Hanagataさんがデモとして作ってきたデータに、すでにボーカルエフェクトがかかっていたんですよ。オートチューンや歪み、コンプ含めて作り込まれた音として。たしか、「Voloco」というフリーのスマホアプリで音作りされて、しかもiPhoneのイヤホンマイクで録られていたんですが、それがすでに完成されているというか、十分に魅力のあるものだったんです。

なので、その歌に対して別の角度から攻めるのか、真正面からアップデートするのかを曲ごとに考えて作っていて。でも最終的に、アプリのエフェクトがドンピシャはまっていて「これでいいじゃん」となった曲もあって。iPhoneで録った音だから音質としてはよくなかったりするんですけど、そのときのヴァイブスが乗っかっているテイクだから、録り直しちゃうとそこが失われちゃう懸念もあって、そのまま採用した部分もありました。

Zoo Lay Station

――“Quiet ION”のラップパートはすごくローファイな質感になっていますね。

Zoo Lay Station:そうですね。あれはまさに録音環境の問題で。

――でも、そもそもセルフプロデュースという側面がかなり強いんですね。ハイパーポップシーンの若いアーティストも、自分でトラックを作って自分で声を加工して、というセルフプロデュースの作品が多いので、そういった面で重なるところがあるかもしれません。

Hanagata:そうなんですかね。自分は機械とか、バーって説明が書かれているのがすっごい苦手なんで、いろいろ試したり、人に教えてもらったりして、ほんとずっと勉強しながら作ってる感じです。

――ちなみに声に関して、ご自身でエフェクトをかけたのはどうしてなんですか?

Hanagata:うーん……一番の理由は気持ちいいからですかね。僕はダンサーな部分もあるので、音として気持ちよく聴こえたらOKって感じで、自分の声のバランスとかを考えながら作りました。そもそも音割れや歪みも、パンクがすごく好きというのも関係あるのかな。

――ディストーションといえば、シングルカットされた“無能力者論”では、強い感情を表すように声が歪みますね。そのリリックでは、《天才の生きる時間は27年ならばさ とうに追い越した僕はこれから一体何になれるっていうんだよ》と、いわゆる「27クラブ」の年齢を超えたHanagataさんの苦悩が綴られています。

Hanagata:“無能力者論”の歌詞は2年前、音楽活動を始めたばかりの27、8歳のときに書いたんですけど、本当にそのときの気持ちのまんまですね。自分が追っていた夢も身動き取れなくなって、自分の表現においても才能の壁にぶち当たって、まだ誰も曲を聴いてくれないし、自分はどこになにを投げ続けてるんだろう、みたいな状態だったんですよ。でも、それでも何者かにならないと死んじゃうな、みたいな。すっごい、ぐわーって下がってて……死にたいとか、そういうのはないんですけど、「なかったことになっちゃうかも、自分」みたいな、世の中に飲まれていっちゃう感覚に陥って。寝れないし、あんま人と話せないし。ヤバい、ちゃんと全力でぶつけないとな、っていう状況で書いていました。


無力だけど強くありたい

――いわゆる「アラサー」で新たに音楽活動を始めるというのは、いろんな苦悩があるように思います。EP『Lucid Tape』はそのような状況が大いに反映されているのだと思いますが、でも、どうして苦しみながらも音楽を作り続けられたのでしょうか?

Hanagata:一番デカいのは家族の応援してくれる言葉ですね。表現の世界にいたいなら、ダンスから音楽に変わろうが続けるべき、っていうのをすごい言ってくれて。それだけで立ってた感じですね。ふらふらの状態で。

――先ほども触れた、“カラカン”で歌われる「歌詞や声に惚れ込んでくれた人」というのは家族ですか?

Hanagata:友だちもそうだと思うんですけど、一番は家族かな。

――“by my side”や“Batman”では一対一の関係にみられるリリックもあります。ともすれば、恋愛について歌っているようにも聴こえます。

Hanagata:でも“by my side”は一対一で話してるようで、わりといろんな人を思い浮かべています。一緒にいた友だちでもいいし、仲間でもいいし、恋人でもいいし。でも、気づいたらいなくなっちゃったよね、みたいな。聴いてる人の捉え方次第で変わっていいと思っています。

――“release”のリリックには、いわゆる女性の役割語が用いられていますが、その意図は?

Hanagata:自分は、「俺」とかいうのがあんまり好きじゃないっていうのもあって。男性的な、バッと切られる言葉で声をかけられたら聞き入れられないこともあるのかな、と。柔らかい印象というか。

――ここはプロダクション的にも、ボーカルに長めのリヴァーブがかかっていますね。

Zoo Lay Station:そうですね。僕は歌詞から音に直結するような作り方をあまりしないんですけど、この曲ではHanagataさんのボーカルのアプローチから、波にたゆたうような、力の抜けた感覚を受けたんですよね。それこそ、クラブで音と向き合ってひとりになってるときの体験に近いような……。

Hanagata:そうそうそう。

Zoo Lay Station:海に浮かんでいるような、そういうイメージで、はっきりしたものというよりアンニュイな印象がこの曲の表現として正しいなと思ったので、必然的にボーカルのリヴァーブも長くなったり、楽曲の構成もちょっと長めの間を取ったりしましたね。

Hanagata:いやあ、僕より理解してるかもしれないです。言語化する能力がヤバいです。

――そういう印象レベルの話もおふたりでされるんですか?

Hanagata:ちょいちょいしますよね。

Zoo Lay Station:でも、音楽を言葉で表現するのって難しくて、同じ言葉を使っていても実は解釈が違うことは誰にでもあると思うんで、どうしても抽象的なやりとりになるんですけどね。だからこそ、僕が冒険気味にアプローチしたトラックを送って、ハマったりハマらなかったりもあって。“無能力者論”なんかは元のトラックからかなり変えていて、フックを大きく爆発させるようにしたんですけど、Hanagataさんにも納得いただいたようで、ばっちりハマって。

――ハマらなかった例でいうと?

Hanagata:“Batman”はそうでしたね。

Zoo Lay Station:そうですね。“Batman”の今のトラックは元々入っていたラフだったものをアップデートしたような形になっているんですけど、僕が送ったのはもっとチルな感じで。

――今はダークで重ためなトラックですね。

Hanagata:そもそもバットマンって、すっげー強そうに描かれてるけど実際街しか守れてないなって思ったんです。でも、そんな限られた範囲しか守れないっていうのは、自分もそうだなって。

――ある種の無力感がある。

Hanagata:無力だけど強くありたいし、でもマッチョでいるのってめちゃめちゃ疲れるし、そういう強がりをやめたいなと思ったので、重たい感じが合うのかなって。


ようやく勝負できるところに立てた

――今回のEP自体、ある種Hanagataさんが過去と決別する意思が描かれているわけですよね。

Hanagata:そうです、そうです。

――そんなデビューEPがこれからリリースされるわけですが、今どんな気持ちですか?

Hanagata:うーん……でもほんと、楽しみです。どんどん自分のやりたいことができてるというか、やれるようになっているので。同時に、恐怖が後ろでずっと追いかけてきてるような……まだそんなとこにいますね。あんまり、カッコいい感情はないかもしれない。ようやく勝負できるところに立てたっていうのはありますけど。

――今年6月には『ササクレフェスティバル2024』にも出演されましたが、それはいかがでしたか?

Hanagata:誰も僕の曲を知らない状態で出てみて、ある意味清々しかったですね(笑)。でも、すごい目を見て歌ったりして、繋がってるな、みたいな。気持ちよかったですし、ライブっておもしろいなと思いました。

――ダンサー時代のステージ上で人に見られる経験は大きいんじゃないかなと思ったのですが。

Hanagata:いや、やっぱダンスとは違うし、めちゃめちゃ緊張しましたよ。見せ方がちょっと違うんだなって。フリとかじゃなくて、「この人ってどんな人なんだろう」っていうところで見せていかなきゃいけないんだなと、ひしひしと感じました。

――最後に、今後の展望を教えてください。

Hanagata:まず、とにかく曲のストックがめちゃめちゃあるので、どんどん出していきたいなって。

――どれくらいあるんですか?

Hanagata:歌詞だけのものも含めると、今900個くらい……。

――ええっ。音楽活動を始めて3年ほどで?

Hanagata:そうなんですよね。だからもう早くトラックに乗せたいなって(笑)。

Zoo Lay Station:書き下ろしトラックを作る僕が追いつかないんですよね……(笑)。

――トラックさえあれば、という状況なんですね。それから他に考えていることはありますか?

Hanagata:やっぱりパフォーマンス能力を上げていくこと。場数がすごく大事だと思うんで、いつかデカいステージにも立てるように、人間性含めて高めていきたいなと思います。

――目標のステージはありますか?

Hanagata:この間、酔っ払って「コーチェラ出てー!」とか言ったんですよ(笑)。でも、言っちゃったし、僕はこれまで有言実行してきた自負があるので、コーチェラ(Coachella)に出る、でいいと思います。何がしたいかとか、そんなのはともかく、そういった大きな環境に溶け込める人になりたいというか。それに……インタビューで「コツコツ頑張ります」とか言ってもおもしろくないと思うんで(笑)。

――そんなことはないと思いますよ(笑)。

Hanagata:出たいです。コーチェラ!


【リリース情報】


Hanagata 『Lucid Tape』
Release Date:2024.08.23 (Fri.)
Label:SASAKRECT Inc.
Tracklist:
01. Quiet ION
02. カラカン
03. by my side
04. Batman
05. Lucid Dreaming
06. release
07. 無能力者論

Prod by Zoo Lay Station

配信リンク

■Hanagata:X(Twitter) / Instagram


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