その卓越したベースの演奏技術とMinnie Ripertonを彷彿させる歌声で高い評価を集める、米ジャズ・ベーシスト/ボーカリストのEsperanza Spalding(エスペランサ・スポルディング)が新プロジェクト、Esperanza Spalding Presents Emily’s D+Evolution(エミリーズ・D・エボリューション)として新曲「One」をリリースしました。日本のiTunesでも配信がされています。
演劇や詩朗読といった彼女の子供の頃の関心事を取り上げたというこのプロジェクトは、これまでのジャズ/フュージョンの枠を飛び越え、エレキギターを大胆にフィーチャーし、音楽的にはインディー・ロックやネオソウルに接近しています。楽曲のスケールの壮大さ、独創性はHiatus KaiyoteやSt. Vincentに近いものを感じます。
こちらは先日出演したTV番組「Jimmy Kimmel Live」でのライブ映像なのですが、これまでのトレードマークだったアフロヘアを編み込み、大きな眼鏡をかけるなど、ビジュアルにもこだわりがあることが窺えます。ちなみにEmilyとは彼女のミドルネームのことだそうです。