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Floating Points、初期衝動取り戻した新作『Crush』10月リリース 新曲「Last Bloom」MV公開


2019.08.28

マンチェスターに生まれ、現在は作曲家/プロデューサー/DJとしてロンドンを拠点に活動するFloating Pointsが、ニュー・アルバム『Crush』を10月18日(金)にリリースすることが発表。合わせて新曲「Last Bloom」のMVも公開された。

先日、サカナクションとサマソニによるスペシャル・コラボ企画『NF in MIDNIGHT SONIC』での来日も記憶に新しいFloating Points。2019年、〈Ninja Tune〉との契約を発表し、同時にリリースされたシングル「LesAlpx」でも話題を集めた。

2015年にリリースされた前作『Elaenia』が、ジャズ、クラシック、エレクトロニカ、サイケ・ロック、さらにはブラジリアン・ ポップに至る様々なジャンルの境界線を曖昧にして、聴き手が踏み込める世界を巧みに構築したとすれば、『Crush』にはシートベルトもせず、息をのむようなドライヴに誘われているような感覚があるという。「クラブで、全ての要素が組み合わさって、完全にはまってしまう、あの信じられないような瞬間を 再現したかったんだ。ずっと浸っていたいと思わせるようなものをね」(Floating Points)。

自分の初期の作品にある「即時性」と、自信がレジデントを務めていたロンドンの伝説的なクラブ「Plastic People」のサウンド・システムから流れる自分の曲を聴いた時のスリルを取り込もうとした。そこで、過去をさかのぼって、10年前にリリースした彼の1枚目のEP『Shadows』を聴いたという。そのほとんどは17歳か18歳の頃、ノート・パソコンのみで作った楽曲だ。「かなりの垢ぬけなさは否めないけど、ヤバかった。深みを感じさせるところもあったしね。あの自発性をもう一度体現したくなったんだ」(Floating Points)。

また、今回のアートワークは前作『Elaenia』と同様、『Sónar 2019』での登場でも話題となったバルセロナのHamill Industriesが手がけ、ヴィジュアルは自然界をクローズアップしたものになっている。


【リリース情報】

Floating Points 『Crush』
Release Date:2019.10.18 (Fri.)
Label:NINJA TUNE / BEAT RECORDS
Tracklist:
01. Falaise
02. Last Bloom
03. Anasickmodular
04. Requiem for CS70 and Strings
05. Karakul
06. LesAlpx
07. Bias
08. Environments
09. Birth
10. Sea-Watch
11. Apoptose Pt1
12. Apoptose Pt2
[Bonus Track for Japan (BRC-615LTD/BRC-615)]
13. LesAlpx Dub – ((JAPANESE SPECIAL EDITION))

※国内盤CDは限定特殊パッケージ盤/通常盤の2種類
※国内盤CD(2形態共通)にはボーナス・トラック追加収録/高音質UHQCD/解説書封入

リリース詳細


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