今は卒論を書く地獄の毎日を過ごしていますが、このベスト・トラックを選んでる時が至福の時でした。。。
今年はUSインディーが私の中で熱かった気がします! 普段はガレージロック、グランジ、シューゲ、インディあたりの新人を探してます!
5. Virgin Suicide / Sedate Me
デンマークのコペンハーゲン出身の5人組のネオアコ〜インディー・ロック・バンド。この曲にはかなり思い入れがありまして、ちょうどVirgin Suicideのこの曲が入っているデビュー・アルバム『Virgin Suicide』が就活の時期くらいにリリースされて、就活で辛くなった時にはこの曲に何回も救われました。。。
甘酸っぱい青春インディー・ロックと言えばいいのでしょうか。是非ともこの曲は新しい風が吹き始める春先に聴いてほしい曲です!
The SmithsやBelle and SebastianなどのネオアコやUKインディー好きにはたまらないテイストになっていると思います。この曲以外もアルバム通して名曲揃いなので、アルバムも聴くべし!
4. Wet / Don’t Wanna Be Your Girl
■関連記事:Wet / All The Ways、Wet / Dream
NYブルックリン出身の3人組エレクトロR&Bグループ。今年デビュー・アルバム『Don’t You』を出したばかりの新人ですが、3年前に既にHosakaさんがSpincoasterの記事で取り上げていたのに驚きでした。。。
この曲はトラックがシンプルで、そこに透き通る声の女性ボーカルがとても心地いいです。聴いていると心地よすぎて、ヨーロッパの湖の畔の草原で寝っ転がっているような錯覚に襲われる(言い過ぎかもしれませんが・笑)ような、幻想的な雰囲気がたまりません!
3. Wild Nothing / Life of Pause
USインディーの実力派バンド、Wild Nothingの3作目から、タイトル・トラックを。アルバムではこの前に「Japanese Alice」という曲から続く形で始まるのですが、その始まり方が鳥肌ものなのです……。
80年代を彷彿とさせるシンセのイントロは、本当に名曲。おそらくWild Nothing史上、最もポップな曲だと言えるのではないでしょうか! やはりボーカルのJack Tatumの作曲センスは恐るべしです……。
2. Pinegrove / Old Friends
USのニュージャージー出身のエモ〜インディ・ロック・バンド。今年デビュー・アルバム『Cardinal』を〈Run For Cover Records〉よりリリースした中からの一曲目。
序盤の始まりからエモい始まりで、心を貫かれました……。グランジ感のあるギター・サウンドに、ボーカルのエモさがたまりません。
1. Whitney / Golden Days
元Smith Westernsのギター、Max Kracekと元Unknown Mortal OrchestraのJulien Ehrilichによるシカゴのインディ・ロック・バンドのデビュー作『Light Upon The Lake』からの一曲。
Smith Westernsの時のメロの雰囲気とは違い、70年代のカントリー調であったり、フォーク感溢れる素晴らしい曲。初めてこの曲を聴いたときの感動は忘れられません……。
何か懐かしい感じを漂わせつつ、心地よいJulienによる甘いボーカルが最高です。僕の中で今年No.1の曲であり、『Light Upon The Lake』は年間ベスト・アルバムでもあります!
Comment
ベスト・トラックを今まで選んだことがなく、いざ選び始めてみるとどの曲も最高過ぎて「5曲に絞りきれない……!」というのが感想です(笑)。
今年は特に様々なジャンルにおいて、ベテランから新人まで名作揃いで、本当に豊作な一年だった気がします。さらに、今年は日本のインディ界隈で海外志向のバンドがかなり出てきたというのもおもしろかったです。自分自身でも今年は今まで聴かなかったようなジャンルに手を出してみたりと、音楽的にはかなり充実した年を送れた気がします! 来年もさらに良い新人を発掘していけたらなと思っています!
番外編 マイ・ベスト
【ベスト・新人アーティスト】
King Nun
前にSpincoasterでも紹介させていただいた新人です!
The 1975やThe Japanese Houseなどが所属している〈Dirty Hit〉が送り出した新人なのですが、初めて彼らのデビュー曲を聴いた時、その初期衝動の赴くままに掻き鳴らされているかのようなグランジ・サウンドに鳥肌が立ちました! 今後の彼らの動向も要チェックです!