JINTANA & EMERALDSがニュー・アルバム『Emerald City Guide』を9月15日(水)にリリースすることが発表。本日トレイラー映像も公開された。
JINTANA(JINTANA EMERALDS)、KASHIF(KASHIF EMERALDS)、XTAL(XTAL EMERALDS)に加え、一十三十一(TOI EMERALDS)、MAMI(MAMI EMERALDS)、カミカオル(CAO EMERALDS)から成る横浜PPP発のネオ・ドゥーワップ・バンド=JINTANA & EMERALDS。1stアルバム『Destiny』(2014年)からおよそ7年、2作目のアルバムとなる本作はドゥー・ワップが独自の進化を遂げたパラレル・ワールド架空都市、エメラルド・シティへの“空想旅行”をテーマに、観光ガイドブックの体裁でエキゾチックな街の風景、風物詩などを紹介する豪華ブックレットと共に、美しいコーラス・ワークによる新時代オールディーズを繰り広げる作品だという。
なお、同作よりLAのSSW・Los Retrosを迎えた「Love Again」が8月25日(水)に先行配信されることが決定している。
【JINTANA EMERALDS コメント】
「エキゾチカ(エキゾ音楽)」とは欧米のアーティストが、南国の島々やアジアなどに行きづらい時代に生まれた音楽の形。南の島の鳥の声を口笛で再現したり、きっとこういう感じなんだろうという間違った解釈の民族音楽的メロディーを入れ込んだり。50年代・60年代、人々はそういったエキゾ音楽を大型のレコードプレーヤーで聴きながら、異国情緒あふれるジャケットを眺めて、世界旅行を疑似体験していた、というのを読んだことがある。行けないからファンタジックに想像する、というのは、それはそれで甘美であったに違いない。
いま、再び気軽に海外に行けない時代になり、いつか行きたいと思っていた南米の煌めく街や南洋の小さな都市が、もしかしたらもう一生行けないのかも知れない、という一抹の不安を覚えつつ、最近、本屋でそういった土地のガイドブックを眺めるようになった。そういった憧れが高じて、空想の都市が出来上がり、こんな街あったらいいな、行ってみたいな、的にその都市のガイドブックが出来上がり、そしてその都市に対する旅情を表すサウンドトラック的に音楽を作り出した。それは、50年代で時が止まった世界のどこかの都市のラジオで流れているヒット曲、のような。そういうエキゾ音楽。
架空の動物の詳細な学術書である「鼻歩き」に影響を受けた、無駄にリアルなガイドブックを見ながら、ぜひひとときの旅を楽しんでください。
__JINTANA EMERALDS
【リリース情報】
JINTANA & EMERALDS 『Love Again feat. Los Retros』
Release Date:2021.08.25 (Wed.)
Label:Pan Pacific Playa / P-VINE RECORDS
Tracklist:
01. Love Again feat. Los Retros
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JINTANA & EMERALDS 『Emerald City Guide』
Release Date:2021.09.15 (Wed.)
Label:Pan Pacific Playa / P-VINE RECORDS
Tracklist:
01. Oh! Southern Wind
02. Emerald Glass
03. Summer Begins
04. 太陽のせい
05. Love Again feat. Los Retros
06. 二人の夏
07. Mirage
08. Drip Trip
09. There She Goes
10. Dreamin’