20歳の新鋭、Nana Yamatoはどこまでも現実的に、そしてシビアに自身の音楽活動を捉えている。恵まれた環境に身を置けていること、その運命に感謝しながら、“なんとなく”ではなく、芯の通った覚悟と共に表現者としての道を進み続けることを選んだ。
1stアルバム『Before Sunrise』を2月5日(金)にリリースしたばかりのNana Yamatoはまだ大学に通いながら(現在はオンラインだが)東京・原宿に位置するレコード・ショップ、BIG LOVEで働いている。先述のアルバムは同ショップのレーベルと、Parquet Courtsのメンバー・Andrew Savageが主宰する〈Dull Tools〉から同時リリースされ、すでに複数の海外メディアからもピックアップ。今、まさに世界へと羽ばたかんとする存在だと言えるだろう。
果たして、彼女は鋭い眼光のその先に、何を見据えているのか。その一端を紐解くべくBIG LOVEにて行ったインタビューでは、どこまでも実直に、そしてリアリスティックに自らを語る姿が印象的であった。
Interview & Text by Takazumi Hosaka
Assistant:Ai Kumagai
Photo by Maho Korogi
「音楽に出会う前の自分は“無”」
――アルバムが完成した今の率直な気持ちを教えてもらえますか。
Nana:本当に夢みたいだなと思います。私は音楽が大好きで、これまではこういう場所(BIG LOVE)に遊びに行って、レコードを買うために生きていたような感じだったのですが、自分の作品が自分の好きなレコード屋さんで、自分の好きなアーティストの作品と並べられているのを見たり、自分の作品を大好きなアーティストが評価してくれたり、自分の想像を大きく超えたことが現実になっているなと感じています。
――1stアルバムにして〈BIG LOVE〉と〈Dull Tools〉からの同時リリースというのもすごいことですよね。
Nana:はい。Andrew Savage(※1)に関しても、元々私はただのファンだったんですよ。大学受験でParquet Courtsがフジロックで来日した時も行けなかったし、BIG LOVEに遊びに来た時も行けなかった。でも、その時に私の前の名義(ANNA)でリリースしていた7インチを買ってくれて、しかもラジオでも流してくれたんです。そこからアルバムをリリースする話にもなって、本当に夢のような出来事が起きているなと。
※1. NYのロック・バンド、Parquet Courtsのメンバーであり、Nana Yamatoのアルバム『Before Sunrise』のリリースも手がける〈Dull Tools〉主宰。
Nana:ただ、同時にアーティストとしてもっと精進しなければなとも思いました。アーティストとして活動して作品を世に出すということは、それだけ影響を与える立場になったというわけで、恥ずかしいことをしないように気を付けなければと思っています。
――でき上がったアルバムに対して、ご自身ではどういう感想を抱いていますか? 今までの集大成的な作品と言えるのか、もしくはすでに過去のものに感じるか、など。
Nana:正直な話、作り終えたのは夏頃なのに、まだレコードを手に取ってないので実感もあまりなくて、自分にとっては不思議な感じです。集大成ではなく、自分にとっては過程のひとつだと思うのですが、以前から20歳になる前にアルバムを作りたいと思っていたので、そういう意味では達成感もあります。
――なるほど。ちなみに、自身の過去の作品を聴き返したりしますか?
Nana:一切聴かないです。今でもミュージシャンとしてのスキルは全然だなと思っているのですが、昔は本当に何もわかっていなかったので、自分としては“失敗”と感じる部分が多くて。でも、そういった作品も“過程”のひとつとして世に発表する意味はあると思っています。そうしないと何も生まれないんじゃないかなって。
――その時々の記録というか。
Nana:失敗するということは、何もやらないよりはいいと思うんです。私は多くの方々に手助けしてもらった上で、ミュージシャンとして活動させてもらっているので、後から失敗だったと思うことでも、作品を発表していかないといけない。これまで馬鹿にされたりもしたし、こんなことやらなきゃよかったって思うことも自分はやってきた。でも、最終的にこういう結果――自分の尊敬するアーティストのレーベルからリリースされることに繋がった。大きい視野で見れば大したことではないかもしれませんが、それでも行動を起こすことの大切さを証明できたんじゃないかなと思います。しかも10代のうちに実現できた。それは自分にとっても誇れることだと思います。
――なるほど。アルバムの話をお伺いする前に、これまでの道についてもお聞きしたいです。元々ご両親は音楽好きで、Nanaさんも小さい頃からDavid BowieやThe Doors、それからThe Strokes、The Libertinesなども聴いていたそうですね。
Nana:父は元々音楽好きで、レコードも集めていたみたいなんですけど、私が生まれた時に全部売ったそうです。ただ、CDは少し残っていて、私にとってはそれが音楽の入り口になりました。お父さんがギターを教えてくれて、The Velvet Undergroundなどの簡単な曲を練習したり、早い頃からそういったカルチャーに触れられたのはすごく幸運なことだと思います。
でも、そういった過去の音楽は、自分にとってはどこかしっくりこないというか、何か違うなと思っていました。その後、YouTubeでたまたまIceageのライブ映像に出会って、「あ、世界が変わった」って思いました。私と同じ時代を生きている人たちが、こんなにもすごい音楽をやっているということに衝撃を受けて。それからはオンタイムの音楽を聴くようになりました。
――そのしっくりこない、何か違うなという感覚について、もう少し詳しく教えてもらえますか?
Nana:CDで聴いていたアーティストについてネットで調べていたら、過去のインタビューなどに辿り着いたのですが、そういう記事が全然響かなかったんですよね。本当のことを言ってないというか、リアルな言葉じゃないように感じました。
一方で、Iceageのライブを観た時は直感的に“これは本物だ”って思ったんですよね。あと、過去の音楽について調べるのって、なんだか歴史の勉強みたいで嫌だったんです。私はずっと勉強しかしてないっていう子供だったので、そういった感覚に対する反発はあったかもしれません。新しい音楽は勉強という感じではなく、刺激とか興奮が先にきて、自然と教えられるみたいな感覚があった。だから熱中したんだと思います。
――他のインタビューでも語られていますが、高校の合格通知を受け取ったその日にBIG LOVEに初めて足を運んだこと、それがNanaさんにとってのターニング・ポイントであったことは間違いないと思います。このBIG LOVEはご自身にとってどのような場所であると言えますか?
Nana:BIG LOVEに来る前、音楽に出会う前の自分は“無”という感じ。死んでいるのと同じだったと私自身は思っています。それはティーンエイジャー特有の考えなのかもしれないですけど、自分がなぜ生きてるのかもわからないし、“何でこんな社会なんだろう”とか、“何でこんなにも嫌な大人が多いんだろう”とか、そういうことばかり考えて、親や兄弟にもあたったりしていました。でも、音楽に出会って、直接的ではないにしろ“そうじゃないんだよ”っていうことを教えてもらった。BIG LOVEは、その後自分は何をするべきか、どういう行動を起こせばいいのかっていうことを教えてもらった場所という感じです。
――BIG LOVEという“居場所”を見つけてから、音楽を作る、表現するという方向に進んだのは自然な流れだったのでしょうか。
Nana:そうですね、やらなきゃいけないなと思いました。ただ、私はここが自分の居場所だとは思っていないです。いつだって「お前はいらない」と言われるかもしれないって思っています。BIG LOVEに初めて来た日、仲さんから冗談で「毎日来ていいよ」って言われて、すごく嬉しかったんです。ただ、ここに毎日いさせてもらうからには、他の人と違うことをしなきゃいけないなって思いました。
音楽を始めるきっかけは、BIG LOVEに通い始めて1年くらい経った時、仲さんから「何かやれば?」と言われ「私は音楽がやりたいです」と返したら、「じゃあうちから出そうか」って言ってくれて。完全に勢いで言っただけなんですけど、すごく嬉しくて。当時はパソコンも持ってなかったので、iPhoneに入っている「GarageBand」だけで作ったのが1枚目のEP『Electric Dreams』。ずっと何かやらなきゃっていう気持ちがあったから、そういうチャンスを掴めたのかなとは思います。
「人を動かすような音楽」
――自分で作品を作るようになって、自身の中に変化は起きたと思いますか?
Nana:すごく変わったと思います。それまでの自分は悪い意味で尖っていたというか、「自分は正しい。だからあなたが間違っている。そして間違いは正されるべき」という論理に囚われていたんです。でも、仮に自分が正しいのであれば、自分が何かしらの行動を起こさないと世の中変わらないなって思うようになりました。相手に変化を求めるのではなく、自分が変えていかなければなと。最近の話だと、コロナ禍になったことも大きいです。自分は自立しているつもりだったけど、実際は全然ダメだった。そういう思いもアルバム制作へ向けての原動力に繋がっていると思います。
――というと?
Nana:大学の授業がオンラインになったので、BIG LOVEで毎日のように働くことになったんです。そこで接客について色々と指摘されることで、自分の間違いに気付いたんです。それまで、私は自分が忙しいと相手のことを思う余裕がなくなっていて。指摘された時も、最初はイラッときてしまったりして。でも、指摘してくれるのって、自分が変われるチャンスをもらえているわけで、本来なら感謝するべきことなんだなって思いました。
これまでは大学に行っても友達がいないから、誰とも話さないで帰ったり。講師とちょっと喧嘩したりっていう感じだったんですけど、ここで色々な人と接するようになって、社会ってそれだと成り立たないんだなって痛感したんです。きっと若い頃の自分が今の自分を見たら、謙っているようにみえるかもしれない。でも、それって自分の大事なモノや信念を守るための行為でもあるんだなって。そういう風に考えられるようになったのは、成長したと言えるかもしれません。
――そういった意識の変化は、作品を制作する上での姿勢にも影響しそうですね。
Nana:そうですね。これまではただ自分がいいと思うかどうかっていうことしか考えていなかったんですけど、もうちょっと具体的に考えるようになりました。例えば、“これだったらAndrewも褒めてくれるんじゃないか”とか、“この作品はどういう風に受け止められるのか”など、より客観的な視点を持てるようになったと思います。それは音楽だけじゃなくて色々なことに言えると思うんですけど。
――今作はP.E.のJonathan Schenkeがプロデュースを手がけたそうですが、制作はどのように進めていったのでしょうか。
Nana:Andrewが「アルバムを作るなら自分のレーベルから、アメリカでリリースもしたい」と言ってくれたので、本格的なアルバム制作に拍車がかかりました。全曲作ったところで、実はミックスに関して私は全く興味がなかったので、せっかくだから誰か海外のエンジニアに頼みたいとAndrewに相談したところ、Jonathanを紹介してくれて。最初はミックスだけの話だったのですがデータのやりとりを重ねるうちに、段々とプロデュースという形に進展していったという感じです。
――日本人としてのアイデンティティを表現するため?
Nana:それもあると思います。ただ、その時は日本人が英語で全部歌ってたら、何かへいこらしているように見えると思って、それは絶対に嫌だったんです。せっかくアメリカでもリリースされるなら、日本人として正々堂々行こうと思って。全部日本語詞にしてもよかったんですけど、結果的には半分ずつくらいになりました。
――日本語を加えたことによってメロディなどに変化は?
Nana:特に変化はありませんでした。個人的に、日本語詞の曲って1ブロックずつ歌詞を乗っけているように思うんです。Aメロ、Bメロみたいな。それに対して、英語の歌詞は点で乗せていくようなイメージ。私は日本の曲を全然聴いてこなかったので、歌詞の乗せ方も日本語なのに英語的な手法に近いのかなって。だからこそ、日本語を乗せてもメロディは変わりませんでした。ただ、確かに歌い方などは少し不思議な感じになったなって思います。
――曲を作る時はどこからスタートすることが多いですか? 例えばコードから考える人もいたり、短いフレーズやメロディから膨らませていく人もいると思います。
Nana:正直、まだわかってなくて、手探りな状態だと思います。でも、自分の中で曲作りが始まるのは、「これ、ヤバい!」っていう衝動からですね。他のアーティストの作品を聴いて、「うわ、先にやられた!」って思ったり、この作品に勝つためにはどうしたらいいかっていうところから考えることが多いです。
――なるほど。
Nana:自分の曲は色々な曲の組み合わせだと思っていて。人の曲の一番いいなって思った部分をコピーして、自分なりに色々な要素を足したり引いたりしてアウトプットするっていう感じ。実はゼロから作っていくって言うイメージはあんまりないんです。
――そういう作り方、手法はどのようにして身に付いたのでしょうか。
Nana:Dean Bluntの「Lit Freestyle」という曲はPrefab Sproutの曲のフレーズを使っているんですけど、この曲を聴いた時、「こんな作り方していいんだ」「これなら私にもできるぞ」って思ったんです。
――では、リリックの面はいかがでしょう。
Nana:歌詞は聴いた人がどう考えるか、どう受け取るかっていうことを想像して書いています。昔、誰かがそのようなことをインタビューで言っていて、それが今でも頭に残っていて。着飾った言葉や上手いことを言うのではなく、本当のことを書くということも意識しています。そういった部分はIceageなどからの影響かもしれません。あと、今回のアルバムに関しては、自分自身を変える、自分が変わっていくっていうことをテーマにした曲が多いと思います。
――それは結果的にそうなったのでしょうか。
Nana:はい。ちょうど制作時期に自分が変わったから、それが反映されているんじゃないかなと。なので、この作品を聴いた人が、私と同じようにちょっとでもいい方向に変化したり、もしくはその変化のきっかけになれたら、このアルバムをリリースしてよかったなって思います。
――ANNA時代のインタビューでは、歌詞に「あまり感情やエゴを乗せないようにしている」とおっしゃっていたのが印象的でした。今もその考えは変わっていませんか?
Nana:そうですね。自分の感情を吐露して共感、同情を呼ぶような音楽なんて感動しないじゃないですか。私が惹かれた音楽は、何ていうんだろう……「何かやらなきゃダメだ」って思わせるような音楽だったんです。The DoorsだってDavid Bowieだってそうだし、Iceageも。この壁に掛かっているレコード――Goat GirlやConfidence Manも、音は全然違うんですけど、私にとってはそういうレコード、人を動かすような音楽なんです。なので、もし自分が作品を発表するなら、やっぱりそういう作品にならないと意味はないと思うんです。
「どうやら朝は来るみたいだし、希望もあるんだなと」
――これまでのお話を聞いていても、Nanaさんの音楽活動に対する想いには、何か強い使命感のようなものがあるように思いました。そういった気持ち、感覚をご自身ではどのように分析しますか?
Nana:使命というよりは……ここで働いていて感じたことですね。年配の方から「子育てが一段落して、やっとまたレコードが買えるようになった」という話を聞いたことがあって。私のお父さんも音楽が好きで、バンドをやりたかった。でも、私が生まれて子育てや仕事で手一杯になって、そのまま歳を取っていった。一方で、自分はまだ若くて、そして幸運なことにも音楽をやらせてもらう環境がある。これで音楽をやらなかったら、すごくもったいないし、恥ずかしいことだなって。
歴史の授業で習ったことなんですけど、戦時中のイギリスでは、アッパー・クラスの人が率先して先陣を切っていたそうなんです。その人たちは自分の階級に誇りを持っていて、自分たちが先に行かないと後が続かないことを自覚している。危険なのは承知の上でも、行かなきゃいけないっていう教育を受けていたと。それと似ているなと思っています。自分は恵まれた環境で、他の人たちが中々できないことをできる可能性がある。それなのに行動しないのは、一種の罪だと思うんですよ。
――音楽が好きで、音楽を発表する環境もある。だからこそ、やるべきだと。
Nana:他の人に強要はしないけど、自分はそう思ったんです。たぶん、中学生の時の自分が今の私の姿を見たらびっくりすると思います。もちろん、自分はすごくラッキーだと思うし、周囲の方々への感謝の気持ちは常に忘れちゃいけない。だからこそ、それをお返ししたいという気持ちもあります。
――ちなみに、1stアルバムに『Before Sunrise』(夜明け前)と付けた理由は?
Nana:私の人生、夜明け前だなって思ったからです。ずっと暗かったし、なんで生きてるんだろうって思い続けてきた。でも、どうやら朝は来るみたいだし、希望もあるんだなと。そういうことを言いたかったのかもしれないです。タイトルは2ヶ月くらい思い悩んでたんですけど、ふと帰り道にひとりで歩いていたら思いつきました。すごくしっくりきています。
――環境や人との出会いに恵まれ、少しずつ夜が明けてきたと。
Nana:はい、ようやく明け始めてきました(笑)。これまでの暗黒時代から、少しずつだけど確実に明るくなってきたなと。
――今後の展望や動きは考えていますか?
Nana:今年中にもう1枚アルバムを作ろうと思っています。
――それはどうして?
Nana:今回のアルバムはすでに自分が予想していた以上の評価を受けていて。自分がよく見ていたThe New York TimesやBrooklyn Vegan、NYLONなどのメディアにも取り上げてもらえた。言い方悪いんですけど、本当に気味が悪いほど幸運というか、これは返していかないと絶対バチが当たるなと思って(笑)。だからこそ、今年中にアルバムをもう1枚作るっている課題を自分に与えて、とにかく動かなければなと。
私は自分に音楽の才能はないって思うんです。例えば、Phoebe BridgersやJulien Bakerとはそこまで歳も離れてないけど、私には彼女たちのようないい曲は作れないなって、客観的にみて思うんです。でも、絵やMVみたいに違う分野も合わせたら、勝負できるんじゃないかなって思っていて。今後はもっとそういうことを考えて活動していきたいですね。
――さっきの話にも通ずるかもしれませんが、やはり自分に対してストイックですよね。自分で自分に対してプレッシャーをかけているというか。
Nana:自分は本当に怠け者で、ほっとくと1日12時間とか寝てしまうようなだらしない人間なんです。自ら何かを課さないと何もやらない気がして。他の人より自立できてないって思うから、自分で課しているだけなんです。だから、それに対してプレッシャーを感じることもないですし、辛いとも思わないですね。嫌ならとっくにやめてると思いますし。
――なるほど。怠け者から脱する、自分で自分を好きでいるために、仕事や音楽制作を課していると。
Nana:はい。私は自分のことが大嫌いだし、最悪の人間だと思うんです。それをどうにかして、少しでもよくしたいと思って選択したのがたまたま音楽だった。何度も言ってますけど、本当に運がいいですよね。
――では、少し難しい質問かもしれませんが、自分自身で1年後、10年後、20年後の先のことはどのように想像しますか?
Nana:“こうはなりたくない”っていうのはたくさんあります。自分はこうならないように、気を付けようって。具体的なことを言うと、やっぱり音楽が大好きだし、自分にはこれくらいしか誇れるものがないので、ずっと続けていければいいなと。Tim Burgessが去年出したアルバムがすごく好きで。すでに50歳を超えているのに、音も新しいし、The Cureからまるまる拝借している曲とかもあって最高なんです。彼みたいに、常に新しい作品を生み出し続けて、“最後までおもしろい人だったね”って言われて死ぬのが理想なのかなって思います。
David Bowieもそうだったじゃないですか。常に新しい音楽を作っていたし、新たな才能をフックアップし続けた。私もそういう人になりたいです。
【リリース情報】
Nana Yamato 『Before Sunrise』 / 大和那南 『夜明け前』
Release Date:2021.02.05 (Fri.)
Label:Dull Tools / BIG LOVE
Tracklist:
1. Do You Wanna
2. If
3. Burning Desire
4. Gaito
5. Dreamwanderer
6. Fantasy
7. Polka Dot Bells
8. Before Sunrise
9. Voyage et Merci
10. Under The Cherry Moon
11. Morning Street
12. The Day Song