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SPIN.DISCOVERY Vol. 13 出演アーティスト / 1. Emerald


独自のスタイルを貫き、長きに渡りグッド・ミュージックを届けてきたEmerald。バンドとして成熟を見せる絶好の機会をお見逃しなく!

2020.02.21

「新しい音楽の発見」をテーマに、Spincoasterが今注目しているアーティストにスポットライトを当てる音楽イベント『SPIN.DISCOVERY』の第13回目が3月1日(日)に表参道WALL&WALLにて開催される。

13回目の開催となる今回は、Emerald、E.scene、Furui Riho、YONA YONA WEEKENDERSと確かな実力を持つ、グルーヴ感豊かなアーティストたちが出演。今回はその中から、独自のスタイルを貫き、長きに渡り淡々とグッド・ミュージックを世に届けてきたEmeraldをご紹介。

Emeraldはジャズやオソウル、R&B、ヒップホップといったブラック・ミュージックをベースとしたポップ・ミュージックを奏でるバンドとして、中野陽介を中心に2011年に結成。現メンバーは中野 陽介(Vo. & Gt.)、磯野好孝(Gt.)、藤井智之(Ba.)、高木陽(Dr.)、中村龍人(Key.)、藤井健司(Mani.)の6名。

今でこそいわゆるシティ・ポップをはじめとした、ブラック・ミュージックを下地としたポップ・ミュージックを標榜するバンドは珍しくはありませんが、2010年代の前半はまだまだドメスティックなロック・バンドの勢いが強かった時代。キリンジやフィッシュマンズに代表される90年代のアーティスト以降、国内インディ・シーンにブラック・ミュージックの文脈がすっぽりと抜け落ちた時代にEmeraldは結成されました。

Suchmosが2013年、LUCKY TAPESが2014年結成なのを考えると、テン年代以降でいち早くインディ・シーンにブラック・ミュージックの風を吹き込み、そして今もなお前線で活動している稀有なバンドとも言えるでしょう。

2014年に1stアルバム『Nostalgical Parade』をリリース。当時、そのクオリティの高さに「Summer Youth」をSpincoasterでもピックアップさせて頂きました。

2017年には門田“JAW”晃介(BARB / ex.PE’Z)やえつこ(DADARAY / katyusha)、ユースケ(TAMTAM)など、多数のゲストを迎えた2ndアルバム『Pavlov City』を発表。Spotifyの複数のプレイリストにピックアップされるなど高い評価を集めました。

https://www.youtube.com/watch?v=3DfgR00HXyk

翌年2018年にはミニ・アルバム『On Your Mind』を、そして2019年に「UP TO YOU」と「MIRAGE」という2曲のシングルをリリースするなど、コンスタントな活動を展開。これまで以上にキャッチャーなメロディやアレンジを獲得し、ポップスとしての強度の高い楽曲を次々と発表しており、派手なプロモーションなどはなくとも、誠実にグッド・ミュージックを紡ぐその姿勢は、多くのリスナーの耳目を魅了しています。

ようやく時代が追いつき、バンドとしても成熟を見せるEmerald。ここからバンドは新しいフェーズに突入するはず。この絶好の機会をお見逃しなく!

Text by Nojima


【イベント情報】

Spincoaster Presents “SPIN.DISCOVERY vol.13”
開催日:2020年3月1日(日) OPEN 16:30 / START 17:00
会場:東京・表参道 WALL&WALL (MAP
料金:ADV. ¥2,900 / DOOR ¥3,400 (各1D代別途)
出演:
Emerald
E.scene
Furui Riho
YONA YONA WEEKENDERS

チケット:ローチケ | e+ | ZAIKO | Peatix

オフィシャル・サイト


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