7月4日(水)にニュー・シングル『In Our Life Steps』をリリースしたストリート発のR&Bバンド、NEIGHBORS COMPLAINがRootscoasterに登場。
ニュー・クラシック・ソウル、ブラック・コンテンポラリー、ニュー・ジャック・スウィング、レア・グルーブ(フィリー・ソウルやサル・ソウル……etc)を愛する、新世代セルフ・コンテインド・バンドのターニング・ポイントとなる3曲を挙げてもらった。
(Text By Izumi Gibo)
1. Mint Condition / After The Love Is Gone
オリジナルはEarth, Wind & Fireの曲。Mint Conditionのような“セルフ・コンテインド・バンド”(分業制ではなく、自身で作詞、作曲、プロデュースなどを手がけるバンドの総称)がアレンジすると、まるで彼らのオリジナルのように新鮮に聴こえてきます。最初に聴いた時の衝撃は、今でも覚えているほど。
僕らがNEIGHBORS COMPLAINを名乗る前、本当にブラック・ミュージックに憧れて、僕らが「カッコいい!!」と思うR&Bの曲をストリート・ライブでカバーしていました。その中で出会ったのがこの1曲。
2. The Nth Power / Only Love
最近のR&Bバンド・シーンの中でも特に音楽の方向性、演奏のスタイル共に“僕らがやりたいこと!!”という衝撃を受けたグループ。
メンバーみんなでコーラスをするのはもちろん、楽曲毎にメイン・ボーカルが入れ替わるというハイブリッド感。
3. Tuxedo with Zapp / Shy
2018年で1番シビれた曲。
メンバー全員この曲を最初に聞いた時“これはやられた!”って口揃えて言ったほど。イントロのグルーヴ感、そしてAメロの心地よさ、サビに入った時のメロウさ、どこを取っても文句無しで現在進行形のR&B。
Message
偉大なミュージシャンたちの音楽が後世のアーティストに影響を与え続け、今の音楽シーンに繋がっているように思います。今回は、バンドのターニングポイントとなった3曲をご紹介させて頂きましたが、僕らも彼らの影響を受け、「もっとカッコいいものを作ろう!」という気持ちで“この4人にしかできない音”にこだわって作っています。7月4日(水)にリリースしたサマー・チューン「In Our Life Steps」で一緒に楽しんでもらえると嬉しいです!
Profile
NEIGHBORS COMPLAIN
元Skoop On Somebodyの野上幸平がプロデュースを手がける大阪発4人からなるセルフ・コンテインド・バンド。
エモーショナル&セクシーなOtoのボーカルと幅広い年代のR&Bをミックスしたサウンド・メイクは、Pharrell Williams、Bruno Mars、Mayer Hawthorne、Tuxedoなどを彷彿させる。
2016年にプロ野球セパ交流戦で国歌斉唱をしたり、今年ジャカルタで行われたフェス「JAVA JAZZ FES」に日本人アーティストとして唯一参加するなどユニークな実績を持つ。
【リリース情報】
NEIGHBORS COMPLAIN 『In Our Life Steps』
Release Date:2018.07.04 (Wed.)
Label:SPACE SHOWER MUSIC / Liquid Brain Inc.
Cat.No.:PECF-3206
Price:¥1000 + Tax
Tracklist:
01. In our life steps
02. Gotcha Feelin’