Power Push of

FUJI ROCK FESTIVAL’18

初のYouTube生配信も決定したフジロック。今年もキュレーターが選ぶオススメ・アクトを発表します!

いよいよ開催まで1ヶ月を切った“FUJI ROCK FESTIVAL’18”。

今年はまさかの御大Bob Dylanの登場に加え、残り2日間のヘッドライナーをヒップホップ・アクトであるN.E.R.D、Kendrick Lamarが務めることに。これは同フェス史上初の試みということで、例年以上に大きな注目を集めています。

また、ヘッドライナー以外にもPost MaloneやKali Uchisといったブラック・ミュージック系アクト、そしてKacey Musgraves、CHVRCHES、Skrillexなどといったメイン・ストリームでも話題のアクトを招致。もちろん、その一方でMac DeMarcoやDirty Projectors、Superorganism、Hindsといったインディ・ロック系アクトも抜かりなく抑え、Suchmos、cero、D.A.N.、小袋成彬、ミツメ、Awesome City Clubといった国内勢の充実も言わずもがな。例年以上に隙きのない、バラエティに富んだバランスのいいラインナップといえるでしょう。

そろそろタイムテーブルの公開も待ち遠しい頃合いですが、今年もSpincoasterのキュレーター陣による、今年のオススメ・アクトをドドンとご紹介します。見逃しがちな意外なアーティストから鉄板アクトまで、各々のマイ・タイムテーブルをますます賑やかに、そしてますます悩ましげにすること間違いなしの22組。ぜひともチェックしてみて下さい!

Text by Spincoaster


 ODESZA [ 7/27 (Fri.) WHITE STAGE ]

アメリカのエレクトロニック・デュオ、ODESZAによる3rdアルバム『A Moment Apart』が今年のグラミー賞にて2部門でノミネート。ソウル・シンガーのLeon Bridgesや、インディ・フォーク界隈で活躍するRY Xらを迎えて制作された本作は、グラミー以外でも大絶賛されています。もはやアメリカではアリーナ級の人気を誇るアーティストですが、実は今回のフジロックが初来日。首を長くして待っていたファンも多いのではないでしょうか。今年4月に開催された“Coachella 2018”にて、彼らはエレクトロニクスとバンド・サウンドを折衷したパフォーマンスを展開しており、その点では昨年のBonobo(個人的ベストアクト)に通じるところがあるかも。今年、彼らには大いに期待したいところ。(Yuki Kawasaki)


 Mac DeMarco [ 7/27 (Fri.) RED MARQUEE ]

カナダが誇るインディ・ロック・ヒーロー、Mac DeMarco。あの記録的大雪の中行われた今年1月の来日公演で、「すぐに戻ってくるよ」と一言発した際は、至るところから「フジロック!」のコールが聞こえるなど、彼のフジロックへの出演はまさに国内インディ・ロック・リスナーの念願とも言えるもの。シンセの音やどこか懐かしさを覚えるギター・フレーズが特徴的なこの「One Another」からは、多くのファンを魅了する彼の温かい人柄やファニーな魅力が伝わってきます。すっかり〈Captured Tracks〉を代表する存在となった彼の遊び心に溢れる愛嬌たっぷりのパフォーマンスは、初日のRED MARQUEEをハートフルな空気で包み込んでくれることでしょう。(Yuya Tamura)


 Let’s Eat Grandma [ 7/27 (Fri.) RED MARQUEE ]

そのユニット名同様に、ポップでありながらも一癖あるサウンド、そしてどことなく魔女のような掴めなさを感じさせる、イギリスはノリッチ出身の幼馴染デュオ。SOPHIEのプロデュースも話題になった「Hot Pink」を皮切りに、ニュー・アルバム『I’m All Ears』の先行公開曲はどれもがポップに振り切れていて、まさしく極上。2016年のKEXPのライブ映像では、キーボード、バンジョー、リコーダー、ドラムなどを熱量で使いこなすフィジカル感に圧倒されましたが、より開かれた新作を引っ提げてのライブは、果たしてどのようなパフォーマンスになるのか見ものです。個人的には、「Falling Into Me」のJennyのサックスが気になります。(Ryota Suto)


 Peggy Gou [ 7/27 (Fri.) PLANET GROOVE(RED MARQUEE) ]

今、最も勢いのあるフィメールDJのひとり。彼女はもちろんプロデューサーとしても優秀ですが、DJが上手い。とんでもなく上手い。繋ぎの技術にはまだ余白を感じるものの、持って生まれたカリスマ性が圧倒的。恐らくこの世代でPeggy Gouに比肩する才能は片手で数えられる程度なのでは。6月の頭にマンチェスターで開催された“Parklife”を含め、現在は名だたるメガ・フェスティバルにも名を連ねています。昨年5月には初のジャパン・ツアーを実施しましたが、もはやあの頃の彼女ではないでしょう。たった1年で凄まじい進化を遂げてしまった。当時から不世出なセンスは感じましたが、今それが完全に花開いています。「It Makes You Forget (Itgehane)」をおすすめの1曲として選んではいますが、とにかく彼女のDJセット全体を通して体感してほしいです。(Yuki Kawasaki)


 HVOB [ 7/27 (Fri.) PLANET GROOVE(RED MARQUEE) ]

個人的なお願いが許されるなら、「1日目の夜はHVOBの出番まで寝ないでほしい」。これに尽きます。ド深夜のRED MARQUEEを飾るのは、オーストリア出身の3人組エレクトロ・ポップ・グループ、HVOB。彼らの音楽を「エレクトロ」と言って良いものかはこの際棚上げするとして、ひとまずそのパフォーマンスを体感して欲しいです。「Azreal」のMVでは伝わりにくいですが、この音楽性ながらも彼らはDJではなくライブ・セットを身上としており、硬く展開の少ない音像が歴戦のクラバー向けかと思いきや、実際の彼らの演奏は飛びぬけてグルーヴィー。他の楽曲も漏れなく“ノれる”が、この曲はライブでこそ輝く一曲。その意味でピックアップさせてもらいました。もう一度書きますが、どうか頼むから寝ないでください。(Yuki Kawasaki)


 Wool & The Pants [ 7/27 (Fri.) 苗場食堂 ]

下北沢THREE系(……と称していいのかはわからないが)の「おもしろいことやってる」バンド。時代に呼応するグルーヴィ・サウンドと、それに乗る独特なボーカルを聴いていると、私たちは知らず知らずのうちに虜になっています。きっと気の抜けたところがよいのでしょう。その上、Wool & The Pantsの構築する音空間では、オーディエンスの身体は(フロアにある単なる群体としてではなく)個々の自由な躍動をもって成立しています。従って、様々な音楽が入り交じり(今年のフジロックは特に)、様々なリスナーが混淆する「フェス」という「環境」に在って相応しいバンドと言える。(hikrrr)


 Superorganism [ 7/28 (Sat.) RED MARQUEE ]

今年2月に初の来日(ボーカル・Oronoの凱旋公演)を果たした、多国籍ハイパーポップ・バンド。楽曲の一つひとつが個性的で、そこに共在するだけで「楽しくなっちゃう」パフォーマンスを、苗場のステージで再び披露してくれることでしょう。ただ、今回おすすめする「Reflections On The Screen」は、どちらかと言えば心を鎮めて聴き耽るような曲。それが全体の中でいいアクセントになるというのは(語義からしても)変な話かもしれませんが、私にとってその瞬間はかなりのお気に入り。Superorganismの周りが多幸感で満ち溢れる感じを、ぜひ味わいに行ってほしいです。(hikrrr)


 Princess Nokia [ 7/28 (Sat.) TRIBAL CIRCUS(RED MARQUEE) ]

今年4月にリリースした新作ミックステープ『A Girl Cried Red』にて、エモ〜オルタナ的サウンドを大胆に取り入れた作風で大きな話題と、高い評価を獲得したNYを拠点に活動するラッパー・Princess Nokia。昨年から今年にかけて逝去した、Lil PeepとXXXTentacionという2大スターに象徴されるように、次々にロック的なサウンド、そしてエモ〜オルタナ的な鬱屈とした感情表現をヒップホップに取り入れる潮流が続いていますが、このPrincess Nokiaはそんな流れともリンクしつつ、しかしそれでいながらもカラッとした風通しのいいサウンドが魅力的。ちなみに余談ですが、Kero Kero BonitoのSarahもフェイバリットに挙げておりました。(Takazumi Hosaka)


 The Avalanches [ 7/28 (Sat.) TRIBAL CIRCUS(RED MARQUEE) ]

予定調和でない自由な空間でこそ、The Avalanchesのふたりは遺憾なく実力を発揮する――そう考えれば、彼らはライブよりもDJセットに真価があるのかもしれません。今年の3月にも彼らはジャパン・ツアーでDJセットを披露しましたが、やはりそのミックス技術は出色でした。それはまるで雑多でカオスなおもちゃ箱。限りなくサイケデリックだし、完璧に咀嚼するには相応の知識量が必要。けれども、同時に彼らのDJはどこかキラキラしていて、時に涙を誘うほどセンチメンタル。終盤にかかった「Since I Left You」には、得も言われぬ多幸感を覚えました。ベタだが、やはりこの曲には普遍的な美しさがあると思う。何度でも現場で聴きたいし、誰とでもその多幸感を共有したい。(Yuki Kawasaki)


 5lack [ 7/28 (Sat.) TRIBAL CIRCUS(RED MARQUEE) ]

フェスはおろか普段東京のイベントにもあまり出演しない5lackがなんとフジロックに! 昨年の実兄・PUNPEEに続く形で、PSGとしての出演から8年ぶりに苗場へ再登場。念願のソロ・パフォーマンスを披露します。今年およそ4年ぶりのOlive Oilとのコラボ作『5O2』をリリースしたほか、kZmやiri、NENE、ISSUGI、Kojoeらへの作品への客演参加と、マイペースながらも常に独自の存在感を放ち続けてきた5lackが今、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。ちなみにPUNPEEのインタビューによると、バックDJはPUNPEEが務めるとのこと。(Takazumi Hosaka)


 toconoma [ 7/28 (Sat.) FIELD OF HEAVEN ]

今年2月には初の恵比寿リキッドルーム・ワンマンをソールドさせ、念願のフジロック初出演となるインスト・ジャム・バンド、toconoma。彼らはとにかく身体が勝手に踊りだしたくなる曲ばかりなのですが、特にイントロのカッティングが超絶カッコイイこの曲はマストでしょう。昼間のFIELD OF HEAVENで聴くtoconoma、間違いなく気持ちいいと思います! 確実に酔っぱらえるはず! 朝イチのビールで乾杯しましょう!(Eriko Sakai)


 TENDRE [ 7/28 (Sat.) Gypsy Avalon ]

ampelのボーカル/ベースとしての活動や、Yogee New Waves、Ryohu、AAAMYYYのサポート、コラボなどでも知られる河原太朗によるソロ・プロジェクト。そのウェルメイドなソングライティング・センスや、落ち着き払った魅惑のバリトン・ボイス、そして意外(?)にもおもしろいライブ時のMCで、東京を中心としたインディ・シーンでメキメキと頭角を表してきた彼。果たして夜のGypsy Avalonという特殊なステージで、私たちをどのように踊らせてくれるのでしょうか。5月にリリースされたばかりの最新シングル収録曲「Ride」は夜中のGypsy Avalonをディスコへへと変貌させることでしょう。(oden)


 WONK [ 7/28 (Sat.) PYRAMID GARDEN ]

近年、クラブ・ミュージックとジャズの関係が大変良好なのはもはや周知の事実。Robert Glasperや〈Brainfeeder〉の面々と比較されて久しいWONKですが、もちろん彼らもそういった潮流とリンクしながら活動してきたバンド。「Dance on the Water」、「Loyal Man’s Logic」、「MVP」……と、フロア映えする曲をたくさん擁している彼らは、ジャズのマナーに則しながらも、ハウスやビート・ミュージックからのアイデアも積極的に取り入れています。中でも「Gather Round」は好例のひとつ。この曲はパッケージされた音源としても完成度が高いですが、ライブにおける火力も半端じゃないです。原曲のドラッギーさはそのままに、BPMをやや早めることでより前のめりな印象に。昨年はサマソニ、今年はフジロック。そろそろ本格的にWONKの一大センセーションが起きても良い頃でしょう。(Yuki Kawasaki)


 Anderson .Paak & The Free Nationals [ 7/29 (Sun.) GREEN STAGE ]

1986年生まれのドラマー、ラッパー、シンガー、そしてプロデューサーでもあるAnderson .Paak。今春に公開されたFKA twigs.が出演するApple「HomePod」CMソングを手がけるなど、今や西海岸シーンどころか世界の音楽シーンを代表する存在となったと言っても過言ではないはず。さらには今年2枚の新作をリリース予定と、今回のフジロックはまさに絶好のタイミングでのパフォーマンス。これは否応なしに注目せざるを得ないでしょう。Anderson .Paakのリズミカルなフロウとグルーヴィーなドラミング、そして超絶スキルを持つThe Free Nationalsのによるライブ・パフォーマンスは絶対に今、観るべき。彼(ら)の人気曲「Am I Wrong」はきっと3日間の中でも大きなハイライトとなるはず!(Nojima)


 CHVRCHES [ 7/29 (Sun.) WHITE STAGE ]

5月に3rdアルバム『Love Is Dead』をリリースしたばかりのCHVRCHES。今作ではCHVRCHESらしいエレクトロ・ポップを軸にしつつも、BPMを落とした楽曲が多く、現在のダンス・フロアやポップ・シーンを意識した変化が感じられる作品となっています。そして、今年5月にCHVRCHESのライブを観たのですが、その変化はライブでも顕著に感じることができました。今回のツアーでは初めてサポートに生ドラムを迎え、4人構成となっており、ライブのダイナミクスが格段と上がっていたので、まずはそこに期待していてほしいです。そして、初来日公演の時はシャイでキュートな印象を受けたボーカル・Lauren Mayberryの成長ぶりにもぜひ注目を。すでにアリーナ級のバンドへと成長した彼女らの、堂々たるライブ・パフォーマンスを苗場で体感しましょう。(Kent Mizushima)


 Kali Uchis [ 7/29 (Sun.) WHITE STAGE ]

先日のラインナップ発表で、思わず声が出たひとも多いのではないでしょうか。コロンビア出身で、いま最も注目を集めるシンガーのひとり。今年4月にリリースしたメジャー・デビュー作『Isolation』が世界的な大ヒットを記録しており、各メディアが発表している上半期ベストにも多数ランクイン。いまや、一大ムーブメントになっているブラックミュージック・シーンにおける注目のシンガーで、R&B、ソウル、ラテン、ダブなどジャンルを横断しながらも、観ているものを妖艶に魅了する姿はまさに必見。今年の“Coachella”やTVパフォーマンスを見る限り、ルーツであるカリプソ要素をポップに上手く結びつけるステージングは、メイン・ストリームのなかでもKali Uchisぐらいだと思います。3日目のベスト・アクトなるか。(Takato Ishikawa)


 Kacey Musgraves [ 7/29 (Sun.) WHITE STAGE ]

米テキサス州ゴールデン出身のカントリーSSW、Kacey Musgraves。人気オーディション番組出身の彼女は、その美貌と美声を駆使して2014年にグラミー賞にて「ベスト・カントリー・アルバム」と「ソング部門」をW受賞している実力派シンガー。まるで、Taylor Swiftが進まなかった正統派カントリーを王道で歩むような音楽性でしたが、今年3月にリリースした4thアルバムとなる最新作『Golden Hour』では、より多才な音楽的要素を取り入れ、ポップに弾けた作品として今年記録的ヒットを飛ばしています。最近ではKaty Perryや元One DirectionのHarry Stylesと共にツアーを回り、ジャンルを横断した人気も獲得。フジロックのゴールデンアワーは、どうやらここにもあるようです。(Takato Ishikawa)


 The Fever 333 [ 7/29 (Sun.) WHITE STAGE ]

今年3月に〈Roadrunner Records〉からデビューを果たしたポスト・ハードコア・バンド、The Fever 333が苗場の地に初上陸。昨年惜しくも解散してしまったletlive.のフロントマン、Jason Aalon Bulterを中心に結成された彼らは、鋭いスクリーモ・ボーカルと重たいギター・リフにヒップホップの要素をミックスさせた中毒性の高いサウンドを鳴らしますが、その中でもこの「Trigger」は特に彼らの魅力が詰まった一曲。Linkin ParkやLimp Bizkitを彷彿させる、そのミクスチャーなアプローチは多くのヒップホップ・ヘッズが集うであろう今年のフジロックとも親和性が高いように感じますし、この粋なブッキングに唸らされたリスナーも多いのではないでしょうか。最終日の早い時間帯、ぜひWHITE STAGEに足を運んで疲れの溜まった体にムチを打ってもらいましょう。(Yuya Tamura)


 Hinds [ 7/29 (Sun.) RED MARQUEE ]

スペイン発のガレージ・バンド。2年前に新代田FEVERで行った初来日公演の際は、「来ました~ライブやるで~楽しもうな~」って感じで缶ビールをガンガン飲みながら、とにかく楽しそうにパフォーマンス。さらには終演後BGMで流れたJustin Bieberで踊り狂ったりと、最高にキュートだった彼女たち。デビュー作は粗削りで未完成な空気感がいい味出している作品でしたが、今年リリースした2ndアルバム『I don’t run』は、まだまだ荒削りながらも着実なる進化を見せつける快作で、さながら「大人になりきれない大人」のような作品でした。しっかりとした大人の手が加わったけど、たぶんまだまだ手に負えないくらいの自由奔放さ。タイトルも「えー? 走んの?」と勝手に意訳したくなるような、彼女たちらしさ満点。アルバムでバッチリ予習して、Hindsワールドをぜひ体感してください!(Eriko Sakai)


 serpentwithfeet [ 7/29 (Sun.) RED MARQUEE ]

ボルチモア出身のエクスペリメンタルR&B/ゴスペル・シンガーのserpentwithfeet(サーペントウィズフィート)。昨年Bjorkのリミックスに参加し一躍注目を集め、先月デビュー・アルバム『soil』を〈Secretly Canadian〉よりリリースしたばかりの彼の日本初ライブは貴重なものになること間違いないでしょう。James BlakeやMoses Sumneyを彷彿させるファルセットはもちろん、幾重にも重ねられた壮大なコーラスがライブではどのように再現されるのか、非常に楽しみ。また芸大時代はボーカルのほかに演劇も学んでいたようで、そのパフォーマンスと特段目を引くビジュアルがステージ上でどう映えるかも気になるところ。(Toyamer)


 A-Trak [ 7/29 (Sun.) SUNDAY SESSION(RED MARQUEE) ]

正直言って、どのようなセットを組んでくるのかまるで予想できません。もちろん基調になるのはヒップホップ・アプローチだろうが、ハウスやエレクトロへ展開していくパターンも十分考えられます。いや、むしろ近年のA-Trakのディスコグラフィーを眺めていると、最初から最後までダンサブルな4つ打ちで繋ぐ可能性もあり得るでしょう。いずれにしても、Disclosure「Magnets (A-Trak Remix)」をどう料理するのかを個人的には楽しみにしています。恐らく、彼のことだから「ただピッチを合わせてミックスするだけ」ではないでしょう。稀代のターンテーブリストとしての鬼テクにも期待したいところ。なお、フジロック直前の7月20日(金)には渋谷SOUND MUSEUM VISIONにて開催されるパーティ “P.M.A”にも出演するので、そちらもチェックしてみては。(Yuki Kawasaki)


 台風クラブ [ 7/29 (Sun.) 苗場食堂 ]

自らを「日本語ロックの西日」と称する3ピースが、昨年リリースの1stアルバムにして名盤『初期の台風クラブ』を引っ提げフジロックへ初登場! しかも、ステージは苗場食堂ということで、まさしく台風が通り過ぎた後のように、彼らのグルーヴィーかつプリミティブなロックンロールでオアシス・エリアをぐちゃぐちゃにしてもらいたいです。シンプルかつ荒削りでありながらも、多才な音楽的要素を上手く取り込みつつ、それを独自の日本語歌詞ロックンロールとしてアウトプットする台風クラブは、きっと老若男女問わずフジロッカーを虜にするはず!(oden)


【イベント情報】

“FUJI ROCK FESTIVAL ’18”
日時:2018年7月27日(金)、28日(土)、29日(日)
場所:新潟県 湯沢町 苗場スキー場

FUJI ROCK FESTIVAL ’18 オフィシャル・サイト

Spincoaster

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