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ゆうさり、綿貫雪と共同制作した初のリミックス作品“朝の清冽(電子)”リリース


2025.07.23

新川莉子のソロプロジェクト・ゆうさりが綿貫雪との共同制作による初のリミックス作品“朝の清冽(電子)”を本日7月23日(水)にリリースした。

“朝の清冽”はゆうさりが2024年にリリースしたミニアルバム『ほとり』の収録曲。冬の朝を想起させる質感と歌詞に、ガットギターと歌声が訥々と連なる美しさが印象的な1曲だ。今回のリミックスでは、それらのオーディオが自由自在に切り刻まれており、綿貫雪による多面的かつ鋭く攻撃的でキャッチーなトラックに仕上がっている。

新川によるオートチューンを駆使したボーカリゼーションはライブで度々披露されていたものの、音源化は初となる。また、今年6月にリリースされた綿貫雪のニューアルバム『ひかりのあとに』と、昨年11月にリリースされたゆうさり(合奏)としてのバンド編成で録音されたフルアルバム『星をつぐ人』も合わせてチェックを。


【ゆうさり コメント】

雪国のリリースパーティに誘ってもらった時、面白いことがしたくて綿貫雪にトラックを作ってもらい、椿三期にドラムを叩かせ、私が歌うという、ゆうさり(電子)を発足しました。
その時制作したトラックを元に、綿貫に魔改造を施してもらい、朝の清冽(電子)ができあがりました。
冬の朝に捧げた曲が夏の夜にテンポを上げて走り回っています。笑ってください!

▼“朝の清冽”セルフライナーノーツ

原曲『朝の清冽』は、冬の朝の、仄暗い僅かな時間によせて制作したものです。
その時のリリースに際したセルフライナーノーツによれば、
“夏よりうすく、ななめで、冷たく澄んだ空気の形、日光の角度、その経過。夜明けのにおい。みたものがつくるこころのうごきと、こころのうごきがみせるものが流れ合っていること。体の中を鉱物のように、体の外を水のように形作るということ。そのようなことを考えながら、はじめに歌詞を書きました。クラシックギターのフレーズができて、歌をのせて。そして私の中ではうんと音を増やして、歌詞の外側にある景色への感覚を、歌をくるむように録音しました。/作詞曲、編曲や録音すべてに通底した、静かだけれど無口ではない、誠実な寡黙さと表現したくなるようなものに勇気づけられました。自分の内側や外側のことに、よい気持ちになったり憂鬱になったりする間、ただそこに美しく在ってくれるというような佇まい、距離感も魅力でした。もっと相手の目に話しかけたい、というような気持ちで、また、この景色を知ってるよと言ってもらいたい気持ちで、また、もうすこし色々な人が触れてくれますように、などと考えながら、制作をはじめました。”
とあります。
綿貫に渡したこの曲は、真夏の夜に、まっすぐ、火照って茹だる空気の軋みへ。鉱物や水のようなテクスチャはレーザービームへ姿を変え、静かに相手の目に話しかけるどころか大騒ぎしながらあなたの服を掴む様相が出来上がりました。ぜひ笑ってください。

ゆうさり

【綿貫雪 コメント】

原曲からBPMを190まで上げ、魔改造しました。GOゆくでい。

綿貫雪

【リリース情報】


ゆうさり + 綿貫雪 『朝の清冽(電子)』
Release Date:2025.7.23 (Wed.)
Label:FRIENDSHIP.
Tracklist:
1. 朝の清冽(電子)

配信リンク

ゆうさり オフィシャルサイト

■綿貫雪:Instagram / X


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