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TuneCore Japanが「著作権管理サービス」をローンチ 楽曲の著作権管理と収益化に対応


2022.09.27

音楽デジタル・ディストリビューション・サービスTuneCore Japanが楽曲の著作権管理と収益化が可能になる「著作権管理サービス」の提供を開始した。

著作権管理サービス

「著作権管理サービス」では楽曲の届出申請をすることで、著作権管理事業者(JASRAC)を通して著作権利用者から徴収される著作権収益を受け取ることができるようになる。

同サービスはTuneCore Japanがアカウント管理者から期間譲渡された音楽著作権を著作権管理事業者(JASRACなど)へ届出を行い、管理。そして、著作権使用料などの著作権収益を受け取ることができるという内容になっている。なお、現在の著作権管理地域は国内のみとなる。

著作権管理サービスとは?

作品の届出申請はオンライン上から自分で簡単に行うことができ、書類などの煩雑さを伴う作業が不要に。作品の届出を行うことで、楽曲のストリーミング再生時、テレビやラジオでの放送時などに発生する著作権使用料等の著作権収益を受け取ることができる。また、同サービスの手数料は15%となり、著作権収益のうち85%が還元される。

初期利用料は無料、TuneCore Japanから配信されていない作品の届出も可能となっている。さらに、スプリットを設定することで、著作権収益を自動でその他の著作者や関係者へ分配することもできる。

Apple MusicやSpotifyなど185カ国以上、55以上の音楽配信サービスへ曲を一括で配信、再生などに応じた収益が100%還元される「ディストリビューション・サービス」に加えて、今回の「著作権管理サービス」が登場したことで、原盤権と著作権という楽曲にまつわる権利の収益化をTuneCore Japanのサービスひとつでできるようになった。


【TuneCore Japanディレクター 吉野拓人 コメント】

これまで、著作権が自己管理の楽曲では、著作権収益を放棄しなければならないという課題がありました。TuneCore Japanとしては、音楽配信に加えて著作権の収益化も一元管理できることが、今のアーティストにとって理想と考えています。作品の届出申請からレポートまで、すべてをオンライン上で完結できる仕組みとなっておりますので、自らで著作権の管理ができるこの「著作権管理サービス」を音楽活動にご活用いただけると幸いです。


TuneCore Japan オフィシャル・サイト


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