SOMAOTAがニューシングル“六つの橋”を本日5月15日(水)にリリース。合わせてMVも公開された。
『SUMMER SONIC 2023』への出演も記憶に新しい関西のヒップホップコレクティブ・Black petrolのMCであり、ソロとしても台湾の『Neon Oasis Fest.’24 霓虹綠洲音樂祭』に出演するなどして国内外から注目を集めるSOMAOTA。
これまで共作という形でのリリースが多かったSOMAOTAだが、本作は1st EP『Nori Norin Daze』(2020年)以来およそ4年ぶりとなる完全ソロ名義の1曲。活動拠点を関西から東京に移したこと、それに伴いソロ活動を本格化させることを選択した彼自身の覚悟が窺える作品となっている。
これまで使っていた生楽器中心に構成されたコード、リズム共に複雑なトラックから一転、ループ一発のヒップホップトラックに原点回帰。また「パレスティナ」や「ホームレス」など社会問題に言及する歌詞リリックには、ユーモアを含んだ社会風刺を展開したオルタナティブラップの影響が感じられる。
なお、SOMAOTAは7月5日(金)東京・渋谷LUSH、7月10日(水)京都nanoにてライブ出演が決定している。詳細はSOMAOTAのソーシャルメディアからチェックを。
【SOMAOTA コメント】
歌詞のテーマは「グループの中で生きる事と個人として生きる事」 約6年間Black petrolというバンドのMCとして活動してきて、グループで活動する事の難しさ、そして関西の音楽シーン全体に漂う「音楽で成功する事なんて無理だ」という諦念を感じてきました。そしてソロ活動を本格化する事、活動拠点を東京に移す事を決めました。今回リリースした『六つの橋』でその意思表明をしています、新たなステージに行くためには退路を断たないといけない、「橋」はライフステージの比喩です。また、音楽と政治というテーマに対する関心が強くなっていることから「パレスティナ」や「ホームレス」など社会問題を強く意識したリリックを散りばめました。
トラックはポスト・トリップポップバンド“TAMIW”のドラムとしても活動するビートメーカーBON-SAN。今まで自分は、コード・リズム共に複雑なトラックの上でラップをすることが多かったのですが、原点に戻りループ一発のHIPHOPトラックに乗りました。2000年代のネタ感にブレイクビーツをぶつ切りにしたかのような斬新なドラムパターン、体を預けたらいつまでも揺れていられるようなトラックを作っていただきました。
【リリース情報】
SOMAOTA 『六つの橋』
Release Date:2024.05.15 (Wed.)
Label:SOMAOTA
Tracklist:
1. 六つの橋
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