珠 鈴が新曲「生命」「点の世界」を本日2月26日(金)に同時リリースされた。
今作は音楽 × 映画のコラボ映画祭『MOOSIC LAB [JOINT]2020-2021』コンペティションへの参加作品である、橋本根大監督の映画『アポトーシス』の劇中歌。作詞は珠 鈴が、サウンド・プロデュースはCity Your CityのTPSOUNDが担当。カバー・アートワークはイラストレーターのmironが描き下ろしている。
なお、珠 鈴は映画にも崎原中(さきはらなか)という役で出演。劇中でも歌う「生命」のMVも公開された。
MVは映画と同じく橋本根大監督が担当。映画本編ともリンクした作品となっている。
【珠 鈴 コメント】
●「生命」
映画『アポトーシス』で、私が演じた崎原中という人物が私自身に教えてくれたことを歌詞にしてみた曲です。
誰しも自分の生きる意味を探しながら、日々過ごしていると思います。そこに向かって全力で走っている人もいれば、上手くいかず悩んでいる人もいます。
でも、崎原中は生きていることに理由なんていらないと言います。
私自身そう思った事が無かったので、こんな考えもあるんだ。と教えてもらいました。
生き方に正解は無いですが、この曲を通して一つ新しい気持ちを覚えてもらえたら嬉しいです。
●「点の世界」
皆さんには、知らない方が良かったことや
本当のことでも言わないで欲しかったな。と思うことはありますか?
気付いていなかったり、忘れていることもあるとは思いますが、誰もがそのような感情を抱いた事があるのかな、と思います。
そして、生きているだけである程度のルールになんとなく従って行くのが人間なのかなとも思います。
ですが、この曲の主人公はそんなものを気にせずに生きています。生まれた時のまま。
何も知らず、何も気にせず生きることは
羨ましくもあり、怖いことです。
なので、この主人公はこの曲の中だけで生きています。ぜひ覗いてみてください。
【橋本根大(監督) コメント】
<好きに生きよう好きに生きよう ただそれだけでいいんだよ> 『生命』の中で何度も使われるフレーズです。その言葉には希望や楽しさは感じられず、かといってマイナス的なイメージも持ちませんでした。人間が作り出してきた「意味」から外れた側からの言葉のように思えました。生きる価値を求め、色々な側面で考えなければいけなくなってしまった世の中から生まれる音楽とはまるでかけ離れた歌。
この歌を聴いて呼吸が軽くなる人がいると思います。
ただ流れる川のようにこの歌は流れます。
そんな歌を「記憶」として映像で伝えたいと思いました。この瞬間の珠鈴さんをいつまでも残せるように。そんな思いでこちらの映像を作りました。
【リリース情報】
珠 鈴 『生命 / 点の世界』
Release Date:2021.02.26 (Fri.)
Label:TSUBASA RECORDS CO.LTD
Tracklist:
1. 生命
2. 点の世界
【映画情報】
映画『アポトーシス』
上映スケジュール
3月3日(木)、3月10日(水) 18:30〜 K’s cinema
3月18日(木)、3月26日(金) 18:00〜 UPLINK吉祥寺
4月7日(水)、4月14日(水) 19:00〜 K’s cinema
■作品詳細