Shingo Suzukiがニューアルバム『Liquid Yellow Portraits』を本日10月30日(水)にリリースした。
Ovallのベーシストでもあり、今年5月より新たなソロプロジェクト・L.Y.P.S(Liquid Yellow Portraits)を始動させたShingo Suzuki。同プロジェクト名をタイトルに冠した本作は、1stアルバム『The ABSTRACT TRUTH』以来およそ16年ぶりの2ndアルバム。
5lack、Kojoe、Nenashi、Ruri Matsumuraといった強力なラッパー/シンガーをフィーチャーしているほか、寺久保伶矢、Fuyu、渡辺翔太、守真人などのジャズシーンの注目ミュージシャンも参加。東京の新たなジャズを提示するかのような快作となっている。
さらに、10月1日(火)に東京・丸の内COTTON CLUBにて開催されたL.Y.P.Sの初ライブより、アルバム収録曲“Love is word-less beat”のライブ映像も公開された。レコーディングにも参加した渡辺翔太、守真人、そしてShingo Suzukiのトリオバンドが軸となり、ゲストアーティストとしてトランペッター・類家心平、シンガー・Nenashiが参加。音数が少ない張り詰めた空気から広がっていく声、トランペットの音色など、まさにライブでしか味わえない緊張感のある音が体感できる映像になっている。
【Shingo Suzuki コメント】
今回の作品制作は今まで制作してきた/サンプリング/生演奏を精密にエディットしミックスさせた制作方法をベースにしながら、ジャズミュージシャン達と共に有機的でオルタナティブな要素も多分に含めた作品作りの旅になりました。ヒップホップ由来のビートメイキングと即興的なジャズ的発想の生演奏をシームレスに融合させています。
相反する要素をまとめ上げた録音作品です。参加してくれた音楽家たち全てがフィーチャリングアーティストです。そしてこのアルバムは今の僕の音楽、世界観が詰まった作品に仕上がりました。
今回のアルバムはシングルの寄せ集めではなく、すべての楽曲がアルバムのために作られたピースになってます。
曲ごとにカラーがあり、曲順はストーリー性のある流れになっていて、アートワークも含めて全体で一つの作品になっています。
曲間がない部分もあり、音楽的に全曲が繋がっています。ぜひ曲順通りに聴いてみてください。より説得力がある音楽の物語を感じることができると思います。
実験的で自由なアプローチで音楽を作るのもアルバムならではの醍醐味で、たくさんの遊びがあるので発見してみてください。
【リリース情報】
Shingo Suzuki 『Liquid Yellow Portraits』
Release Date:2024.10.29 (Wed.)
Label:origami PRODUCTIONS
Tracklist:
01. New morning
02. You don’t know (what life is)
03. Backwards
04. Flower dance
05. Daisy
06. All in your palms
07. Miss you already
08. The world is his world
09. HARIUSU I
10. HARIUSU II
11. Your journey goes on as my journey continues
12. Love is word-less beat
▼参加アーティスト
5lack (Rap)
FUYU (Drums)
守真人 (Drums)
渡辺翔太 (Piano)
寺久保伶矢 (Trumpet)
Nenashi (Vocal)
Ruri Matsumura (Vocal)
Kojoe (Rap)
Ol’K (Poetry Reading)