Ovallのベーシスト・Shingo Suzukiによるニューシングル“Backwards”が本日7月17日(水)にリリースされた。
本作はShingo Suzukiの音楽に共鳴したアーティストが入れ替わりながらサウンドメイクしていくソロプロジェクト「Shingo Suzuki L.Y.P.S(Liquid Yellow Portraits)」の第2弾シングル。1stシングル“You don’t know (what life is) feat. Kojoe, Ruri Matsumura”とは打って変わり、トランペットが印象的なインストジャズナンバーとなっている。レコーディングは渡辺翔太(Pf.)、守真人(Dr.)を迎えたピアノトリオに、寺久保伶矢(Tr.)が加わったカルテット編成で行われた。
また、アートワークもShingo Suzuki本人がドローイング。プロジェクト名にもある「Liquid」をキャンバスに描いた作品となっている。
【Shingo Suzuki コメント】
レコーディングに参加してもらったミュージシャンたちの演奏の素晴らしさに痺れました。予想を上回る演奏に驚きの連続。
デモトラックに詰め込んだ楽曲のイメージを怯むことなく堂々と生々しくユーモアを加えてレコーディングセッションで彼らは演奏してくれました。
レコーディング後のセルフミックスでは、たくさんのアイディアが思い浮かび、編集も施しながらサウンドに変化をつけ演奏の物語に展開をつけていきました。
ライブでどうなっていくのか、、、! 今から楽しみにしています。
【渡辺翔太 コメント】
どこまでもhipで、それでいてどこか気だるさを纏う一曲。初めのループだけで、ご飯何杯も食べれるくらいに旨みがぎっしり詰まっている。僕がレコーディングした段階では、まだトランペットの玲矢くんが入っていなくて、ピアノトリオでレコーディングしたけれど、トランペットが入ったのを聴いて驚いた。何倍も上質にワルくなっていたし、ミックスで曲が新たな違うかたちになっていて思わず声を上げた。最高です。
【守真人 コメント】
Backwardsはとてもストイックにビートを刻みつつ、ラフな気持ちでサウンドに絡んだりと、特に楽しいセッションの一つでした。基本ビートとなっている5連系の、所謂ディラビートやドランクビートと呼ばれるビートは、ライブやセッション等のアレンジで演奏することはあっても、レコーディングでここまでしっかりやること、そして形として残ることは実は初めてで、そう言った部分でも個人的にはかなり挑戦的でエキサイティングなレコーディングでした。 音作りもかなり極端なチューニングにしたり、色々実験的なことができて、録り音ミックスとも、とても納得行く仕上がりになっていて、マスタリング音源を聞いた時は思わず、おお〜。と声がでました。各楽器の絡みと音色がとっても心地よくて、いろんな景色の見える個人的にも大好きな曲の一つですので、是非いっぱい聴いてください!
【寺久保伶矢 コメント】
メンバーとデモ音源が送られてきた段階で、間違いなく最高のレコーディングになることは確信していたが、マスタリング音源を聴き、ここまでヒップに進化していることに驚いた。参加アーティストの演奏はもちろん、Shingo Suzukiの音楽的調理方法が聴き所です。是非たくさん聴いて味わってみてください。
【リリース情報】
Shingo Suzuki 『Backwards』
Release Date:2024.07.17 (Wed.)
Label:origami PRODUCTIONS
Tracklist:
1. Backwards