谷健二監督(『U-31』『リュウセイ』)による最新作『シャドウ(仮)』の製作が発表された。
昨年公開され、ロングラン上映を続ける映画『一人の息子』でも話題を集める谷健二の最新作となる本作。メイン出演者は近年勢いを増すボーイズ・グループXOX(キスハグキス)の田中理来、公開中の映画『メランコリック』の主演・プロデューサーを務める皆川暢二、谷組常連の馬場良馬(スーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』)、そしてSANABAGUN.から高岩遼がアナウンスされた。なお、高岩は今回が映画初出演となる。
撮影は来月から東京都渋谷区で開始。今年行われる『MOOSIC LAB 2019』での特別上映も予定され、またクラウドファンディング・サービス「Makuake」でもプロジェクトを立ち上げる予定。来年、ロケ地である渋谷を中心に先行公開し、その後、全国順次ロードショーを行うという。
【谷健二監督 コメント】
これまで短編・長編とキャリアを重ねていくうちに、一度初心にかえり、実験的に製作をと思い立ったときにMOOSIC LABのお話を伺いました。比較的若い監督が多い中、ベテランとまではいかないまでも多少経験のある身でのチャレンジとなります。舞台は渋谷、自身が上京してきたときの想いを投影しながら、若いキャスト・スタッフと新たな世界観を作れればと思います。よろしくお願いいたします。
【映画情報】
『シャドウ(仮)』
●ストーリー
東京・渋谷。地方から出てきたばかりのリク(21)は、連絡の取れなくなった兄・ヨウジ(28)を探しに来た。たまたま一緒に探してくれることになった、渋谷で生きている男・リョウ(28)。そして、兄の居所のキーマンとなる新進気鋭の実業家・リュウノスケ(34)。渋谷を舞台に4人の男たちの想いが交差するー