RED BULLによる新たな映像企画「ISSEKI(一席)」がIGTV(Instagram)、YouTubeにて公開された。
本企画では、HIDADDY、田我流、NENEら実力派ラッパー3名が日本の伝統的な話芸「落語」に挑戦。落語家・月亭太遊の監修のもと、3名のラッパーが古典噺をベースに短編の新作落語を書き下ろし。本来の落語にはないはずの「ビート」の上で語る、新感覚の2分間(3エピソード 計6分)をお届けする。
上方(関西)からはHIDADDY(韻踏合組合)が、古典『ん廻し』をベースにした一席を。田我流が挑んだのはユニークな世界観の古典『頭山』の舞台を地元・山梨県の一宮町に移した小噺。そしてゆるふわギャングのNENEは古典『蛇含草(じゃがんそう)』をベースに、流行やインスタ映えに依存するライフ・スタイルを可笑しく風刺した一席を披露する。
さらに、この実験的な取り組みにビートメイカーとして参加したのは、独自の世界観を貫くプロデューサーのSeiho。落語もラップも「語り口/フロウ」にこだわり抜いた「言葉」の芸能の最高峰。言葉とフロウを巧みに操るラッパーによる落語を通して、ついに「言葉」を軸にしたヒップホップと落語の邂逅が実現した。