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Mother Terecoが小袋成彬などが参加したデビュー・アルバムを2月にリリース! 七尾旅人からコメントも


2017.01.06

元Open Reel Ensembleの佐藤公俊と難波卓己の2人よる電子音楽バンドとして2015年10月より活動を開始したMother Terecoが、2月8日に待望のデビュー・アルバム『Oracle』をリリースする。

これまでにDYGL、yahyel、Tempalay、jan and naomiなどとも共演し、自らが主宰するイベント”Electronic & Acoustic Session”には詩人の小林大吾、ギタリストのDustin Wongを迎え、それぞれのミュジーシャンとのセッションを含む3パートからなるコンセプチャルなコンサートを開催するなどして、密かに、しかし着実に話題を集める中、待望の初音源集が完成。
制作に約1年もの時間を費やしたという本作『Oracle』には、宇多田ヒカルの最新作『Fantôme』に参加し話題を集める小袋成彬ことOBKRや、エレクトリック・ポップ・バンド・Far Farmのヴォーカルico!、レーベルメイトでもあるAnnie The Clumsyといったゲスト・ヴォーカルを招いた全10曲を収録。D.A.N〜yahyel以降のインディ〜クラブ・ミュージック・シーンとも共振する2017年最先端サウンドとなっている。


【七尾旅人 コメント】

オープンリール・アンサンブルから難波卓己くんたちが抜けたとき、
それがメンバー同士の友情を保ったままの前向きな脱退だとしても、やはり寂しかった。
ヴォーカル参加の話をもらって一緒に曲を作って以来、あのバンドの大ファンになっていたから。

でも、その決断の答えである1stアルバム「Oracle」を手にしてスピーカーを震わせたあと、寂しさは完全に吹き飛んでしまった。
とても楽しみにはしていたけど、これほどの傑作を受け取ることになるなんて。

回転するオープンリールから四散した種子は、いったいどこまで広がっていくのだろう?
全ての鋭敏な音楽リスナーに、この真新しいエレクトロニック・ミュージックが開いた、次への扉をくぐってみてほしい。
人間が抱えた音楽の夢は、永遠に、果てる事もなく続くのだと、実感してもらえるはずだから。


【Maika Loubté(マイカ・ルブテ) コメント】

ひどい大雨の高速道路で、もらったばかりのこのアルバムを爆音で聴いた。
そのあと何が起こったのか、分からなかったんだけど。
あのとき私、本当にSFのヒロインになってたんじゃないかな。
全身の細胞がダイヤモンドになってたと思う。
それは音楽というか、体験って言ったほうがいいかもしれない。
音楽は、想像もできないような体験にたどり着くための入り口になり得るんだって、このアルバムを聴いて分かったよ。


【リリース情報】

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Mother Tereco 『Oracle』
Release Date:2017.02.08 (Wed)
Cat.No.:RYECD259
Price:¥2,300 + Tax

※アートワーク:東海林巨樹 / デザイン:加瀬透

■詳細:http://rallye-label.com/post-1753/


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