DinoJr.、3rdアルバム『NO MAN IS AN ISLAND』より客演にSOMAOTA迎えた新曲「Eh」配信

DinoJr.が11月16日（水）にリリースする3rdアルバム『NO MAN IS AN ISLAND』から、新曲「Eh feat. SOMAOTA」が本日11月9日（水）に先行配信された。

ネオソウル／ファンク／ヒップホップなどを現代的な色彩感覚で荒削りにコラージュするSSW、DinoJr.。本楽曲には関西を拠点に活動するバンド、Black PetrolのMCであるSOMAOTAをフィーチャー。蠱惑的なスティールパンの響きにカラフルかつサイケデリックなハーモニー・ワークが絡む新基軸なダンス・チューンに仕上がっている。リリックでは快楽と退廃について抽象的な言葉遊びで歌われており、現代におけるさまざまな皮肉や示唆が含まれている。

3rdアルバム『NO MAN IS AN ISLAND』はDinoJr.が敬愛しているというPrince、D’angelo、Louis Coleなどのセルフ・プロデュース・スタイルから色濃く影響を受けて制作したとのこと。作編曲、楽器演奏、DAWでのプログラミングをDinoJr.がほぼ一人きりで手がけ、ゲストにはSOMAOTA（Black Petrol）、ayafuya、Kingoなどを招致。2020年にリリースした前作アルバム『2091』よりも、パーソナルで内省的な一面を包み隠さず晒け出した作品になっているという。

また、11月26日（土）に東京・渋谷TOKIO TOKYOにて3rdアルバムのリリース・ライブが開催予定。DinoJr.が率いるサポート・バンドに加えて、DinoJr.と親交のある高木祥太（BREIMEN）、吉田沙良（モノンクル）、リベラル a.k.a 岩間俊樹（SANABAGUN.）など7名のゲストが参加決定している。

[2022.11.16 UPDATE：アルバムへ向けた本人コメント到着]

【DinoJr. コメント】

コロナ禍でステージという大きなアイデンティティを一時失い、“自分にはもうなにもない！”という失意と孤独を抱えそれでも誰かに求められたいという寂しい執念のもと、ひとりDAWと向き合い長い時間をかけて作り上げた一枚です。

一聴するとポップだけど、予測不能な楽曲展開や時にカオスな様相を見せるビートとハーモニー、散文的で情緒の壊れた歌詞、それらすべてにいびつな自意識がこびりついた、大変パーソナルで独りよがりなアルバムとなってしまいました。

しかし『NO MAN IS AN ISLAND（＝人は孤島のようには生きられない）』というタイトルが示す通りこのアルバムはぼくなりの孤独へのアンチテーゼであり、結局“この世で最も尊いものは人と人との繋がり”だということを曲中でさまざまな形で言い換えて伝えようとしています。

ある意味自分を救済するためのアルバムになったなと感じますが、いつか巡り巡ってこれを聴いてくれた誰かの気持ちがフッ、と軽くなったなら、その時このアルバムの目的は初めて達成されるのかなと考えます。

【リリース情報】

DinoJr. 『Eh feat. SOMAOTA』
Release Date：2022.11.9 (Wed.)
Label：EXOMUSIC
Tracklist：
1. Eh feat. SOMAOTA

■配信リンク

DinoJr. 『NO MAN IS AN ISLAND』
Release Date：2022.11.16 (Wed.)
Label：EXOMUSIC
Tracklist：
01. No Man Is An Island
02. Y.O.A.K.E
03. Eh ft. SOMAOTA
04. Flying Sushi
05. WNDRLND
06. Magic Hour
07. Whales ft. ayafuya, Kingo
08. Skin
09. Bingo
10. Last Beach
11. Mmm (interlude)
12. Sayonarakun

■配信リンク

【イベント情報】

DinoJr. 3rd Album『NO MAN IS AN ISLAND』RELEASE ONEMAN LIVE
日時：2022年11月26日（土） OPEN 19:00 / START 19:30
会場：東京・渋谷TOKIO TOKYO
料金：ADV. ￥3,500 / DOOR ￥4,000（各1D代別途）
出演：
[BAND MEMBER]
Bass：オオツカマナミ
Guitar：イシイトモキ
Keyboard：市川空
Drums：So Kanno（BREIMEN）
Chorus：mitchey