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”TAICOCLUB’17”への出演も決定したBibio、最新EP『Beyond Serious』を来週緊急リリース!


2017.04.27

先日人気野外音楽フェスティバル”TAICOCLUB’17″への出演もアナウンスされたBibioが、昨年リリースした通算7作目となる新作『A Mineral Love』、そしてそのアルバムにも参加したOlivier St. Louisとのコラボ作品『The Serious EP』に続く新作EP『Beyond Serious』を来週5月5日(金)にリリースすることが急遽決定した。

今回の発表に合わせ、新作からのリード曲「Beyond My Eyes」も公開。本EPは全世界で1000枚、国内流通100枚限定の12″ヴァイナルとデジタル配信でリリースされることに。

本作では、BibioことStephen Wilkinson(スティーヴン・ウィルキンソン)が10代に熱中したという90年代中期から後期のフレンチ・ハウスにインスパイアされた楽曲を4曲収録。キャリアの原点でもあるBibioスタイルのハウス・トラックにOlivier St. Louisの歌声がフィーチャーされている。


【Bibio コメント】

僕が最初にサンプラーを買ったのは1998年なんだ。とてもローファイなやつで、機能やサンプリングの可能な時間もかなり限定されていた。そのサンプラーを使って初期に作ったのは、僕が大好きだった90年代半ばから後半にかけてのフレンチ・ハウスにインスパイアされた、荒削りなハウス・トラックだったんだ。実際のところ、BIBIOとして今知られているような様々なスタイルの音楽を作る以前は、ハウス・ミュージックを作ってたんだよ。

そこから18年が経って、Rolandのドラムマシーン、TR-808を手に入れたんだ。その808で2016年にたくさんのリズム・トラックを作って、リング・モジュレーターを使ったサウンドで実験を繰り返した。それから808以外の楽器を一切使わずに4つのトラックを作ったんだ。それらを携帯に入れて、家で聴き込んだ。そのままでも楽しめたけど、そこから何かへと発展できる確信を持ったんだ。808を買ったことで、ハウス・ミュージックを作りたいって願いが強くなったんだよ。その後、それらのドラム・パターンをベースにさらに発展させることにした。僕のハウス好きだった一面を知ってる親友は、ハウス・トラックだけでEPか何かをリリースすべきだって言ってくれてたし、それは常に僕がやりたかったことだった。

だからスタジオに戻って、808だけで作った4つのリズム・トラックにシンセサイザーを加えることにした。その後ヴォーカル・サンプルを加えたいって段階になって、どんなアカペラが使えるかを考えてる時(スタジオの中には使いたいサンプルがないということもあって)、オリヴィエ・セイント・ルイスが「Why So Serious?」用の送ってくれたヴォーカル・トラックやその他の素材があったのを思い出したんだ。リミックスEPを作ることには興味がなくて、オリヴィエのヴォーカルの生素材から、オリジナルのメロディーを使って、まったく新しい楽曲を作ることが今作のコンセプトで、挑戦だった。


【リリース情報】

Bibio 『Beyond Serious』
Release Date:2017.05.05 (Fri.)
Labels:Warp Records
Tracklist:
01. This Ain’t ‘bout The Feelings
02. Beyond My Eyes
03. Turn It All Down
04. Fix This Thang


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