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bed、アーカイヴ・アルバム『Archives : May27th,2023』リリース


2023.08.31

bedがアルバム『Archives : May 27th, 2023』を8月30日(水)にリリースした。

活動開始から1年半足らずで、東京・渋谷WWW Xやclubasiaといったベニューを満員にするbed。今作は彼らにとって初のフルレングスの作品となるが、“1stアルバム”ではなく“ライブ・レコーディング・アルバム”、もしくは“アーカイヴ・アルバム”と表現している。内容はタイトル通り今年の5月に行ったライブ・レコーディング音源を集めたもの。

これまでにリリースしたシングル「APOLOGIZE」、「Kare Wa」、「Michael Mann」、「mother ship」のライブ・レコーディング・バージョン4曲と、ライブではおなじみだが音源としては初公開の「2003」、「ISEI」、「Eventually」の7曲を収録。なお、本作のリリースとともに上記シングルから「mother ship」以外の3曲の配信がテイクダウンされた。

合わせてリード・トラック「2003」のMVも公開。「2003」という曲名は、原型が生まれたセッションの際、“2003年のColdplay”と形容したことが由来だという。MVはこれまでのbedのMVやアートワーク、写真、ライブ映像などのすべてを手がけてきたクリエイティブ・クルー、Lossがディレクション、撮影を担当した。


【bed コメント】

ツアーを打つ、フェスに出る、メディアに出る、そのためにアルバムを出す。

そんなやり方はbedには必要ない。
そのために妥協をして、作品を出したことで後悔までしているバンドを幾つも見てきた。
bedの1stアルバムは、まだ少し先でいい。

またミュージシャンとしての“充足感”を、リリースした際のSNS上のリアクションや、各プラットフォームの再生回数等に求めてしまう呪縛(かつてのバンドではそれを求めたこともあるからこそこう言わせてもらう)からも、bedが始まったことで完全に解放された。
何かに急かされ、自分たちを急かした作品を残していくことはもうない。

強くそう思えるのは、ステージの上で本物の、生命力のあるリアクションを感じているから。
拠点は東京の限られたエリアの限られたベニューのみ。それでもそこには、bedのようなバンドがこの国で存在していく上での全てが既にあると感じられる。他では得られない、当事者にとっても不思議な力が今のbedの現場にはある。

この“アーカイブアルバム”は活動して1年少しのbedが、自分たちのために残した記録。今後も演奏し続けることで、望まなくとも変化してしまうであろう曲たちの現状地点のようなものだ。

bed

【リリース情報】


bed 『Archives : May 27th, 2023』
Release Date:2023.08.30 (Wed)
Label:bedsleepwell
Tracklist:
1. mother ship – live
2. APOLOGIZE – live
3. ISEI – live
4. Kare Wa (2.0) – live
5. Michael Mann – live
6. Eventually – live
7. 2003 (Arrangement) – live

配信リンク

■bed:X(Twitter) / Instagram


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