Mason

Take A Chance Feat. Baxter

Mason / Take A Chance Feat. Baxter
イギリスの名物レーベル〈Toolroom〉から衝撃のコンピレーションが登場! 中でもMasonの「Take A Chance」は出色

死ぬほど豪華なコンピレーションが3月2日(金)にリリースされる。仕掛け人はイギリスのダンス・ミュージックの拠点、〈Toolroom〉だ。2003年に端を発した同レーベルは、今や世界的な影響力を持つ存在へと成長した。主宰のMark Knightはアンダーグラウンドの枠を超えて、メインストリームでの知名度も高い。

今回リリースされるコンピレーションの名前は『Toolroom Miami 2018』。本作にはPatrick ToppingBicepGerd Jansonなど、昨今のクラブ・シーンを席巻するアーティストが名を連ねる。中にはこのコンピレーションのためだけに作られた曲もあり、その豪華さにはただただ驚くばかりだ。個人的にはアムステルダムのプロデューサー、Masonによる「Take A Chance」を推したい。

ディープ・ハウスと見せかけて、プログレッシブなドロップ。元々オランダはEDMの拠点である前に普遍的なダンス・ミュージックの名産地であったが、その魅力は全く衰えていない。Armin van BuurenやTiëstoなどがスタジアム級の市場を開拓する一方、Masonのようなアーティストがアングラにとどまりながら硬派なシーンを形成する。非常に多様性のある、アーティストとリスナー双方にとって健全な状態だと思う。理想的なダンスミュージックの在り方だ。

『Toolroom Miami 2018』は、Masonのいる硬派なシーンをたった一枚で体現してしまった力作コンピレーションである。


【リリース情報】

Mason, Take A Chance, Toolroom

V.A. 『Toolroom Miami 2018』
Release Date:2018.03.02
Label:Toolroom

※全70曲を収録

Yuki Kawasaki

Yuki Kawasaki

ライター / エディター / ディレクター。週末は大抵都内のクラブにいますが、社交性はそれほど高くないです。映画も好き。 【影響を受けたアーティスト】Underworld / Aphex Twin / D’Angelo