FEATURE

Interview / Jonny Faith


「メルボルンに漂っているヴァイブが好きだったんだ。いつも歓迎されてる感じがしたし、皆フレンドリーで明るい」—Jonny Faith インタヴュー

2015.04.17

オーストラリアには〈Modular Recordings〉という1998年から続くレーベルがある。「オーストラリアの音楽といえば……」なんて言われた時に割と早い段階で思いつくTame ImpalaやCut Copy、最近だとPond、ちょっと前だとVan SheやThe Avalanchesといった様々なオーストラリアのバンドを旧くから世界に輩出し、かつThe Black Keys、Yeah Yeah Yeahs、Klaxons、Chromeoといった手掛けている地元のバンドたちとカラーの似ている他国のバンドの作品をディストリビュートして、地元のシーンに貢献してきたレーベルだ。
しかし、〈Modular〉を始め、世界から注目されているオーストラリアの音楽シーンを主に支えてきたのは、どちらかと言えばロック寄りのバンドばかり。世界が知る、テクノやハウスなどのダンス・ミュージックのアーティストは、オーストラリアにはなかなか現れなかった。実際に、そういったオーストラリアの音楽シーンを変えていこう、地元のダンス・ミュージック・アクトを世界に向けて発信しようと、いまから約10年前に始まったのがいま少し注目を集めている〈Future Classic〉だった。〈Future Classic〉がリリースと並行して行ってきた、海外のダンス・ミュージック・アクトのオーストラリアツアーを企画調整、ディストリビュート、リミキサーとしての起用は年月を追うごとにアーティストの輸出入を円滑にしていった。いまでは、地元の期待の若手たちとしてレーベルが発信したFlumeとChet Fakerはアメリカをツアーする程の人気と注目を集めていて、レーベルとして一番最初に手掛けたジャーマン・テクノ的な作風がウリのDeepchildはオーストラリア以外の国のレーベルからもアルバムをリリースをするようになっている。さらに結果的に良くなったのはアーティストの出入りそのものだけではなく、来豪や凱旋といった出入りによってクラブも盛り上がり、コミュニティは広がり、オーストラリアのダンス・ミュージック・シーンはますます良くなっているそうだ。
あまり有名ではないが、実はCut Copyもダンス・ミュージック・レーベル〈Cutters〉を主宰しているし、〈Modular〉も〈Club Mod〉というサブレーベルをやっていて、Vampire WeekendのChris Baioのソロ作(これが非常にディープハウス)をリリースしている。

そんな状況の中で、今年アルバムデビューしたJonny Faithは、オーストラリアのダンス・ミュージックとクラブ・シーンにまた新たな風を吹き込む存在だ。なんといっても、その1stアルバム『Sundial』が、初期のBonoboやQuanticを始め、クラブジャズやオーガニックなエレクトロニカなど幅広い作品を手掛けてきたUKきっての多国籍レーベル〈Tru Thoughts〉からのワールドワイド・リリースだったということが大きい。『Sundial』の、「Teebsが、Bonobo率いるオーケストラをサンプラーに突っ込んでビートを作ったら……」というような作風を耳にすれば〈Tru Toughts〉からのリリースには納得できる。しかし、この1枚のアルバムによって、LAのビート・ミュージックにも肉薄するハイクオリティのエレクトロニカを手掛けるプロデューサーがオーストラリアにいることを示せたのは、今後確実にオーストラリアのシーンの新たな切り口となっていくだろう。それは、3月上旬に代官山UNITでBonoboのDJプレイを直前にして、情熱的で、濃密な夜の雰囲気を作り上げるJonny Faithのプレイを体感した人は、なおのこと感じられただろう。

また、Jonny Faithがスコットランドのエジンバラ出身の移民であることも今後重要になってくるはずだ。〈Future Classis〉ができる少し前からオーストラリアの音楽シーンを外的にも内的にも捉え、シドニーのラジオ局でDJまでしていたという彼の異色の経歴は、近い将来に“オーストラリア・シーンのスポークスマン”的な役割へとリンクしていくだろう。もう既に彼は以下のインタヴューで、オーストラリアのシーンや“オーストラリアン・サウンド”なるものについて彼なりに話してくれている。

Jonny Faith Interview

(Interviewer: Hiromi Matsubara, Interpreter: Miho Haraguchi)
(All Live Photo by Masanori Naruse)

Jonny-Faith-LOW-11

―シドニーのラジオ放送局でラジオDJをしていて、ホスト番組を持っているそうですが、いまもラジオDJを続けているのですか?

もうラジオはやってないんだ。もっとプロデュースの仕事に力を入れたくてね。毎週ラジオ番組の内容を更新して、それを新鮮に保つために新しい音楽を探し続けるのって、結構な労力と時間を使うんだよ。友達とやってたし、それを通じて色んな人にも会えたし、楽しくはあったんだけどね。

―ラジオDJを経験したことで、“プロダクションにおけるクオリティコントロールの重要性を学んだ”というようなことを仰っていた記事を見たのですが、具体的にどういうことから学んだのですか?

どんなアートでも、それが良いものかどうかを判断しないといけないだろ? 自分が作ったものなら全てが良いものだというエゴもたまには必要なのかもしれない。でも、ラジオDJの経験を通して、ベスト・チューンを厳選するという術を学んだんだ。自分でプロデュースしたトラックも、プロデューサーではなくDJとして聴いてみると、それが良いかどうか、また違う視点で判断することができるんだよね。

―ベスト・チューンを厳選する術を学んだ以外に、ラジオDJをしていたことで、音楽製作に影響を与えたことは何かありましたか?

いや、ラジオDJの経験がそこまで影響しているとは思わないんだ。ラジオDJという経験は、また別の空間だったからね。クラブDJみたいなものだったし。番組内で僕が話すとかじゃなくて、曲をひたすらかけていただけだったからさ。

—では、先ほど伺ったトラックのクオリティコントロールという部分で、『Sundial』の製作中に特別に注意したことはありましたか?

とにかく、曲どうしがフィットすることを意識していたよ。もし作っている途中で他の曲に合わないと思ったら、それは一度保留にしたり。それくらいかな。

—以前は、先日リリースされた『Sundial』に収録されているようなサウンドとは対極に近い、テクノやハードなベースミュージックをプレイしていたそうですね。

そうだね。確かにもっとベースっぽかった。質が良くてメロディがあって、面白いヘビーなベースミュージックは今でも好きだよ。緊張感のあるベース系ミュージックとリラックスしたチルウェイヴ系ミュージック、僕は両方好きなんだ。その中間の音楽って言えばいいのかな。僕の音楽のテイストは幅広いんだ。

―今後、ベースミュージックの作品を作りたいとは思いますか?

アルバムは思わないけど、トラックを作りたいなとは思ってる。もっとDJ寄り、ダンスフロア寄りのトラックをね。でもアルバム全体をベースミュージックにしようとは思わない。個人的に、そういった音楽をアルバムとして座って家で聴くことはないから。そういう音楽は、DJミックスならわかるけど、アルバムである必要があまりないんじゃないかな。

—なるほど。では、『Sundial』の、ゆったりとしたビートで生楽器を含むオーガニックなサウンドを制作するに至るまでには、何かしらの心境の変化があったのでしょうか?

もう何人からも同じことを聞かれたけど、僕にとってはそこまで大きな変化ではないんだ。ドラムンベースをクラブでDJしていた頃も、家では30年代のジャズ、DJ ShadowやDJ Krushのようなダウンテンポを聴いていたしね。だから、『Sundial』のような音楽は、自分が前から常に楽しんでいる音楽だったんだ。ただ作って形に出来たのが初めてだったてだけさ。

Jonny-Faith-LOW-33

—アルバムのクレジットに、Rare ToneのMikeに向けたギアを使用させてくれたことへの感謝の言葉がありましたが、『Sundial』どういった機材を使用して製作したのですか? 生楽器は使用しましたか?

このアルバムで唯一使った楽器はローズ・ピアノかな。そのローズ・ピアノがMikeのものだったんだ。彼はいくつかのトラックを仕上げるのを手伝ってくれてね。Mikeはメルボルンにスタジオを持っていて、スタジオと、そこにあったローズ・ピアノを使わせてくれたんだ。彼のおかげで暖かいサウンドを作ることが出来たし、かなり助かったよ。あぁ、あとはシェイカー、ベル、チャイムみたいなパーカッションも使ったね。こういった楽器を使うことで、エレクトロのビートにオーガニックなサウンドのテクスチャーを乗せることが出来たんだ。

—オーガニックなサウンドの『Sundial』は、〈Tru Thoughts〉からのリリースということもあって、音楽性についてはよりBonoboやQuanticと比較されるかと思います。

確かに、何人かから言われたことはある。でも多分それは、〈Tru Thoughts〉だからだと思うけど。僕にはわからない。でも、Quanticの初期の作品はもしかしたら通じるものがあるかもね。もっとダウンテンポでビート・ミュージックだったから。

—個人的には、Flying Lotusが率いる〈Brainfeeder〉や、〈Stones Throw〉がリリースしているビート作品にも近いような印象を受けました。いま挙げたようなアメリカ西海岸のビートミュージックは聴きますか?

めちゃくちゃ聴くよ。LAのビート・ミュージックのシーンが世界に出てきたのは、自分にとって大きなインスピレーションだった。ダウンテンポやヒップホップは元々好きではあったけど、インストゥルメンタル・ヒップホップは一時期勢いが止まってしまって、メディアでは最もつまらない音楽と書かれていた頃もあった。でも、Flying LotusやHudson Mohawkeが出てきてから、それが変わったんだ。これまでのそういった音楽を、より緩く、オーガニックに進化させた。そういった意味で、僕は彼らに大きくインスパイアされてるんだ。

—では『Sundial』から受けるフィーリングはLAビートミュージックとリンクしているんですね!

もちろん。自分が影響を受けているということは、音作りにもそれが出てくると思うよ。

—その他に『Sundial』を作るにあたって、インスパイアされた音楽があったら教えて下さい。

抽象的でアバンギャルドな作品を作るプロデューサー達には影響を受けていると思う。そのうちの1人は日本人で、ススム・ヨコタ(横田進)っていうプローデューサー。彼のアルバムで『Grinning Cat』っていうのがあって、あのアルバムは僕のお気に入りなんだ。よりエスペリメンタルで、ヒップホップ感が少ないんだけど、あのサウンドからはインスパイアされてるね。今回のアルバムでも、ヒップホップでありながらもアヴァンギャルドな音を作りたかったから。

—そんな『Sundial』を製作するにあたって、メルボルンへと移ったそうですが……。

いや、厳密には、書き始めたのはロンドンに住んでる時なんだ。ロンドンに住んでいる間に書いた曲は、『Sundial』に使われたものもあれば、『Sundial』に入っている曲の影響源になったものもある。全てがアルバムに収録されたわけではないけど、それが基になって出来た曲がアルバムに収録されているんだ。

—では、制作している最中にメルボルンへ引っ越した理由は何ですか?

妻と一緒にロンドンに引っ越したんだけど、ふたりともなんか合わなくてね(苦笑)。彼女は引ったくりにあったし、僕は肺炎になったし……。そのせいで2、3ヶ月ずっと動けなかったんだ。しかも、生活費も高いしさ。だからロンドンから出ようと決めたんだ。そこで次の問題は、じゃあいったいどこに住むか、ということだったんだけど、オーストラリアに戻りたくても、音楽やアートの文化がコマーシャルすぎるから、シドニーには戻りたくてね。で、僕も妻もメルボルンが好きだったから、メルボルンに引っ越すことにした。最初に訪れた時からここに住みたいと言ってたし。音楽シーンも良いし、人も知ってたし、理由はいくつかあったんだ。

—最初にメルボルンを訪れた時には、街の何に惹かれたのでしょう?

やっぱり音楽かな。あとメルボルンに漂っているヴァイブが好きだったんだ。いつも歓迎されてる感じがしたし、皆フレンドリーで明るい。最初にメルボルンに着た時はシドニーに住んでいたから、ポップのクラブシーンに慣れていたんだけど、メルボルンのバーに座っていたらDJ KrushやDJ Shadowが流れて、「ここでは僕が好きな音楽が普通に流れるんだな」と思ったんだ。

—もともと、2004年にシドニーを訪れて、後に移住をされますが……。

いや、一番最初に来たのは2001年だね。でもその時はたった1年だったけどね。高校のあとにワーキングホリデーだったから。

—その後オーストラリアへ移住しようと決めた理由はなんでしたか?

高校の時の友達がシドニーに住んでたことがあって、ずーっと彼がシドニーのことを話してて。で、じゃあ高校を卒業したらワーキングホリデーでシドニーに行こうとその彼と決めてたんだ。それが最初の理由。あとは、これはダサい理由だけど、英語圏だから(笑)。前はフランス語もちょっと話せてたんだけど、あきらめちゃって(笑)。言葉も通じるし、天気も良いし、それに両親はイギリス人だからスコットランドがあまりホームとも感じられなかったし。離れた場所であり、かつあまり変わらない生活が出来るのはオーストラリアだと思ったんだ。

—オーストラリアの音楽シーンが、他の国の音楽シーンとは違って面白いのはどういう部分ですか?

どうだろう……今ではないけど、前に面白いと思ったのは……オーストラリアってニューヨークやロンドンから離れてるだろ? 僕が最初に行った時はまだスマートフォンなんてない時期で、YouTubeもSpotifyもなかった。だからその時期、僕がシドニーで持っていたヴァイナルの箱の中には、皆がまだ見た事がなかったり、なかなか手に入らないレコードが入ってたんだ。オーストラリアにイギリスやニューヨークで流行った音楽が来るのは2、3年後だったからね。だから、そういう音楽を皆に見せるのが面白かった。今はもう全てがインターネットで繋がっているから、そんなことはないけどね。

—では、今は何が面白いと思いますか?

面白いのは、やっぱり文化が混ざっていることかな。本当に様々な文化が織り混ざっているんだ。ヨーロッパからの影響もあればアジアの国々からの影響もあるし、ベトナムから来たDJがスピンしたり、クラブナイトも沢山ある。それが面白いと思うよ。まあオーストラリアに限らず、どの国でも都市はそうなんだろうけど。

—イギリスやアメリカといった音楽シーンの中心地からは少し距離をとって活動していることに関して理由はありますか? メルボルンやオーストラリアの環境があなたにとって良いから、というのはもちろん理由としてあると思いますが。

それはさっきの、なぜオーストラリアに引っ越したのかっていうのと理由は同じ。イギリスやアメリカに住んでいたたら、確かに活動は楽だろうね。でも僕はオーストラリア、メルボルンが大好きなんだ。いつかテクノロジーでもっと世界が近くなるといいんだけど。いま、その研究が進んでるの知ってる? ただ真っ直ぐ上に飛んで、下で地球が回るのを待ってからまた真っ直ぐ地球に降りる。そうすると違う国に着地するらしいんだ(笑)。それが、僕が活動しているうちに実現してくれるといいんだけどね。ロンドンに2時間でいけるとかさ(笑)。

—そうなんですか、知らなかったです(笑)。急速にインターネット上のメディアや音楽販売ストアが増えたことで、インターネットを使えば、他の国の音楽シーンをある程度の深さまで知ったり、潜り込むことができるようになったと思いますし、逆にアーティストは、より多くの人へ音楽を発信することも簡単になりました。やはりこういったことは、あまたがいまメルボルンをベースに活動していることと関係は深いですか? 

もちろん。遠いオーストラリアにいても、自分の音楽を世界の人に知ってもらえるしね。あと、それもあって最近のオーストラリアの音楽シーンも良くなってきてるんだと思う。テクノロジーのお陰で世界が繋がってるからだと思うよ。昔は、オーストラリアのDJ達は皆、白盤を鞄に詰めまくって、わざわざロンドンまで飛んで行かなきゃいけなかったからね。でも今は、iTunesに乗せればすぐに世界中の人に聴いてもらえる。それはオーストラリアの音楽シーンにとっても大きなことだと思うよ。

—最近は、Chet FakerやFlume、 もちろんあなたもなんですが、よりクラブ的なエレクトロニック・サウンドを軸にした若手のアーティストが、オーストラリアから日本に伝わってくることが多いのですが、実際にオーストラリアではエレクトロニック・ミュージックは人気があるのですか?

うん。特にChet FakerとFlumeは超ビッグ。彼らはアメリカ・ツアーもやってるし、彼らのレーベル、〈Future Classic〉はオーストラリアでいま凄く人気がある。エレクトロニック・ミュージックはいま確実にオーストラリアでビッグになっていってるね。

—トレンドにもなっているのでしょうか?

そうだね。この前、FlumeがFacebookで“オーストラリアン・サウンド”についてポストしてるのを読んだんだけど、僕はその彼の言う“オーストラリアン・サウンド”に関して100%は賛成ではないかな(笑)。彼が話していたサウンドっていうのは、もっとHudson MohawkeやRustieに影響を受けたものだと思ったからね。だからそうなると、彼が言っている“オーストラリアン・サウンド”は、どちらかと言えば“スコティッシュ・サウンド”なんじゃないかな、と思ったんだ(笑)。まあ、呼び方なんでどうでもいいんだけど(笑)。とにかく、そういった音楽がオーストラリアでは流行ってるんだ。

—一番最初に話題にしたラジオDJや、あなたがレジデントを務めるパーティーを始めた理由が、その当時のオーストラリアのアンダーグラウンドのコミュニティがあまりにも狭かったからだそうですね。最近のオーストラリアの、ナイトクラブや、ダンス・ミュージックとエレクトロニック・ミュージックのイベントやコミュニティは盛り上がっているのですか?

盛り上がってると思うよ。さっき話したように、オーストラリアではいま、エレクトロニック・ミュージックは、もはやメインストリーム級になってる。だんだんと良くなってきてるよ。

—あなたを通じて、またさらにオーストラリアの音楽シーンに注目する人は増えると思います。特にあなたが参加している〈The Frequency Lab〉はさらに注目されるはずです。オーストラリアの音楽シーンにとっての理想的な未来は何ですか?

いまもう既に、その理想に近づいていると思うんだ。これからもっと国内のミュージシャンに注目が集まっていくんじゃないかな。国外のミュージシャンたちを受け付けないという意味ではなくて、その土地の音楽シーンっていうのは、やはりローカルのミュージシャン達に敬意を示すことで良いものが出来て行くんだと思う。海外から来てるってだけでそれがカッコいい音楽だとか、そういうのは違うと思うんだよね。でも、いまオーストラリアでは、段々と国内の音楽が勢いをつけているんだよ。

—では引き続き日本から注目していようと思います。今日はありがとうございました!

ありがとう!

Jonny-Faith-LOW-36


■Biography

スコットランドの首都エディンバラで生まれ、現在はメルボルンを拠点に活動するDJ/プロデューサー。ヒップ・ホップ、ジャングル、レゲエ、D&Bなどを横断するDJプレイで磨き上げられたセンスとリズム感をバックググラウンドに、未開のエクスペリメンタル・ビートを探求するスタイルは、BonoboやFlying Lotusと比肩しても遜色ない才能の原石としてすでに欧米メディアでは話題となっている。〈Civil Music〉からのデビューEP「Blue Sky on Mars」で一躍注目を集め、2015年2月に待望のデビュー・アルバムとなる『SUNDIAL』を名門〈Tru Thoughts〉からリリースする。

TRU301_300ppi_RGB

『Sundial』(サンダイアル)
Now On Sale
Label: Tru Thoughts / Beat Records
日本盤には特典としてボーナス・トラック追加収録


Spincoaster SNS