FEATURE

INTERVIEW | Ettone


Furui Rihoとの共作で生み出した、ありのままを肯定する応援歌“1UP↑ 1DOWN↓”

PR
2026.07.11

国内外のトップアーティストのヒット曲を手がけてきたプロデューサー・ALYSAが、2025年に設立したクリエイティブレーベル〈O21〉。その〈O21〉から生まれた7人組クリエイティブガールグループ・Ettoneが、4thシングル“1UP↑ 1DOWN↓”を6月29日(月)にリリースした。

“1UP↑ 1DOWN↓”は、人生で誰もが感じる「詰み感」を8bitゲームに見立てて軽やかに描いたポップソングだ。失敗や停滞さえも「物語の途中に起こる出来事」として肯定し、「止まらなければゲームオーバーじゃない」というメッセージを軸に据えた新しいかたちの応援歌となっている。また、制作陣にソウルフルでグルーヴィーなサウンドとリアリティのある歌詞で注目を集めるシンガーソングライター・Furui Rihoを迎えている点も大きなトピックだ。

今回は、楽曲制作で作詞をメインに担当したEttoneメンバーのkoyukiとyuzuki、そしてプロデューサーのALYSAの3名にインタビュー。今作のコンセプトが生まれた経緯やFurui Rihoとの制作プロセス、コーラスワークが映えるサウンドメイキングへのこだわり、そして楽曲に込めたメッセージについて語ってもらった。

また、記事の最後にはkoyukiとyuzukiによるFurui Rihoへのミニインタビューも掲載している。

Interview & Text by Jun Fukunaga
Photo by Shimizu Elio


人生の上がり下がりを表現した最新曲

――おふたりはEttoneの中でどんな立ち位置で、どんなことを得意としているメンバーなのか教えていただけますか?

koyuki:私はよく「ムードメーカー」と言われます。リハーサルでみんなが疲れているときに気持ちをワッと上げたり、場を盛り上げたりするのが私の担当なのかなと。

あと、私たちはずっと「クリエイティブガールグループ」を謳っていて、私はこれまで作詞や作曲をメインで担当してきました。ただ、今回の楽曲では初めてビジュアル周りにも携わらせていただき、メンバーのネイルチップをデザインから制作まですべて担当したんです。Ettoneのメンバーとして、ビジュアルという形で新しい役割を担えたのではないかなと思っています。

yuzuki:私はメンバー最年長ということもあって、人間性や感情をすごく大事にしていると自分でも思っています。なのでメンバーからの相談に乗ったり、自分自身の感情を無視せずに歩いていこうという思いが強いんです。あとは歌をずっと続けてきたので、歌い回しについていろいろ考えたり、リズムが大好きなので、「こういうリズム、いいな」ってみんなに共有したりすることもあります。

――新曲“1UP↑ 1DOWN↓”のコンセプトはどういった経緯で生まれたのでしょうか。

koyuki:最初に歌詞もメロディもないトラックだけを送ってもらって、それぞれが聴いて出てきたワードを持ち寄ったんです。そこで私から出てきたのが「ゲーム」でした。明るくポップな感じのサウンドが、すごくゲームっぽいなと思ったんです。

ただ、そのゲーム感の中にもちょっと闇を感じるというか、それが人生の上がり下がりのような印象と重なりました。元々、私は「人生イージーゲームっしょ」「なるようになるさ」と自分に言い聞かせて頑張るタイプなんです。それがパッと頭に浮かんで、yuzuちゃんに伝えました。

koyuki

yuzuki:koyuちゃんから「ゲーム」と聞いたときに、「ちょっとわかるな」と思ったんです。トラックから明るい印象もすごく感じていて。私はどちらかというと「人生ゲーム」をイメージしていたのですが、koyuちゃんが「ピクセルも思い浮かぶ」と言ってくれて。たしかに世界観としてはそっちの方が近いなと思いました。それから歌詞を書いているうちに人生要素も入り込んできて、結局「人生」と「ゲーム」が掛け合わさった感じになりました。

そのあと、ALYSAさん、(Furui)Rihoさんと初めてセッションをしたときに、「ゲーム」というテーマをお伝えしたんです。今年の私たちのコンセプトが「ユースノスタルジア」なので、ピクセルゲームのちょっとレトロな感じがそことマッチして、ALYSAさんの頭の中でピンと来たんだと思います。「すごくいいね」と言ってくださり、そこから「ゲーム」を軸に固めていく流れになりました。

ALYSA:私としては、初期の段階でポップで軽快な感じのワードがどんどん出てきていたので、「このままいくと、明るい方向に振り切ってしまうかも」という懸念もありました。

彼女たちの一番いいところは「ありのままで」というところだと思っていたので、曲を聴いたときに「自分が落ち込んでいるところも肯定してくれる」、そんな良さも引き出すにはどうしたらいいかなと考えたんです。それで負の感情というか、とにかく悪い言葉を引き出そうとしたんですけど、彼女たちがあまりにもピュア過ぎて、そういう言葉が全然出てこなかった(笑)。なので、そこは途中で諦めました。

――今作のテーマである「詰み感」について、ご自身の経験と重なる部分はありましたか?

koyuki:「予定が延びちゃって、やりたかったことができない」とか、「ちゃんとメイクして出かけたかったのに寝坊しちゃった」とか、日常的に小さいことで「詰んだ……」って感じることが多いです。でも、ゲームだとどんなに強い敵でも倒せるようにできているじゃないですか。だから日常で感じる小さな「詰み」も、それと同じノリで、ちょっと可愛いニュアンスで倒していけたらなと思いました。

yuzuki:私も似たような感覚があります。日常もそうだし、人生単位でも(歌詞に出てくる)《ミッションばっかで》《ずっと無限ループだ》《なんで処理できないんだ》みたいなことを結構頻繁に思うタイプなんです。「なんでこんなに上手くいかないんだろう」「課題が多すぎてどうしよう」みたいに、気分のアップダウンもすごく激しい。そんな状況でも「それでも進んでいくんだ」という気持ちはあって、そういう前向きなメッセージを伝えたいなと思っていました。それにkoyuちゃんみたいに前向きな人に助けられているところもあります。

yuzuki

Furui Rihoとの共作、感銘を受けた出来事

――Furui Rihoさんとのコラボはどういった経緯で実現したのでしょうか。

ALYSA:RihoちゃんにはEttoneのデビュー前から私がアタックしていて、半年かけて口説き落としました(笑)。そもそものきっかけは、yuzukiが課題曲でRihoちゃんの楽曲を歌っていたことで、そのときから「絶対に声をかけたい」と思っていました。

――4曲目で、満を持して共作に至ったと。

ALYSA:そうです。Rihoちゃんのツアーなどのスケジュールもあって、昨年末から制作に入ってもらいました。

――制作はどのように進んでいったのでしょうか。

ALYSA:まずトラックを渡したあと、koyukiとyuzukiが歌詞の種を持ってきてくれて、そこにRihoちゃんも「ちゃんとした大人」という題材を持ってきてくれました。それを軸にふたりが組み立てていく形でした。

ALYSA

yuzuki:Rihoさんが「ちゃんとした大人」「普通の大人だったらこうだよね」というような言葉を、歌詞というよりは文章で、詩のように書いてくださっていて。私たちはそれを軸に「これをゲームの世界と組み合わせたら、どんな単語が出てくるかな」とアイデアを出し合いました。セッションではRihoさん、ALYSAさんと一緒に「Aメロではこんなことを書きたい」「フックはこういう感じにしたい」と決めていって、最終的にトップラインに当てはめていきました。

――Furui Rihoさんとの共作を通じて、勉強になったり感銘を受けたりしたことはありましたか?

koyuki:Rihoさんは私たちのレコーディングにも立ち会ってくださって、歌い方や発声方法を細かく教えてくれました。表現しきれない部分があったときは、「こういう口の形で、こうやって発声してみて」と一緒に実演してくださって、すごくわかりやすかったです。相手に寄り添いながら教えてくださるのが印象的で、「いろんな視点から人を見ている方なんだ」と、すごく感動しました。

yuzuki:私は作詞でのRihoさんの関わり方が印象的でした。「それはどうしてそう思ったの?」と一つひとつ質問してくださったり、「これはこういう流れでこうなったんだね」と、私たちの考えを尊重しながら進めてくれて。私にとってRihoさんは神様のような存在なんですけど、今回の共作を通して、感覚を言語化し、実践も交えながら本当にわかりやすく教えてくださる方だなという印象を持ちました。

――Furui Rihoさんからかけてもらった言葉の中で、特に記憶に残っているものはありますか?

yuzuki:レコーディングブースで最初に歌ったとき、「リズムがいいね」と言われたのがすごく嬉しくて記憶に残っています。

koyuki:私は最初に「これまでどんな人生を歩んできたの?」と聞いてくださったのが印象的でした。そこで辛かった過去や今の覚悟など、いろんなお話しをしたのですが、Rihoさんは否定せずに「そっか、そういう人生を生きてきたんだね」と静かに肯定してくれて。全てを当たり前のように受け入れてくれたんです。その姿だけで、本当に素敵な方だと伝わってきました。

それともうひとつ、大好きな制作エピソードがあって。セッション中、Rihoさんがお昼休憩からスタジオに戻ってきたときに、「はい」って花を渡してくれたんです。「お花屋さんの前を通りかかって、綺麗だったから」って。そういうちょっとした瞬間に表れる感受性の豊かさや、人の中に入り込めるような歌詞、素晴らしい人柄が、アーティストとして長く愛される秘訣なのかなと思って、すごくキュンとしました。


ALYSAのプロデューサーとしてのこだわりと執念

――歌詞にはゲーム用語が散りばめられていますが、楽曲自体はチップチューンとはまた違って、ミッドテンポでボーカルを聴かせる、コーラスワークの映える曲になっています。こうしたサウンドの方向性は、どのように決めていったのでしょうか。

ALYSA:トラックの音数自体はかなり少なくしました。その分、ミックスエンジニアさんには無理を言って何度もやり直してもらっています。私がプロデュースからレコーディングまでを一貫して行い、自ら予算をコントロールしているからこそ、テイク50まで粘るといった無茶なトライができるんです。

たとえば今回は、ボーカルをトリプル(3本)まで録っていたのに、最初はダブル(2本)だけをエンジニアに渡していました。でも後から「やっぱり3本にして左右に振りたい」と思い直し、いちからミックスをやり直すような無茶なお願いにも付き合ってもらいました。

――トライしながら音数を減らしていったと。

ALYSA:はい。元々少ない音数から、さらに「ここのスナップはいらない」「ここは足そう」といった微調整をミックスと同時進行で行いました。こうした途方もないトライアンドエラーができる環境こそがEttoneの強みでもあり、私がここにいる意味だと思っています。他のグループに職業作家として参加した場合、ここまではできません。

Ettoneの音楽に対する私の執念は、自分でも異常だと思います。正直、よくみんな付き合ってくれるなと(笑)。ここまで音数を減らせたのは、そうした試行錯誤を繰り返せたからこそです。

――歌割りやコーラスの組み立ては、どのようなプロセスで?

ALYSA:歌割りについては……大前提として、yuzukiは低音域の倍音が深く綺麗に響くため、Ettoneの中ですごく貴重なメンバーなんです。みんな高音が出やすいのですが、yuzukiは低いところもすごく綺麗に響く。ダブルボーカル制をとるEttoneでは、どうしても下の音域をyuzukiに任せがちになります。でも、実は彼女は高音も出せるんです。今回はyuzukiとkoyukiが書いてくれた曲なので、一番声を張るところはyuzukiにお願いしようということで、彼女に託しました。

それと、最も大事にしたのは「どこのパートを誰が歌うか」よりも「ひとつの音として聞こえてくるか」というところです。《1UP↑ 1DOWN↓》というフレーズはサビのなかで何度も出てくるのですが、全て同じメンバーが歌うように徹底して割り振っています。

そのうえで、サビは1サビ・2サビ・ラストサビと3回登場するので、リードの振り分けは「A・A・B」の構成にしました。具体的には、1サビ・2サビのリードはAチームが、ラストサビの《迷い抜いた道 どこに行こうと》《Just found the way》のラインはBチームが歌うという形です。そうやってチームを入れ替えながら厚みを重ねていく作りなので、わりとゴスペルみたいな振り方になっていますね。

――コーラスについてはいかがですか?

ALYSA:コーラスワークは基本的にすべて生歌にこだわっています。「踊りながら歌えない部分」が出てきた場合は、踊りを引き算するという作り方をしているので、メンバーは本当に大変だと思います。でも最近はみんな鍛えられていて、今回もすごく頑張ってくれましたし、ハーモニーの厚みも綺麗に出るようになってきました。

――サビの歌詞が《迷い込んだ道》《迷い選んだ道》《迷い抜いた道》と一語ずつ変化していて、英語のパートも《Gonna find my way》《Still finding my way》《Just found the way》と段階的に変わっていきますよね。この三段活用のような変化は、どうやって思いついたのですか?

ALYSA:基本的なアイデアは、ふたりがたくさん出してくれた中から生まれました。最終的にRihoちゃんに「ここをこうしたい」と相談したりして、それを清書として2人に改めて提案しました。とはいえ《Gonna find my way》や《迷い込んだ道》も、基本は全部ふたりが書いていて、私が決めたのは三段活用の部分だけです。

それと今回はいいアイデアがたくさんあったので、最終的にそれが綺麗に解決される形にしたいと思っていたのがひとつ。その一方で、「めちゃくちゃ綺麗には解決させたくないよね」という天邪鬼な気持ちもありました。だから《そんな余裕ないって》で締めて、そこで一度落とすような感じにしました。

――《kawaiiモブにもあっかんべー》《ラスボスにもAボタン連打》のように、サビの真面目さに対して、ヴァースではちょっとふざけて反抗するようなトーンもありますね。

koyuki:そのフレーズはどちらも私が提案したんですけど、これはちょっとムカつくときの感情に近いんです。《kawaii》というのも「キュン」とする可愛さというよりは、上から目線で「可愛いじゃん」って言っているニュアンス。「こっちがちょっと大人になってやるか」みたいな、ちょっとした嫌味も含まれているんです。あと《Aボタン連打》は攻撃という意味で、ちょっと反抗的な意味合いになっていると思います。

yuzuki:《ラスボスにもAボタン連打》の前の《まあそんな余裕ないねっ》というところで、すっと力が抜ける瞬間があるんです。私もこのパートを歌うのがすごく好きで、ポップな要素として効いているなと思います。

――《タイムアタック》《ハードモード》のようなゲーム用語が全体に散りばめられている一方で、《連ドラ一気見》《止まんないスワイプ》のような、今の若い世代のリアルな生活を描いた言葉も登場します。こうした対比的な言葉選びは、どうやって生まれたのですか?

yuzuki:「ここは1Aともかけて考えたい」という話を最初にしていたんです。休日の生活感について「休みの日、どうしてる?」みたいな話になり、「意味もなく深夜まで起きてる」「スマホをずっとスワイプしちゃう」といった、あるある的な話が出てきて。ゲームの世界観の中に現代的な生活感のある言葉が出てくるとおもしろいんじゃないかということで、セッションの場で《連ドラ》《スワイプ》といったワードがババッと出てきました。


「止まらなければゲームオーバーじゃない」──すべての頑張る人へ贈るエール

――今作はEttoneにとって4曲目のリリースになります。この曲に至るまでの間で、おふたり自身「成長したな」と感じるのはどんな部分ですか?

koyuki:Ettoneに入ってから、すごく協調性が身に付いてきたなと感じています。私のこれまでの活動は結構個人戦で、ひとりで悩んでいる時間が長かったんです。社会には出ずに、ただひたすら練習する日々だったというか。それがEttoneとして活動するようになってからは合宿をしたり、メンバーと一緒に時間過ごすことが増えて、これまでとは正反対の生活を送るようになりました。常に誰かが近くにいるし、仕事の連絡を返すとか、そういう社会人としての振る舞いもこの1年弱で学んできた気がします。

yuzuki:すごくわかります。私の場合は、自分の主張や考えをちゃんと整理して言語化すること、形にしてみることなどを頑張ってきたと思います。だんだん活動の幅も広がってきて、まさにこれも“1UP↑ 1DOWN↓”なんですけど、上手くいかないときもあるけれど「まあ、いっか」と思って進んでいる感じもあって、それも成長だなと感じています。

――今作の最重要メッセージとして「失敗しても、止まらなければゲームオーバーじゃない」という言葉が掲げられています。そのメッセージを、いまどんな人に、どんな場面で受け取ってほしいですか?

koyuki:小さいことでも大きいことでも、何かを頑張っている人に届いてほしいです。たとえば夢を追いかけている人、勉強を頑張っている人……それこそ、生きていること自体を頑張っている人。そういった頑張っている全ての人に伝えたいですし、たくさん聴いていただきたいです。

yuzuki:気分が下がっているときはもちろん、上がり調子なときでも「大丈夫かな」「不安だな」と感じるときもあると思うんです。そういうときに「いや、大丈夫だよ。乗り越えられるよ」と伝えたいです。そういう言葉さえ鬱陶しく感じてしまうときもあるけど、それでも「大丈夫」って伝えたい。その意味でこの曲は、自分自身をも抱きしめられるような楽曲になっていると思います。ポップだけれど、優しさを持って包んでくれる楽曲に。だから、いろんな方に聴いていただきたいですね。


koyuki & yuzukiから、Furui Rihoへインタビュー

koyuki:Rihoさんが作詞するとき、実話をもとに考えるのか、想像や理想を表現するのか、どちらからインスピレーションを受けることが多いですか?

Furui Riho:私の曲は、ほとんどすべて自分の体験をもとに書いています。言葉に自分自身の体重が乗っていないと、説得力が出なかったり、人の心に届きにくかったりする気がしていて。歌詞の書き方は人それぞれだと思いますが、私はできるだけ人間らしく、リアルに書くことで、聴いてくださる方と気持ちを共有できたらいいなと思っています。

Furui Riho

koyuki:一緒に制作させていただく中で、すごくロマンチックな方で、人間性がとても素敵だなと思いました。日常的に気をつけている「ここだけは譲れない」という信念などはありますか?

Furui Riho:最初の制作のときに、みんなにお花を買っていったからかな……?(笑) 自分がロマンチックかどうかは分からないのですが、目の前にいる人を、できるだけ愛そうとすることは心がけています。

昔の私は人に嫌われたくなくて、相手に合わせたり、自分を偽ったりしていました。でもあるとき、それがとても苦しくなってしまって。それからは、「嫌われないように」自分を守るよりも、「目の前の人に愛を注いでいこう」と考えるようになりました。愛を注がれて嫌な人はいないと思うし、それでも合わないことがあるなら、それは私が悪いというより、相手がそれを必要としていなかっただけなのかなって(笑)。

そう考えるようになってから、前よりもずっと自分らしくいられるようになりました。これはできる限り忘れないようにしています。

yuzuki:Rihoさんはライブ前はいつも何を考えていますか? ルーティンなどがあればお聞きしたいです!

Furui Riho:ライブ前は、なるべくアドレナリンを出すようにしています。楽屋では仲間たちとカードゲームをしたり、リラックスして楽しく過ごしていることが多いのですが、そのままステージに上がると、ライブまでその空気の延長線上になってしまうんです(笑)。

だから本番の5〜10分前にはひとりの時間をつくって、目を閉じて集中力を高めたり、少し体を動かしたりしています。「これから狩りに出かけるぞ」くらいの気持ちで(笑)、自分の中のエンジンをかけて、熱を高めていく感じです。

そこまでできたら、あとは委ねる。最近はそうすることで、ステージに立つ怖さも少しずつ薄れてきた気がします。

yuzuki:落ち込んだときや自分を奮い立たせるときに、何か心掛けていることがあればお聞きしたいです!

Furui Riho:私は全てのことに意味があると思っていて、嫌なこと思い通りにいかないことはたくさん起こるけど、全て将来のために役立つものだと思ってるんです。だから「このアンラッキーもいつかのラッキー!!」そう思ってみると、意外と前向きに進むことができるんです。


【リリース情報】


Ettone『1UP↑1DOWN↓』
Release Date:2026.06.29 (Mon.)
Label:O21
Tracklist:
1. 1UP↑1DOWN↓

配信リンク

Ettone オフィシャルサイト


Spincoaster SNS