Choker

Windbreaker

Frank Ocean、Childish Gambino、James Blakeまでを想起させるこのハイブリット感。若きSSWが繰り出す、強烈なサマー・アンセム

USはミシガン州を拠点にするSSW、Chokerが本日8月3日(金)に2ndアルバム『Honeybloom』をリリース。今回はその中から「Windbreaker」を紹介します。

本作はアルバム全14曲一切捨て曲なし。個人的には、今年の新人の中では一番の問題作ではないかと思っています。とにかく聴いてほしいです。

夏の夕暮れの黄昏時、郷愁を誘うようなギターのアルペジオ。そこに夕日が沈みかける一瞬の薄明の如く儚い彼の声がマッチして、夏のアンセムと呼ぶに相応しい楽曲に仕上がっています。後半につれて彼の声のエモさが増幅していくのも素晴らしいです。

Frank OceanやChildish Gambino、James Blakeの名前を挙げましたが、その他にもSufjan Stevensのような静謐さ、ウェルメイドなソングライティング・センスもあったりと、近年世界が注目する才能たちともリンクする、そしてその橋渡しをするかのような、終始鳥肌モノの一曲です。

彼の影響の受けた音楽はバラエティーに富んでおり、音楽の入りは兄の影響でヒップホップを主に聴いていたそうな。その後、Feist、 Björk、The Postal ServiceやSufjan Stevensに影響を受けたとインタビューで語っています。

昨年、1stアルバム『Peak』をリリースした当初から各メディアから高く評価され、当時からFrank Oceanを引き合いに出す声も多かったです。また、1stアルバムのほぼ全ての楽曲がセルフ・プロデュースだというのも驚きです。

1年というスパンでの新作リリースと、そのスピード感や進化の速度にも驚かされました。今後の彼の活躍に目を離せません。


【リリース情報】

Choker 『Honeybloom』
Release Date:2018.08.03 (Fri.)
Label:Jet Fuzz
Tracklist:
1. Drift
2. Starfruit LA
3. Starfruit NYC
4. Jet Stereo
5. Windbreaker
6. Rocket
7. Suzuki Peaches
8. Fuji Unlimited
9. Screw Wave
10. Juno
11. Gusher
12. Baby Boy
13. Arboretum
14. Daisy

Takashi Komine

Curator & Interviewer

Takashi Komine

主に洋楽の新人アーティストの中でも上質なアーティストをお届けします。音楽の泥沼にハマったどこにでもいそうな青年。 【影響を受けたアーティスト】 Yuck、Rage Against The Machine、The Strokes