イギリスはロンドンを拠点とするSSW、bo enが新曲「love in a song」のMVを公開しました。
bo enは〈Maltine Records〉からのリリース経験もあり、日本のプロデューサー/アーティストとも親交の深い人物。オーガニックな音色を活かした、ポップでドリーミーな作風と、何かと親しいKero Kero Bonitoと同じく、自身の楽曲のなかに日本語を取り入れるなどの一風変わったスタイルでも話題を集めていました。
そんな彼による久方ぶりの新曲は、どこかクリスマス的な雰囲気を感じさせる、煌びやかな音使いが印象的な一曲。そのウェルメイドなサウンド・プロダクションなどから、Todd RundgrenやElton Johnなどを想起させます。そして、おそらく彼のこれまでのキャリアの中で最もロマンチックな雰囲気を湛えた一曲と言っていいのではないでしょうか。こんな素敵な曲を、バレンタインデーにドロップしてくる辺りもニクいですね。
楽曲の世界観をCGで表現したMVは、SOPHIEのディルドを3D化したことでも知られるDavid Hollandsによるもの。
なお、FADERの記事によると、この楽曲は2016年のクリスマス前にはできていたとのこと。しかし、ボーカルとミックスが上手くいかず頓挫。その後、ボーカル・レッスン受け、この度完成させることができたそうな。
現在、YouTubeの詳細欄やSoundCloudから本楽曲はフリーDL可能となっています。先述のFADERの記事では、「love in a song」はアルバムからの一曲とのことですが、そのアルバムのリリース日などはもちろんまだ発表されていません。
バレンタインデーのようにボーエンの愛を見せるよ
耳をすませば、新曲のウィスパーが。。。 pic.twitter.com/jIGIB8Sv0b— bo en (@boenyeah) February 14, 2018